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コンタクトレンズの作り方は?種類や購入までの流れをていねいに解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「コンタクトレンズを使ってみたいけれど、どこでどうやって作るの?」「自分に合うレンズの選び方が分からない…」そんな不安を感じている方も多いのではないでしょうか。

特に初めてコンタクトレンズを作るときは、診察、処方、購入、そしてケアまで、知っておきたいポイントがたくさんあります。

この記事では、初めての方でも迷わず進められるように、コンタクトレンズの種類や選び方、購入までの流れをていねいに解説しています。自分に合ったレンズを見つけ、安全に使い始めるための基本を、わかりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

初めてのコンタクトレンズ購入、まずは何をすればいい?

コンタクトレンズを使い始めるには、ただ商品を購入するだけでは不十分です。特に初めての方にとっては、「どこで診てもらうのか」「どのようなレンズを選べばよいのか」など、迷うポイントがたくさんあります。

ここでは、初めてコンタクトレンズを購入する方に向けて、診察から購入までの具体的な流れをわかりやすく解説します。

まずは眼科へ!診察から処方箋をもらうまでの流れ

初めてのコンタクトレンズは、必ず眼科での診察を受けることがスタート地点です。視力測定だけでなく、目の状態を詳細にチェックしてもらうことで、自分に合った安全なレンズを処方してもらえます。

▼眼科での診察ステップ

ステップ内容
① 問診目の悩みや使用目的、生活習慣などを確認
② 視力検査近視・遠視・乱視の状態を調べる
③ 眼の健康状態の確認角膜の形状や涙の量をチェック
④ 試用レンズ装用実際に装着し、フィット感を確認
⑤ 処方箋発行検査結果をもとに適したレンズを処方

診察では、「ただ見えるかどうか」だけではなく、そのレンズが安全に使えるかどうかを総合的に判断します。目の状態は人によって異なるため、自己判断でレンズを選ぶのではなく、医師の処方に従って選ぶことがとても大切です。

コンタクトレンズは高度管理医療機器にあたるため、正しく使うためのスタートラインとして、眼科での診察と処方は欠かせないプロセスです。安心して使い始めるためにも、最初の一歩は眼科から踏み出しましょう。

処方箋で何がわかる?BC・DIA・度数の基本知識

コンタクトレンズの処方箋には、見慣れない略語や数値が並んでいて戸惑う方も多いです。これらは、レンズが目に正しくフィットするために必要なパラメータです。それぞれの意味を知っておくことで、購入時の理解が深まり、適切な選択ができます。

▼処方箋によくある表記と意味

表記意味説明
度数(PWR)視力補正の強さ−(マイナス)は近視、+(プラス)は遠視
BC(ベースカーブ)レンズのカーブのきつさ角膜のカーブに合った値が必要
DIA(直径)レンズの大きさ装用感や視界の安定に影響
CYL(乱視用)乱視の強さ乱視がある人に処方される
AXIS(乱視軸)乱視の方向CYLとセットで使用

BCやDIAは、見え方には直接影響しないように思えますが、装着感や角膜への影響に大きく関わる数値です。合わない数値のレンズを使うと、目に負担をかけたり、トラブルの原因になることもあります。

このように、処方箋は単なる「購入のための紙」ではなく、自分の目に最適なレンズを安全に選ぶための大切な情報が詰まっています。購入前に一度しっかり確認しておきましょう。

なお、処方箋には有効期限があり、一般的には発行日から1年以内とされていますが、眼科によって異なる場合があります。購入時には有効期限内の処方箋が必要になるため、確認しておきましょう。

どこで買う?店舗・通販のメリットと注意点

処方箋を受け取った後は、いよいよ購入です。現在では、店舗での対面販売と、インターネット通販の2つの主な購入手段があります。それぞれの特徴を理解し、自分にとって安心かつ便利な方法を選びましょう。

▼購入場所ごとの比較表

購入方法メリット注意点
店舗(眼科併設や専門店)・相談しながら購入できる・その場で試せる店舗によって価格差がある
通販サイト手軽で安価/定期購入が便利トラブル時に相談しにくい

