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遠近両用コンタクトレンズは乱視でも使える?仕組み・選び方・おすすめレンズをていねいに解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「最近、スマホの文字がぼやけるようになった」「遠くも近くもピントが合いにくい…」そんなふうに感じていませんか?加齢による視力の変化に加えて、もともとの乱視もあると、メガネやコンタクト選びに迷ってしまう方も多いはずです。

そこで注目されているのが、「遠近両用+乱視用コンタクトレンズ」。1枚のレンズで、遠くも近くも、そして乱視まで補正できる高機能なレンズですが、「本当に見えるの?」「どれを選べばいいの?」と不安に思う方もいるかもしれません。

この記事では、遠近両用と乱視の両方に対応したコンタクトレンズについて、しくみや選び方、使い心地などをわかりやすく解説しています。初めて検討している方にも読みやすいように、やさしく丁寧にまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

遠近両用コンタクトの仕組みとタイプ別の特徴

視力の変化に悩む方のなかには、「遠くは見えるのに近くがぼやける」「乱視もあってレンズ選びが難しい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、遠近両用コンタクトレンズの基本的な見え方の特徴や、仕組みの違い、ソフトとハードのタイプ別特性について、わかりやすく解説します。

遠近両用はどう見える?年齢とともに変わる視力への対応

一般的に40歳頃から症状を自覚し始め、45歳頃には老眼鏡が必要になることが多いです。「スマートフォンの文字が読みにくい」「遠くは見えるのに手元がぼやける」といった症状が現れることがあります。

これは老眼(加齢による調節力の低下)が進んでいるサインで、多くの人が直面する自然な変化です。

遠近両用コンタクトレンズは、こうした視力の衰えに対して、1枚のレンズで「遠く」と「近く」の両方を見やすく補正できる点が大きな特徴です。さらに、近年は乱視にも対応した遠近両用タイプが登場し、複数の視力課題を抱える人でも、快適に使えるようになっています。

▼遠近両用コンタクトの対象になる見え方の悩み(例)

悩みの内容視力状態該当する補正タイプ
遠くは見えるが近くがぼやける老眼(老視)遠近両用
近くは見えるが遠くが見えにくい近視+老眼遠近両用
ぼやけが常にありピントが合わない乱視+老眼遠近両用+乱視用(トーリック)

遠近両用レンズは、老眼だけでなく、近視・遠視・乱視など複数の視力課題がある人にも対応できるのが魅力です。

ただし、初めて使う人には多少の慣れが必要なこともあります。見え方の特性を理解し、自分に合うタイプを選ぶことが重要です。

遠近両用コンタクトの仕組みとは?仕分け方式の違いを解説

遠近両用コンタクトレンズは、1枚のレンズに「遠く用」と「近く用」の度数が同時に組み込まれている特殊な構造をしています。この仕組みにより、視線を動かすだけでさまざまな距離に焦点を合わせることが可能になります。

レンズの設計には主に以下のような方式があります。

▼主な遠近両用コンタクトの仕組み

方式名特徴向いている人の傾向
同心円型中心と外側に異なる度数が交互に配置されている目の動きが多い人、初心者
交代型(セグメント型)レンズの上下に遠近エリアが分かれているハードレンズ経験者、乱視が強い人
中心近用・中心遠用型中心部に近用または遠用を置く設計生活スタイルに応じて選びやすい

同心円型はソフトレンズによく見られる設計で、自然な見え方が特徴です。一方、交代型は上下のエリアを使い分ける仕組みのため、慣れは必要ですがよりクリアな視界を得やすいというメリットがあります。

選ぶ際には、普段の視線の動きや生活習慣、どの距離で最も快適さを求めたいかを意識すると、自分に合った仕組みが見つかりやすくなります。

ソフトレンズとハードレンズ、何が違う?

