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メガネのテンプル調整は自分でできる?快適さを保つための正しい知識

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「最近メガネのかけ心地が悪くて耳が痛い」「ずれてきて視界がぼやける」──そんなお悩みを感じていませんか?

メガネを毎日使う中で、少しの違和感が大きなストレスになることもあります。その原因の多くは、テンプル(つる)の角度やフィット感にあります。

本記事では、テンプルが合わないことで起こる不調や、快適さを取り戻すための調整方法、自宅での対応から専門店での調整サービスまで、丁寧にわかりやすく解説します。ご自身のメガネの状態を見直すきっかけとして、ぜひ参考にしてください。

自分でテンプルを直してもいい?失敗しない調整方法

メガネのかけ心地が悪くなったとき、「これくらいなら自分で直せるかも」と思うことがありますよね。しかし、自己調整には注意点やリスクも伴います。

ここでは、自宅でできる基本的な調整法から、避けたいリスク、そして専門家に任せる判断基準まで、順を追って解説します。

自宅でできるテンプル調整の基本とコツ

テンプルがゆるんだり、広がってしまったりするケースでは、自宅でもある程度の調整が可能です。

ただし、正しい手順を守らなければ破損の原因にもなります。まずは、最も基本的な調整方法を確認しましょう。

▼自宅でできるテンプル調整の基本手順

手順内容
温める60〜80℃程度のお湯でテンプルを1分程度温める(※)
曲げる耳の形に合わせてゆっくり手で調整する
冷ます自然に冷やして形状を固定する

(※)プラスチックフレームの場合。レンズ部分はお湯に浸けないよう注意。家庭での調整は破損リスクが高いため、できるだけ専門店での調整を推奨

温めることで素材が柔らかくなり、調整がしやすくなります。特にプラスチックフレームでは、この工程が重要です。力を入れすぎるとヒビ割れや折れの原因になるので、少しずつ微調整するようにしましょう。

自分で調整しても大丈夫?知っておきたいリスクと注意点

「簡単そうに見えるから」と気軽にテンプルをいじってしまうと、後で後悔することもあります。特にフレームの素材や構造によっては、予想以上に繊細な作業が求められます。

▼自己調整時に注意すべきリスク

リスク詳細
フレーム破損素材によっては折れたり、亀裂が入る可能性あり
変形の固定無理な力で曲げると元に戻せなくなる
保証対象外自己調整による破損は保証が無効になることも
調整不足見た目は直っていてもフィット感に差が出る

特にメタルフレームは力を入れすぎると歪みが残りやすく、セルフレームは熱に弱いため調整中に変色や変形が起こることもあります。

また、自己調整による破損はメーカーや販売店の保証対象外となることも多いので、判断には慎重さが求められます。

少しでも「難しそう」と感じたら無理をせず、専門家への相談をおすすめします。

「自分では不安…」そんなときは迷わずプロに相談を

テンプルの調整に慣れていない方や、フレームが特殊な素材・構造でできている場合には、専門店での調整が最も安全です。

実際、多くの眼鏡店では他店購入品であっても調整対応を行っています。

▼主な眼鏡店のテンプル調整対応状況

店舗名他店購入品の調整対応費用特記事項
眼鏡市場可能無料状態により要相談
JINS不可-JINSでレンズ交換を行ったフレームのみ調整可能
Zoff不可-Zoff商品であれば全国店舗で無料調整可能
OWNDAYS可能無料他店購入品でも基本的に無料で調整対応

どの店舗でも無料で調整してくれる場合が多く、プロによる微調整でフィット感が大きく改善することもあります。

特に、繰り返し違和感を覚える方や、メガネを長く愛用したい方には、3か月に1回程度の定期的なプロの調整をおすすめします。違和感を感じた際は、頻度に関わらずすぐに調整を依頼しましょう。

「ちょっと直すだけ」のつもりでも、専門家に任せることで安心感もかけ心地も格段に変わるはずです。

プロに任せるとここまで違う!眼鏡店でのテンプル調整

自分での調整に不安がある方や、より精密なフィッティングを求める方には、眼鏡店でのプロによる調整がおすすめです。専門の技術と設備を活用することで、快適なかけ心地を実現できます。

