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コンタクトレンズの捨て方は?使用後レンズの正しい処分法を解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「コンタクトレンズって、使い終わったらどうやって捨てればいいの?」そんな素朴な疑問を持ったことはありませんか?特に、毎日ワンデーを使っている方や、使わなくなった2weekやケースなどが溜まってしまった方は、正しい処分方法がわからずに困ってしまうこともあると思います。

この記事では、「コンタクトレンズの捨て方」をテーマに、基本的な処分方法から、間違いやすいポイント、種類別のルールまでをわかりやすく解説。さらに、未使用レンズや片方だけ余った場合の対応など、日常でよくあるシーンについても紹介します。

ぜひ最後まで読んで、今日からすぐ実践できる“正しい捨て方”をチェックしてみてください。

もう迷わない!コンタクトレンズの捨て方の基本

毎日使うコンタクトレンズ、でも「使い終わったらどう捨てればいいの?」と迷う人は多いものです。ここでは、よくある処分方法の誤解とあわせて、基本の捨て方をわかりやすくご紹介します。

どう捨てるのが正解?基本をやさしく解説

コンタクトレンズは、小さいからといって「流す」「そのまま捨てる」といった処分はNG。基本のルールを知っておけば、毎日の習慣として安心して処分できます。

▼コンタクトレンズの正しい捨て方(基本)

  • レンズはティッシュに包んで捨てる
  • 小袋などに入れて、ごみ箱へ
  • 自治体のルールに合わせて分別する

特別な処理は不要ですが、「可燃ごみ」か「不燃ごみ」かは自治体によって違うので、迷ったときは地域の分別表をチェックしておきましょう。

ゴミ箱?流し?やってしまいがちな間違いとは

処分に迷ってついやってしまいがちなのが、「流す」「まとめて捨てる」といった方法です。手軽に感じるかもしれませんが、実はこれらは誤った方法なんです。

▼ついやりがちなNGな捨て方

  • トイレにそのまま流してしまう
  • 洗面台で手を洗いながら流す
  • ケースに入れたままごみに出す
  • ティッシュに包んでトイレへ流す

小さくて軽いコンタクトレンズは扱いやすい半面、気をつけないと間違った捨て方になってしまうこともあります。

とくに「ティッシュに包めばOK」と思って流してしまうのは要注意。しっかり分別して、ごみ箱に捨てるようにしましょう。

水に流すとどうなる?処理施設への影響

「小さいから流しても問題ない」と思っていませんか?でも実は、使用済みのコンタクトレンズを水に流すことは、処理施設や環境にとって負担になってしまうのです。

▼水に流すことで起こるトラブル例

影響内容
下水処理への負担レンズが微細プラスチックとして残る
環境汚染のリスク河川や海に流出する可能性がある
配管詰まりの原因に家庭の排水設備に負担がかかることも

レンズは目に入れるために作られているので、とても丈夫な素材。簡単には分解されず、下水処理をすり抜けてしまうこともあるんです。知らずにやってしまっていた人も、今日から「流さない」を意識するだけで、環境への配慮がひとつ叶います。

種類別にチェック!レンズとその付属品の処分方法

コンタクトレンズといっても、実はその種類や付属品によって、処分の仕方が少しずつ異なります。普段何気なく使っているレンズですが、タイプごとに正しい捨て方を知っておくことで、トラブルを防ぎ、環境にも配慮した処分ができます。

ここでは、使い捨てレンズ、ハードレンズ、そして容器類の分別方法について具体的に見ていきましょう。

使い捨てレンズの正しい捨て方と注意点

ワンデーや2ウィークなどの「使い捨てコンタクトレンズ」は、もっとも使用者が多いタイプ。毎日、または定期的に交換するため、捨てる機会も多くなります。

▼使い捨てレンズの基本的な処分方法

  • ティッシュに包んで、小さな袋に入れる
  • ごみ袋に入れ、口をしっかり縛る
  • 自治体の分別ルールに沿って捨てる

このとき注意したいのは、レンズだけを処分するということ。パッケージやケースとまとめて捨ててしまうと、正しい分別ができなくなるおそれがあります。

ハードコンタクトレンズはどう処分する?

ハードコンタクトレンズは、長期間使用できる反面、破損したり、度数が合わなくなったときに処分する必要が出てきます。やわらかい使い捨てレンズとは素材も異なるため、捨て方にも少し気をつけたいポイントがあります。

▼ハードレンズ処分時のポイント

  • プラスチック製なので「不燃ごみ」が一般的
  • ティッシュや袋に包んでからごみに出す
  • 一部自治体では「小型プラ」扱いの可能性も

使い捨てタイプと違って頻繁に捨てるものではありませんが、落として割れてしまった場合なども、そのままごみに入れると危険です。包んでから捨てることで、自分やごみ収集作業者の安全も守れます。

ケースやブリスター容器の分別はどうすればいい?