コンタクトレンズには大きく分けてソフトタイプとハードタイプがあります。遠近両用コンタクトでも、この2種類から選ぶことができ、それぞれに特徴と向き・不向きがあります。

▼ソフトレンズとハードレンズの比較

項目ソフトレンズハードレンズ
装用感柔らかく違和感が少ない最初は違和感があるが慣れると快適
酸素透過性高いものもあるが種類により異なる非常に高く、目にやさしい
乱視への対応力軽度の乱視に対応する製品が多い強い乱視にも正確に対応しやすい
価格と耐久性比較的安価で使い捨てタイプが主流高価だが長持ち

遠近両用コンタクトを選ぶうえで、「使い心地を重視したい」「乱視の度数が強い」「ドライアイが気になる」など、自分の目の状態やライフスタイルに合わせた選択が大切です。

特に乱視と老眼の両方に対応するには、眼科医のアドバイスを受けながら選ぶのが理想的です。

乱視があっても大丈夫?進化する遠近両用レンズの実力

「乱視があるけど、遠近両用コンタクトは使えるの?」という疑問を持つ方は少なくありません。かつては「乱視がある人は遠近両用が使いにくい」と言われていた時代もありましたが、現在は技術の進化により、乱視と老眼の両方に対応できる遠近両用レンズが多数登場しています。

ここでは、乱視に対応する遠近両用レンズの仕組みや、対応可能な乱視の種類、そして処方の重要性について詳しく解説していきます。

トーリックタイプで乱視にも対応!その仕組みを解説

乱視があると、「視界がにじむ」「焦点が合いにくい」「夜間の光がぼやける」といった悩みが出やすくなります。これは、角膜や水晶体の形が均一でないために、光が網膜に正確に集まらないことが原因です。これを補正するために使われるのが「トーリックレンズ」と呼ばれる専用設計のレンズです。

トーリックレンズは、一定方向にだけカーブの度合いを変えた特殊な形状をしており、光の屈折を乱視に合わせて調整する設計になっています。遠近両用タイプでは、この乱視補正の構造に加えて、近距離と遠距離の両方を見やすくする度数設計が一体化されています。

▼遠近両用+乱視対応(トーリック)レンズの仕組み

特徴解説
円柱状の度数構造(乱視補正)光のズレを修正し、焦点を合わせる
遠近の度数を統合した複合設計1枚のレンズで複数の距離に焦点を合わせられる
レンズの向きを安定させる構造上下の厚み調整やプリズムバラストにより、視界のブレを防止

このような構造により、トーリック遠近両用レンズは「にじみを抑えて、遠くも近くも快適に見る」という複雑なニーズに応える製品となっています。ただし、その構造ゆえに高い精度の処方とフィッティングが重要です

対応できる乱視・できない乱視とは?

「乱視がある」といっても、その種類や度数によっては遠近両用レンズに向かないケースもあります。乱視には主に角膜乱視水晶体乱視の2つがあり、多くの市販レンズは角膜乱視に対応しています。

▼乱視の種類とレンズ適応の目安

乱視の種類特徴レンズの対応可否
角膜乱視角膜の形が歪んでいる乱視多くのトーリックレンズで対応可能
水晶体乱視目の中の水晶体のゆがみからくる乱視対応が難しいケースもある(要処方確認)
混合乱視・高度乱視度数が強く複雑な乱視特注・ハードタイプで対応可能な場合も

また、乱視の軸(角度)や度数が強すぎる場合には、既製品のソフトレンズでは合わないこともあります。その場合、ハードレンズやカスタムオーダーが必要となることもあります。

対応の可否は自己判断せず、必ず眼科医の処方で確認することが基本です。「なんとなく見えにくい」「コンタクトをすると疲れる」と感じる方は、乱視の種類や度数が合っていない可能性があります。

眼科での処方が大切な理由とは?

