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田川観光で出会う、懐かしい景色と美味しい時間。炭鉱遺産とレトロカフェを巡る旅

ミエルネ編集部丨執筆協力:先進会眼科 福岡飯塚 / 岡 義隆

先進会眼科 福岡飯塚(岡眼科クリニック)のオウンドメディア「ミエルネ」では、「見える感動」をテーマに視力に関連した情報を発信しています。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、先進会眼科の執筆協力を得ながら信頼できる記事を読者にお届けします。

「次の週末はどこかへ出かけたいけれど、人混みは疲れるし、ありきたりな観光地もちょっと……」そんな風に迷うことはありませんか?

都会の喧騒から少し離れて、歴史ある風景や豊かな自然の中で心をリセットしたいなら、福岡県田川市がおすすめです。かつて炭鉱の街として栄えたこの場所には、日本の近代化を支えた産業遺産だけでなく、四季折々の絶景や、地元の人々に愛される隠れ家カフェがあります。

この記事では、初めて田川を訪れる方でも安心して楽しめる、歴史・自然・グルメのおすすめスポットを厳選してご紹介します。懐かしくて新しい、心温まる休日を見つけに行きましょう。

筑豊のシンボルを巡る。炭鉱の記憶と歴史に触れる旅

田川市は、かつて日本の近代化を支えた筑豊炭田の中心地として栄えた場所。 当時の産業遺産は今も街のあちこちに残り、その歴史を静かに物語っています。

高くそびえる二本の煙突、力強い竪坑櫓、そして世界記憶遺産に登録された炭坑記録画──。 これらは単なる「遺産」ではなく、かつてこの地で懸命に働いた人々の汗と情熱が息づく、生きた歴史そのものです。

歴史に興味のある方はもちろん、写真好きな方や家族連れにもおすすめできる、見応えのあるエリアです。

石炭記念公園|日本の近代化を支えた地。二本煙突が見守る産業遺産の迫力

田川市を代表する公園の一つである石炭記念公園は、三井田川鉱業所伊田坑の跡地に整備されており、炭鉱の歴史を象徴する場所として親しまれています。 

園内には高さ45.45メートルの第一・第二煙突がそびえ立ち、その姿は遠くからでも目を引く存在感。 これらの煙突と竪坑櫓(たてこうやぐら)は国登録有形文化財に指定され、築造当時の位置から動かされることなく、今もなお歴史遺産として大切に保存されています。

 公園内には「炭坑節発祥の地」の碑も設置されており、炭坑節に登場する香春岳を背景に記念撮影する観光客の姿も多く見られます。 また、広場や複合遊具も整備されているため、お子様連れでものんびりと過ごせる環境です。 

毎年11月の第1日曜日とその前日には「TAGAWAコールマインフェスティバル~炭坑節まつり~」が開催され、キャンドルの灯りに包まれた幻想的な夜景も楽しめます。 産業遺産と四季折々のイベントが交わる、田川市ならではの魅力が詰まった場所です。​

▼石炭記念公園の基本情報

項目内容
所在地〒825-0002 福岡県田川市大字伊田2734-1
駐車場あり(約20台・無料)
公式サイト田川市(石炭記念公園)

田川市石炭・歴史博物館|世界記憶遺産「山本作兵衛」の炭坑画が伝える、かつての熱気

石炭記念公園内に位置する田川市石炭・歴史博物館は、筑豊炭田の歴史や技術の進化を詳しく学べる施設。 この博物館の最大の見どころは、2011年に日本で初めてユネスコ世界記憶遺産に登録された山本作兵衛氏の炭坑記録画・記録文書です。

山本作兵衛氏は自ら炭坑で働いた経験をもとに、坑内の様子や炭鉱労働者の生活を数百点の絵と文章で記録しました。館内では、当時の採炭技術の進化や炭鉱住宅の暮らしぶり、働く人々の姿が丁寧に展示されており、映像資料も充実しています。 

屋外には復元された炭鉱住宅や大型の採炭機械も展示されており、実物を間近で見ることで、より臨場感を持って歴史を体感できます。筑豊の歴史を深く知りたい方には欠かせないスポットです。​