ここでは、眼鏡店での調整内容や費用、所要時間、そして定期的なメンテナンスの重要性について詳しく解説します。

眼鏡店での調整って何をするの?プロの技術を知ろう

眼鏡店では、以下のような専門的な調整を行っています。

▼眼鏡店で行われる主な調整内容

調整内容説明
テンプルの角度調整耳の後ろにフィットするよう、テンプルの角度を微調整する
鼻パッドの位置調整鼻への圧迫感を軽減し、メガネの高さを調整する
フレームのゆがみ修正フレーム全体のバランスを整え、レンズの中心位置を最適化する
ネジの締め直し緩んだネジを締め直し、部品のぐらつきを防ぐ
超音波クリーニング超音波を使って、フレームやレンズの汚れを除去する

これらの調整は、専用の工具や機器を使用し、経験豊富なスタッフが行います。自分では気づきにくい微細なズレや圧迫感も、プロの手によって解消され、快適な装用感が得られます。

調整ってお金かかるの?気になる費用と所要時間

眼鏡店での調整にかかる費用や時間は、店舗や調整内容によって異なります。以下に一般的な目安をまとめました。

▼調整にかかる費用と所要時間の目安

調整内容費用(目安)所要時間(目安)
テンプルの角度調整無料〜1,000円程度約10〜15分
鼻パッドの位置調整無料〜1,000円程度約10〜15分
フレームのゆがみ修正無料〜3,000円程度約15〜30分
ネジの締め直し無料〜500円程度約5〜10分
超音波クリーニング無料〜1,000円程度約10〜15分

多くの眼鏡店では、購入店でなくても調整を受け付けており、簡単な調整であれば無料で対応してくれる場合もあります。

ただし、特殊なフレームや部品の交換が必要な場合は、費用が発生することがあります。事前に店舗に確認すると安心です。

定期的に見直すべき?メガネを長く快適に使うコツ

メガネは日常的に使用するため、知らず知らずのうちにフレームが歪んだり、ネジが緩んだりすることがあります。

定期的なメンテナンスを行うことで、快適な装用感を維持し、メガネの寿命を延ばしましょう。

▼メガネを長く快適に使うためのポイント

  • 定期的に眼鏡店でフィッティングを受ける
  • メガネは両手でゆっくり着脱する
  • 専用ケースに入れて保管する
  • 汚れが気になったら専用クロスで拭く
  • フレームがずれたら早めに調整を依頼する

これらの習慣を意識することで、メガネのトラブルを予防でき、視力への負担も軽減されます。特に「定期的な調整」は、かけ心地を快適に保つだけでなく、見た目の印象にも大きく影響します。

テンプルが合っていないとどうなる?よくあるトラブルと症状

メガネのかけ心地に違和感があるとき、それはテンプル(つる)の角度やフィット感に問題があるサインかもしれません。放置すると、不快な症状だけでなく視力や身体の負担にもつながるため、早めの気づきと対応が大切です。

耳やこめかみが痛い…原因はテンプルの角度かも

耳の後ろやこめかみの痛みは、テンプルの角度が適切でない場合によく見られます。痛みの原因は複数ありますが、以下のようなポイントが影響しています。

▼耳やこめかみの痛みにつながる原因

原因詳細
テンプルの曲がり位置が合っていない耳の付け根にフィットせず、圧迫感が生じる
テンプルの広がりすぎ片手着脱などで広がり、フィット感が損なわれる
フレームサイズが大きい顔に対して大きすぎると、側頭部に負担がかかる
鼻パッドの位置がずれているメガネ全体のバランスが崩れ、耳に重さが集中する
マスクとの干渉マスクの紐が重なり、耳の後ろを強く押さえる

痛みが慢性化すると使用がつらくなるだけでなく、頭痛や肩こりの引き金にもなります。違和感を感じたら、無理をせずフィッティングの見直しをおすすめします。

メガネがずり落ちる・傾くときに確認したいポイント

歩いているときやうつむいた際にメガネがずれてくる場合、テンプルの状態やフレームのバランスに原因があります。

以下の表を参考に、ずれや傾きの原因を確認してみましょう。

▼メガネのずれ・傾きの主な原因

原因詳細
テンプルがフィットしていない長さ・角度が合っておらず、支えきれていない
フレームの変形不適切な保管や扱いでバランスが崩れている
パーツの劣化や緩み鼻パッドやネジの状態が不安定になっている
滑りやすい素材の影響汗や皮脂がテンプルに付着し、滑りやすくなる