遠近両用+乱視用コンタクトは、通常のレンズに比べて設計が非常に複雑です。複数の度数を組み合わせて視力を補正するため、わずかなズレでも「ピントが合いにくい」「目が疲れる」「視界がゆれる」といった不快感に繋がります。

そのため、自己判断やネット上の度数入力だけでは最適な見え方にならない可能性が高く、専門の視力測定とフィッティングが欠かせません。

▼眼科で処方を受けるメリット

  • 正確な乱視の度数・軸の測定ができる
  • 老眼の進行度もふまえて最適な設計が選べる
  • 試用レンズで実際の見え方を体験できる
  • 違和感があればすぐに調整してもらえる

また、遠近両用コンタクトは慣れの期間が必要なため、眼科でのフォローアップが受けられるのも大きな安心材料です。「乱視があるから無理」と思い込まず、一度相談してみることで新しい視界が開けるかもしれません。

遠近両用×乱視対応コンタクト、どう選ぶ?迷わないためのヒント集

遠近両用+乱視用コンタクトレンズは、複雑な視力の悩みに応える便利なアイテムですが、選び方を間違えると「見え方に違和感がある」「高いのに合わなかった」といったトラブルに繋がりかねません。

ここでは、使用シーンごとの選び方・処方の受け方・比較ポイントを3つの視点から解説し、失敗しない選び方をサポートします。

遠近両用+乱視用ってどう選ぶ?使用シーン別に考えるレンズタイプ

遠近両用+乱視対応コンタクトレンズは、「どんな場面で使いたいか」によって選ぶべきタイプが異なります。乱視と老眼を同時に矯正するには、見たい距離の優先順位をはっきりさせることが大切です。

たとえば、デスクワーク中心の方は「近くがしっかり見えるタイプ」を優先し、運転をよくする方なら「遠くをはっきり見えること」が重要になります。

▼使用シーン別のおすすめ遠近両用+乱視用レンズの選び方

使用シーン重視する見え方おすすめタイプ例
デスクワーク中心近距離の見やすさ中心近用型ソフトレンズ
運転や屋外での作業遠距離の安定性中心遠用型または交代型ハードレンズ
スマホ+外出が多い生活バランスのとれた視界同心円型または中心近用型ソフトレンズ

見え方のバランスに加えて、「毎日使うのか・休日だけか」「長時間装用するか」など、ライフスタイルに合うかどうかも判断基準になります。使いたい場面を明確にすることで、より満足度の高いレンズを選べます。

乱視と老眼、両方を考慮した処方ができるのはどこ?

遠近両用+乱視対応のコンタクトは、一般的なレンズよりも処方が難しく、個人差が出やすいのが特徴です。そのため、「どこで処方を受けるか」がとても重要です。

ネット通販などで販売されているレンズは便利ですが、初めて使用する方や度数変更を考えている方には、眼科やコンタクト専門店での処方が強くおすすめされます。

▼処方を受ける場所とその違い

処方先特徴おすすめする人
眼科正確な検査+医学的アドバイスが受けられる初めて使う人、乱視が強い人
コンタクト専門店検査+製品の比較・提案が受けられる商品選びに迷っている人
通販サイト処方箋なしで購入可能、価格が安いリピート購入、処方が安定している人

特に乱視と老眼が混在している場合、既製品の度数だけでは対応しきれないケースもあります。専門的なアドバイスを受けながら、自分の目の状態に合ったレンズを選ぶことがクリアな視界につながることを覚えておきましょう。

見え方・価格・快適さをどう比べる?複合機能レンズならではのチェックポイント

遠近両用+乱視用コンタクトは、機能性が高いぶん、価格や快適性にばらつきがあるのも事実です。失敗を防ぐには、単に「安いから」「人気だから」と選ぶのではなく、自分の優先ポイントを決めて比較することが大切です。

▼遠近両用+乱視用レンズを選ぶときの比較ポイント

比較項目チェックポイント例
見え方遠く・近くの見えやすさ、視界のなめらかさ
価格1枚あたりのコスト、使い捨てor定期交換の有無
快適さ装用感・乾きにくさ・目の疲れの出やすさ
サポート体制トライアルの有無、交換保証、購入後の相談窓口など

特に、乱視用と遠近両用の両方を兼ね備えた製品は高価になりがちですが、「快適に毎日使えるか」「違和感なく装用できるか」といった視点も、価格と同じくらい重要です。

また、最初から1ヶ月分をまとめて購入するのではなく、トライアルや少量パックで試してみるのも賢い方法です。もし合わないと感じた場合も切り替えやすく、金銭的リスクも抑えられます。