▼田川市石炭・歴史博物館の基本情報

項目内容
所在地〒825-0002 福岡県田川市大字伊田2734番地1(石炭記念公園内)
電話番号0947-44-5745
営業時間・定休日営業時間:9:30〜17:30(入館は17:00まで)定休日:月曜日(休日の場合は火曜日。連休の場合は連休終了日の翌日)、12月29日〜1月3日
駐車場あり(石炭記念公園駐車場利用可)
公式サイト田川市(田川市石炭・歴史博物館)

風治八幡宮|川渡り神幸祭の舞台。地域に根付く勇壮な伝統と静寂の境内

田川伊田駅から徒歩わずか2分、宮山(高羽山)の上に鎮座する風治八幡宮は、田川市のほぼ中心に位置する歴史ある神社です。 社伝によれば、その起源は古く、海津見神を祀る地主神として始まり、鎮座は西暦204年、創建は814年とされています。 

毎年5月の第3土曜日とその翌日には、福岡県指定無形民俗文化財第1号に指定された「川渡り神幸祭」が開催されます。

 この祭りは福岡五大祭りの一つに数えられ、470年の伝統を誇ります。 2基の神輿と11台の山笠が色とりどりのバレン(穂先を模した飾り)を揺らしながら彦山川を渡り、互いに水しぶきをかけ合う「川渡り神事」は圧巻の迫力です。

 祭りの期間以外でも、静寂に包まれた境内は参拝者が心落ち着けるスポットとして親しまれています。 歴史と祭りの熱気が交わる、田川を代表する神社です。

▼風治八幡宮の基本情報

項目内容
所在地〒825-0014 福岡県田川市魚町2-30
電話番号0947-42-1135
営業時間・定休日参拝自由(社務所受付は9:00〜15:30頃)
駐車場周辺に有料駐車場あり(祭り期間中は混雑のため公共交通機関推奨)
公式サイトhttps://www.fuuji.net/

四季折々の自然美。写真に収めたくなる田川の風景

田川は炭鉱の歴史とともに、豊かな自然に恵まれたエリアです。 春の桜、夏の涼しい洞窟、秋冬には表情を変える山々──季節ごとに異なる表情を見せるこれらのスポットは、訪れるたびに新しい発見をもたらしてくれます。

 SNSでの撮影地としても人気が高く、家族連れからカップル、写真愛好家まで幅広い層が訪れる場所たちです。

丸山公園|春は桜の名所に。花見客で賑わう丘の上から眺める街のパノラマ

田川市を代表する桜の名所である丸山公園は、十二祖神社を中心に整備された公園です。

園内に約1,000本のソメイヨシノが植えられています。 毎年春、3月下旬から4月上旬の開花時期には「花まつり」が開催され、園内がピンク色に染まる光景は多くの花見客を魅了してやみません。 夜間のライトアップも行われ、昼間とは異なる幻想的な夜桜も楽しめます。 

丘の上に位置する公園からは、町の全景を眺められるのも魅力の一つです。 また、園内には藤やツツジも植えられており、桜の季節が終わった後も四季折々の花が咲き誇ります。

出店も立ち並び、お花見をしながら地元グルメを味わうのも格別です。新緑の季節には散策路としても格好の場所です。​

▼丸山公園の基本情報

項目内容
所在地〒826-0033 福岡県田川市丸山町19-1
営業時間・定休日24時間開放(花まつりは毎年3月下旬~4月上旬)
駐車場あり(35台・無料)
参考サイト福岡観光WEBクロスロードふくおか(丸山公園)

岩屋鍾乳洞|福岡県の天然記念物に指定。神秘的な地下世界で感じる自然の造形美

田川市夏吉地区に位置する岩屋鍾乳洞は、石灰岩が地下水によって長年侵食されることで形成された、ダイナミックな地下世界です。 

第一洞は福岡県の天然記念物に指定されており、その価値が認められています。 入口は須佐神社の境内を抜けて本殿の左手前方から始まり、バクチノキ(市の天然記念物)が目印となっています。 