コンタクトレンズ本体だけでなく、ケースやブリスター(プラスチック容器)などの付属品にも、正しい捨て方があります。素材ごとに分別が必要なので、意外と見落としがちなポイントです。

▼付属品ごとの処分方法の目安

品目素材分別の目安
ブリスター(容器)プラスチックプラごみ
アルミシール金属不燃ごみ(自治体により異なる)
レンズケースプラスチックプラごみまたは不燃ごみ

ポイントは、素材ごとにバラして分別すること。特に、アルミシールとプラ容器がくっついたまま出すと分別エラーになる可能性があります。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、環境にもごみ処理の効率にも大きく関わってきます。

自治体によって違う?分別ルールの確認ポイント

「このごみ、うちの地域ではどう分けるんだっけ?」と迷うこと、ありますよね。実はコンタクトレンズやその関連用品のごみの分類は、自治体によってルールが異なります。

▼確認しておきたい自治体ルールのポイント

  • レンズは「可燃」「不燃」どちらか
  • プラスチック容器の扱いが地域で違う
  • 公式サイトや分別アプリで確認できる

たとえば、ある地域ではレンズを「不燃ごみ」とする一方、別の地域では「可燃ごみ」に分類されることも。また、プラスチック製のケースも、「プラマーク付きならプラごみ」「それ以外は不燃」とされるなど、細かなルールが設定されています。

▼便利な確認方法

  • 自治体のごみ出しガイドブック
  • 市区町村の公式ウェブサイト
  • ごみ分別アプリ(例:ごみスケ)

迷ったときは、その地域のルールを調べるのが一番確実。定期的に見直しておくと、「知らずに間違っていた」という事態を防げます。

毎日のごみ出しをスムーズにするためにも、自分の住んでいる地域の分別ルールを一度確認しておきましょう。

こんなときはどうする?コンタクトレンズ処分のQ&A

日常的にコンタクトレンズを使っていると、「これってどうやって捨てるの?」と迷うようなイレギュラーなケースに出くわすこともありますよね。

ここでは、未使用品や片方だけ残ったレンズ、さらにまとめて処分したいときに気をつけたいことなど、よくある疑問にQ&A形式でお答えしていきます。

未使用や期限切れのレンズはどう捨てる?

まだ使っていないコンタクトレンズ、もったいないけれど、気づいたら使用期限が切れていた…そんなとき、どうやって処分するのが正解なのでしょうか。

▼未使用レンズの処分方法

  • レンズは使い捨てと同じようにティッシュに包む
  • 開封済みパッケージは素材ごとに分別
  • 未開封でも、期限切れなら使用せず処分

「未使用だから再利用できるのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、医療機器に分類されるコンタクトレンズは、期限を過ぎた時点で使わないのが原則です。仮に未開封でも、保管状況や外装の劣化で品質が保証されないため、安全のためにも処分が望ましいでしょう。

一部のメーカーや眼科では、未使用レンズを回収してくれる取り組みもあります。大量に余っている場合は、そうした方法を検討してみてもいいかもしれません。

片方だけ失くした…レンズを部分的に処分するとき

2枚1セットで使うコンタクトレンズ。うっかり片方を落としてしまったり、片目だけ使う日があったりして、片方だけ余ってしまうこともありますよね。そんなとき、残った片方はどうすればいいのでしょうか。

▼片方だけ余ったときの処分方法

  • 残った1枚も、使用予定がなければ処分する
  • 無理に取っておいても、左右の度数違いで使いづらい
  • 使わないと判断したら、早めに処分が◎

特に2weekやマンスリータイプは、つい「予備として取っておこう」と思って放置してしまいがちです。でも、長期間保管したままだと、劣化や度数ミスの原因になることもあります。レンズの度数や左右の違いがある場合も、うっかり誤って使ってしまうリスクがあります。

片方だけの処分はもったいなく感じるかもしれませんが、安全性を考えれば、「迷ったら捨てる」が正解です。無理に取っておくよりも、きちんと処分したほうが安心して使い続けられます。

まとめて処分したいときに気をつけたいポイント

引っ越しや整理整頓のタイミングで、「使わなくなったレンズが大量にある」というケースもあるかもしれません。まとめて捨てるときは、ちょっとした注意が必要です。

▼まとめて捨てるときの注意点

  • レンズ本体と容器をしっかり分別する
  • レンズは一枚ずつティッシュで包んで小袋へ
  • 可燃・不燃・プラなどの分別を確認する

大量にあるからといって、そのままひとまとめに袋へポイっと捨てるのはNGです。レンズと容器をきちんと分け、分別に従って捨てることで、ごみ処理の負担を減らすことにもつながります。

また、使わないまま保管していたレンズは、パッケージが変色していたり、ケースが劣化していたりすることも。中身だけでなく外装も状態を確認し、安全に処分しましょう。

まとめ

コンタクトレンズの捨て方には、意外と気をつけるべきポイントが多いことが分かりました。特に「流さない」「分別を確認する」といった基本を押さえるだけでも、トラブルや環境への悪影響を防ぐことができます。

使い捨てレンズやハードレンズ、ブリスター容器など、それぞれに適した処分方法を知っておくことで、毎日のごみ出しもスムーズになります。さらに、未使用品や片方だけ残った場合なども、安全と衛生の面から正しく対応することが大切です。

一人ひとりの行動が、快適な暮らしや環境への配慮につながっていきます。これを機に、コンタクトレンズの捨て方を見直してみてはいかがでしょうか。

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