タイプ別に紹介!おすすめの遠近両用+乱視用コンタクトレンズ

遠近両用かつ乱視にも対応したコンタクトレンズは、「遠くも近くも見づらい」「乱視もあって選び方が難しい」と感じている方にとって、大きな助けとなる存在です。

しかし実際には、国内で購入できる製品はまだ限られており、選択肢が少ない分、自分に合うレンズを見つけるには正しい知識と慎重な比較が欠かせません。

ここでは、信頼性の高い遠近両用+乱視用コンタクトレンズを、ソフトレンズ・ハードレンズに分けて紹介し、あわせてトライアル活用のポイントもお伝えします。

ソフトレンズ派におすすめ!人気の製品

ソフトレンズは、やわらかく装着感がよいことから「コンタクト初心者」や「長時間の装用をしたい人」に人気です。

日本国内では、乱視にも対応した遠近両用ソフトレンズはまだ少ないですが、以下のような製品が存在します。

▼おすすめの遠近両用+乱視用ソフトレンズ(日本国内販売製品)

製品名メーカー特徴
2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリックメニコン日本初の遠近両用+乱視用ソフト。高酸素透過性、2週間交換型
メダリスト フレッシュフィット コンフォートモイスト〈遠近両用〉ボシュロム乱視が軽度であれば代替可能。快適な装用感と保湿性が特徴

2WEEKメニコン プレミオ 遠近両用トーリックは、国内では数少ない“乱視にもちゃんと対応してくれる遠近両用ソフト”。軽い乱視と老眼、どちらも気になる…という方には、試してみる価値のあるレンズです。

一方で、メダリスト フレッシュフィットのように、軽度の乱視であれば遠近両用レンズで代用できる場合もあるため、事前に眼科で相談するとよいでしょう。

ハードレンズが合う人に!おすすめ製品と特徴

「よりクリアな視界で過ごしたい」「強い乱視にもしっかり対応したい」という方には、ハードタイプの遠近両用レンズが適しています。

装用感に慣れる必要はありますが、視力補正の精度が高く、特に乱視が強い方や既にハードレンズに慣れている方におすすめです。

▼おすすめの遠近両用+乱視用ハードレンズ

製品名メーカー特徴
メニフォーカルZメニコン遠く中心・近く外側の設計。強度乱視にも対応可能な高酸素透過タイプ
レインボー ライフスタイルレインボーコンタクトやわらかハード。酸素透過性と快適な装用感を両立

ハードレンズは、軸のずれが少なく、乱視の補正精度が非常に高いため、「メガネでも視力が安定しない」「老眼鏡がわずらわしい」といった方にとって心強い選択肢です。

また、レインボーのような「やわらかハード」素材を使った製品は、従来の硬さによる違和感をやわらげてくれます。

初めてならトライアルも活用しよう

遠近両用+乱視用コンタクトレンズは、構造が複雑なぶん「合う・合わない」が分かれやすく、購入前に試すことがとても重要です。

眼科やコンタクトショップでは、お試し用のレンズを用意していることが多いので、まずは気軽に試してみましょう。

▼トライアルがおすすめな理由

利点解説
実際の見え方を確認できる近く・遠く・乱視の見え方のバランスを事前に体験できる
装用感や乾きやすさも試せる装用時間やレンズの厚みによる違和感をチェックできる
買い替えのリスクを軽減できる万が一合わなかった場合の金銭的・心理的ストレスを防げる

「思ったよりぼやける」「慣れないと疲れる」と感じた場合でも、トライアル期間中なら調整や別製品への切り替えが可能なことが多く、初めての方にこそ活用してほしい制度です。

購入前には、ぜひ眼科や店舗で「試せるレンズがあるか」を確認してみてください。

実際の使い心地はどう?よくある疑問と注意ポイントを解説

遠近両用+乱視用コンタクトレンズは、とても便利な反面、「ちゃんと見えるのかな?」「慣れるまでに時間がかかるって本当?」など、不安や疑問を持つ方も少なくありません。