入口から約170メートルは探勝コースとして整備されており、夏でも薄暗くひんやりとした空気に包まれながら探検できます。 洞内では「溶食ノッチ」など、自然が創り出した独特の地形を観察できます。 

無人管理のため、訪問時は各自で照明のスイッチを入れる必要がありますが、その過程も含めて冒険気分を味わえるスポットです。夏の避暑地としても多くの訪問者に愛されています。​

▼岩屋鍾乳洞の基本情報

項目内容
所在地〒825-0004 福岡県田川市夏吉岩屋4688-1
電話番号0947-85-7147(田川市たがわ魅力向上課)
営業時間・定休日9:00~17:00(無人管理のため自由出入可)
駐車場あり(30台・無料)
参考サイト福岡観光WEBクロスロードふくおか(岩屋鍾乳洞)

三井寺(平等寺)|夏の風物詩「風鈴トンネル」。涼やかな音色とフォトジェニックな空間

真言宗御室派平等寺、通称「三井寺」は、地元では「風鈴寺」の愛称で親しまれています。 毎年4月下旬から8月末にかけて、本堂横の庭に現れるのが、約10,000個の風鈴で創られた「風鈴トンネル」です。

 幅約2.5メートル、長さ約50メートルのトンネルに風鈴がチリンチリンと揺れる光景は、見る人の心を癒やし、聞く人の耳を優しく満たします。 訪問者は境内で風鈴を購入し、短冊に願い事を書いて吊るすこともでき、その行為自体が祈りの時間となります。 1時間に2回のしゃぼん玉タイムでは、色とりどりの短冊や輝く風鈴と、宙を舞うしゃぼん玉が幻想的な情景を作り出します。

 境内にはガッツポーズ地蔵、手抜き地蔵、ほほえみ地蔵など、ユニークなポーズの個性豊かなお地蔵さまも点在しており、訪れるたびに新しい発見があります。 6月1日(土)までは鯉のぼり、その後8月31日(日)まではミニ傘と風鈴の競演も楽しめます。

 写真スポットとしてもインスタグラムなどで注目を集めており、夏の思い出に色どりを添えるフォトジェニックな空間です。​

▼三井寺(平等寺)の基本情報

項目内容
所在地〒825-0002 福岡県田川市伊田2706-1
電話番号0947-42-7206
営業時間・定休日拝観時間:9:00~17:00(風鈴トンネルは4月下旬~8月末)
駐車場臨時駐車場あり(ナビは「田川市民球場」に設定)
公式SNS@mitsuidera_byodoji
備考ライトアップ時(8月23日・24日19:00~21:00):大人1,000円、高校生以下無料

レトロな空間でほっと一息。地元で愛されるカフェ&ランチ

田川市内には、昭和の温かさと現代のセンスが交わったユニークなカフェや食堂が点在しています。 これらのお店は、地元の常連客だけでなく県外からも多くの人が足を運ぶほど人気で、丁寧に作られた料理と心地よい空間が魅力です。 

ランチから珈琲、そして廃校を活かしたユニークなダイニングスペースまで、訪れるたびに新しい出会いが生まれる場所たちです。

Benvenuto 蘭和|大正ロマンの風情漂う空間で楽しむ、上質な珈琲と洋食ランチ


田川市川宮の国道201号線沿いに佇む「Benvenuto 蘭和(らんか)〜capitolo due〜」は、43年続いた老舗喫茶店がイタリアから帰国した夫婦の手で生まれ変わった特別な場所です。 

昭和の面影を残しながらも本格イタリアンが融合した、稀有な雰囲気が特徴。 店内は温かみのある照明に包まれ、レトログッズや家具が時代を重ねた歴史を静かに語っています。

 メニューは「打倒ファミレス」を掲げるほど充実しており、定食から本格パスタ、デザートまで幅広く揃っています。 

特に人気なのは、海の幸たっぷりの「ペスカトーレの包み焼き」や「エビとホタテとヤリイカのパスタ(たらこクリーム)」など、イタリアで修行した技が光る一品たちです。 また、「男前ランチ」「ベッピンランチ」といった親しみやすいネーミングのランチセット(税込980円〜1,200円)も大人気です。