こうしたズレをそのままにしておくと、レンズの中心と視線が合わなくなり、見え方に支障が出ることも。快適な視界を維持するためにも、定期的な調整が大切です。

頭痛や肩こりの原因になることも?放置せず早めの対処を

メガネがしっくりこないと感じたとき、それが肩こりや頭痛の原因になっていることもあります。視覚情報と身体のバランスは密接に関係しており、以下のようなケースに注意が必要です。

▼テンプル不適合が引き起こす体調不良の例

症状原因となるフィッティングの問題
眼精疲労視線がレンズ中心から外れ、無意識に調整が必要になる
頭痛レンズの傾きや度数のズレで、視界がゆがむ
肩こりフレームやテンプルの圧迫で血行が悪化する

メガネは単なる視力矯正器具ではなく、身体全体に影響を与える存在です。違和感や不調を感じたら、我慢せず調整を依頼することが、健康を守る第一歩です。

かけ心地を良くするためにできる日常の工夫

メガネのかけ心地は、日々の使い方や取り扱いによって大きく左右されます。ちょっとした工夫や注意を重ねることで、快適な装用感を長く保つことができます。

ここでは、メガネがゆがまないようにする使い方のポイントや、日常で気をつけたいテンプルの扱い方、そしてフィットするメガネを選ぶために知っておきたいことについて詳しく解説します。

メガネがゆがまないようにする使い方のポイント

メガネのフレームやテンプルは、日常のちょっとした動作や習慣によって徐々にゆがんでしまうことがあります。以下に、メガネがゆがまないようにするための使い方のポイントをまとめました。

▼メガネがゆがまないようにする使い方のポイント

状況注意点
着脱時両手でテンプルを持ち、顔に対してまっすぐに着脱する
保管時使用しないときは、専用のケースに入れて保管する
置くときレンズを下にして置かず、フレームが安定するように置く
携帯時ポケットやバッグの中で圧迫されないように注意する
清掃時レンズやフレームを優しく拭き、過度な力を加えない

これらのポイントを意識することで、メガネのゆがみを防ぎ、快適なかけ心地を維持することができます。特に、着脱時の動作や保管方法には注意を払いましょう。

日常で気をつけたいテンプルの扱い方

テンプルはメガネのかけ心地を左右する重要なパーツです。日常生活の中での扱い方に注意することで、テンプルの変形や劣化を防ぐことができます。

▼日常で気をつけたいテンプルの扱い方

状況注意点
着脱時テンプルを無理に広げたり、片手での着脱を避ける
保管時テンプルをたたんで、専用のケースに入れて保管する
使用中頭に乗せたり、首にかけたりしないようにする
清掃時テンプルの内側やヒンジ部分も丁寧に拭く
調整時自分で無理に曲げず、専門店で調整してもらう

これらの注意点を守ることで、テンプルの変形や劣化を防ぎ、メガネの寿命を延ばすことができます。特に、着脱時の動作や保管方法には注意を払いましょう。

フィットするメガネを選ぶために知っておきたいこと

メガネのかけ心地を良くするためには、自分に合ったメガネを選ぶことが重要です。以下に、フィットするメガネを選ぶために知っておきたいポイントをまとめました。

▼フィットするメガネを選ぶために知っておきたいこと

項目ポイント
テンプルの長さ耳の後ろに自然にフィットする長さを選ぶ
テンプルの素材軽量で柔軟性のある素材を選ぶ
フレームのサイズ顔幅に合ったフレームサイズを選ぶ
ノーズパッドの形状鼻の形に合ったノーズパッドを選ぶ
フィッティングの調整購入時に専門店でフィッティングを受ける

これらのポイントを参考に、自分に合ったメガネを選ぶことで、快適なかけ心地を実現することができます。特に、テンプルの長さや素材、フレームのサイズには注意を払いましょう。

まとめ

メガネのテンプル調整は、かけ心地に大きく影響する大切なポイントです。自宅で簡単に行える方法もありますが、素材や構造によってはリスクも伴うため、無理をせず、少しでも不安があれば専門店での調整を検討しましょう。

また、テンプルの合わないメガネを放置すると、耳の痛みやメガネのズレだけでなく、頭痛や肩こりなど体への負担につながることもあります。日常生活の中でも、両手での着脱や正しい保管など、少しの工夫で快適な状態を保つことが可能です。

自分に合ったメガネを選び、正しく扱い、必要に応じてプロの手を借りることで、快適な視生活が長く続きます。テンプルの調整は、見え方だけでなく暮らし全体の快適さにもつながる、大切なケアのひとつです。

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