ここでは、実際に使い始めたときによくある違和感や悩み、事前に知っておくと安心なポイントをわかりやすく解説していきます。

慣れるまでにどのくらいかかる?装用初期の注意点

遠近両用+乱視用のコンタクトレンズは、構造が複雑な分、見え方にも独特のクセがあります。

慣れるまでの期間はレンズタイプによって異なり、ソフトレンズの場合は1週間程度、ハードレンズの場合は2週間程度かかることが一般的です。

特に最初の数日〜1週間ほどは、「ちょっとぼやける」「距離感がつかみにくい」と感じる方もいます。これは、目や脳が「遠くと近く、どちらも見ようとする視点の切り替え」にまだ慣れていないためで、乱視がある場合は、レンズの向きが安定するまで時間がかかることもあります。

▼慣れるまでのポイント

ポイント説明
焦らず短時間から始めるまずは1〜2時間の装用からスタート。徐々に時間を延ばしていく
ピント合わせは「見る距離」に意識をスマホや本を見るときは意識的に近くを見て、遠くを見るときは視線を動かす
生活リズムの中で使ってみる通勤や買い物など、日常の動作を通して自然な見え方に慣れていく

「ちょっと違和感があるかも…」というときは、装用時間を無理に伸ばさず、無理のないペースで使うことが大切です。見え方に不安が続く場合は、我慢せず眼科に相談するようにしましょう。

目の疲れや乾燥を感じたときの対処法とは?

遠近両用+乱視用コンタクトを使っていると、「目が疲れやすくなった」「夕方になると乾いてくる」といった声もよく聞かれます。

これは、ピントの調整を脳と目で同時に行っていることや、レンズの厚みが影響する場合があるためです。

▼目の疲れ・乾燥が気になるときの対策

状況対処法・ケア方法
夕方に目がショボショボする1〜2時間おきにまばたきを意識する、軽く目を閉じて休む
パソコン作業で疲れやすいブルーライトカット眼鏡やモニター距離の調整も併用すると効果的
乾燥を感じることが増えた防腐剤フリーの目薬を使う、加湿器で部屋の湿度を保つ
日常的にゴロゴロ感がある装用時間が長すぎないか見直す、レンズの相性や素材を再確認

「つけていれば大丈夫」と思い込まず、少しでも目の異変を感じたら一度外して休憩することも大切です。少しでも気になることがあれば、我慢せずに目を休めたり、眼科に相談してみましょう。

購入前に確認したい!返品・交換・保証のチェックポイント

コンタクトレンズは肌に直接触れる医療機器のため、一度開封すると返品や交換ができないケースがほとんどです。とくに遠近両用+乱視用は高価なこともあり、購入前にしっかりチェックしておきたいポイントがあります。

▼購入前に確認しておきたいこと

項目内容例
返品・交換の条件「未開封のみ可能」「処方ミス時は交換対応あり」など販売元で異なる
トライアルの有無事前に試せるかどうか(眼科での無料提供、販売店での少量セットなど)
保証制度の内容「30日以内交換OK」「初回のみ保証」など各社による制度の違いを確認
処方箋の有無と有効期限通販サイトでは処方箋が必要な場合も。発行日からの期限にも注意

ネット通販は便利ですが、返品対応がない・サポートが少ないこともあるため、初めて購入する場合やレンズを変えるときは、できるだけ眼科や店舗で相談しながら選ぶのがおすすめです。

まとめ

遠近両用コンタクトレンズは、年齢による見えづらさや乱視といった複雑な視力の悩みに対応できる、心強いアイテムです。最近では、乱視にも対応したタイプが登場し、「遠くも近くも見にくい」「ピントが合いにくい」と感じていた方でも、より快適な視界を得られるようになってきました。

ただし、遠近両用+乱視用レンズは、見え方やフィット感に個人差があり、慣れるまでに少し時間がかかることもあります。まずは自分のライフスタイルや目の状態に合ったレンズを選び、無理のないペースで使い始めることが大切です。

自分にぴったりのレンズが見つかれば、日々の生活がぐっと快適になります。遠近も乱視も、どちらもあきらめずに、上手に目と付き合っていきましょう。

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LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

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