 訪問時は駐車場が満車になるほどの人気ぶりで、県外からの来客も多いため、予約をおすすめします。 ほっと一息つきたいあの人と、懐かしくて新しい空間をシェアしてみてください。​

▼Benvenuto 蘭和の基本情報

項目内容
所在地福岡県田川市川宮712-1
電話番号0947-45-0188
営業時間・定休日■営業時間
11:00~16:00(木曜日14:00 L.O.)
■定休日
日曜日
駐車場あり
公式SNS@benvenuto_ranka

東町珈琲焙煎所+C|スペシャルティコーヒーの香りに包まれて。専門店が淹れる至福の一杯

田川市夏吉、国道201号線沿いに位置する「東町珈琲焙煎所+C」は、珈琲専門店ならではのこだわりが詰まった一軒です。 自家焙煎のスペシャルティコーヒーを中心に、丁寧に淹れられた一杯は珈琲好きの心をつかんで離しません。

 店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気が広がり、4人テーブル席と2人席の計6席が配置されています。 ランチは平日11時から14時に限定で「本日のカレー」が提供され、珈琲の香り高い空間の中で、カレー専門店顔負けのスパイス香る本格的なメニューが楽しめます。

 グリーンカレーやキーマカレーなど、季節によって異なるカレーが登場し、毎回の訪問に期待感がのります。 テイクアウトでの珈琲利用はもちろん、予算に合わせたコーヒーギフトの相談も可能です。 地元の珈琲好きに愛される、隠れた名店です。​

▼東町珈琲焙煎所+Cの基本情報

項目内容
所在地福岡県田川市夏吉339-1
電話番号0947-23-2333
営業時間・定休日■営業時間
8:30~18:00
■定休日
不定休(Instagram要確認)
駐車場あり
公式SNS@higashimachicoffee

おいとま食堂|廃校が生まれ変わった懐かしの場所。温かみのある空間で味わう定食ごはん

田川市猪国、旧猪位金小学校の廃校跡地「いいかねPalette」の一角にある「おいとま食堂」は、元給食室を改装したユニークな飲食店。 店名の「おいとま」は一般的には「帰る」を意味しますが、ここでは「こっちに帰ってくる」という逆の発想が込められており、ウェルカムな心が込められています。 

黒を基調とした空間は陶芸家による一点物の器で彩られ、靴を脱いで寛げる小上がり席でゆったりとした時間が過ごせます。

 看板メニューの「チキン南蛮定食(ドリンク付き 税込1,580円)」には、並々ならぬこだわりが詰まっています。 宮崎の名店で感動したチキン南蛮をヒントに独自のレシピを開発し、衣が剥がれない切り方や、甘めに仕上げた甘酢が二度楽しめるよう工夫されています。 

副菜も季節によって工夫されており、夏季限定の「完熟あまおうの苺けずり」など、筑豊の地元農家との契約による食材も使われています。 元校舎の卒業生や地域の事業者が「母校」として集まり、企業研修や謝恩会も開催されるなど、コミュニティスペースとしても機能しています。 懐かしさと温かさに包まれた、心が満たされる場所です。​

▼おいとま食堂の基本情報

項目内容
所在地福岡県田川市猪国2559 いいかねPalette1階
電話番号050-6880-1834
営業時間・定休日■営業時間
平日12:00~15:00(L.O. 14:00)
土・日祝日 12:00~16:00(L.O. 15:00)
■定休日
水・木曜日(祝日を除く)
駐車場あり
公式SNS@oitoma.syokudo

まとめ

田川は、炭鉱の歴史が色濃く残る産業遺産と、四季折々の自然美、そして個性豊かな飲食店が見事に調和したエリアです。

歴史的な背景を学びながら、どこか懐かしい風景や温かい人々の営みに触れることで、日常を忘れて心身ともにリフレッシュできます。

次の休日は、この街ならではの深い魅力と美味しい出会いを求めて、田川へ足を運んでみてください。

※訪問の際は最新の営業情報を、各スポットの公式サイトやSNSで事前にご確認ください。

  • この記事を書いた人

ミエルネ編集部丨執筆協力:先進会眼科 福岡飯塚 / 岡 義隆

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