初めての場合は、スタッフの説明やフィッティングが受けられる店舗購入が安心です。特に初装用やレンズの扱いに不安がある方には、対面サポートが心強い存在となります。

一方で、使い慣れてきたら通販を活用することで、コストを抑えたり、手間を減らすことも可能です。ただし、定期的な眼科受診は継続的に行うことが大前提です。

自分に合ったレンズを安全に使い続けるために、「価格」や「手軽さ」だけでなく、「相談しやすさ」や「信頼性」も大切に選ぶようにしましょう。

自分にぴったりのコンタクトを見つけるポイント

コンタクトレンズにはさまざまな種類があり、使い方や素材、目的によって選び方が大きく変わります。自分の目に合っていないレンズを選んでしまうと、見え方に違和感が出たり、目の負担につながったりすることも。

ここでは、「どんなタイプのレンズが自分に合っているのか」を判断するための基本的なポイントをわかりやすくご紹介します。

ソフトとハード、違いと選び方のポイントは?

コンタクトレンズは、大きく分けて「ソフトレンズ」と「ハードレンズ」の2種類があります。それぞれに特徴があり、目の状態やライフスタイルによって、向き・不向きが異なります。

▼ソフトレンズとハードレンズの比較

項目ソフトレンズハードレンズ
素材柔らかく水分を含む固くて小さめのプラスチック製
装用感違和感が少なくなじみやすい慣れるまでに時間がかかることも
酸素透過性高い(種類による)非常に高い
取り扱い簡単・初心者向け丁寧な扱いが必要
視力補正力一般的に安定している精密で鮮明な見え方

装着時の違和感の少なさから、初めて使う方にはソフトレンズが選ばれることが多いです。一方で、視力の矯正精度を重視する方や、乱視が強い方にはハードレンズが向いている場合もあります。

どちらが正解というわけではなく、「自分の目に合っているか」「無理なく続けられるか」が大切です。眼科で相談しながら、実際に試してみることで、自分にぴったりのタイプが見つかります。

ワンデー・2ウィーク・マンスリーの違いとは?

ソフトレンズの中でも、交換頻度によって「ワンデー(1day)」「2ウィーク(2week)」「マンスリー」といった種類に分かれています。

それぞれにメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや使用頻度に応じて選ぶのがポイントです。

▼レンズ交換サイクル別の特徴

種類特徴向いている人
ワンデー1日使い捨てで毎回清潔毎日使わない/衛生重視の人
2ウィーク2週間で交換、毎日洗浄が必要コスパと清潔感を両立したい人
マンスリー1か月で交換、手入れがやや手間毎日長時間使用する人/慣れている人

ワンデーは、毎日新しいレンズを使うため、清潔さや手軽さを重視する人にぴったり。特に初心者や、出張・旅行が多い方にもおすすめです。一方で、2ウィークやマンスリーは、日々のケアが必要ですが、コスト面でメリットがあるため、継続的に使う予定のある人には向いています。

どのタイプを選ぶかは、「装用頻度」「衛生管理のしやすさ」「コスト意識」のバランスで考えるのがポイントです。

目的別に選べる!特殊レンズの種類と特徴

コンタクトレンズには、視力矯正だけでなく、乱視や遠近両用などの特別な目的に対応したレンズや、見た目を変えるためのカラーレンズなど、さまざまなバリエーションがあります。

▼目的別に使えるコンタクトレンズの例

レンズの種類特徴対応する悩みや用途
乱視用(トーリック)レンズがブレない構造軽度〜中等度の乱視がある人
遠近両用(バイフォーカル)手元も遠くも見える設計老眼が始まった方、40代以降の方
カラー・サークルレンズ色やデザインで瞳を演出ファッションや印象を変えたいとき

乱視用や遠近両用レンズは、眼科での診察とフィッティングが不可欠です。視力だけでなく、目の使い方や生活環境も踏まえて処方されるため、自己判断では選べません。

カラーレンズは手軽に印象を変えられますが、目に直接触れるものなので、必ず眼科で適合性を確認した上で使用することが大切です。

「見え方」「年齢」「おしゃれ」「生活スタイル」など、目的に応じて選べるレンズは多岐にわたります。自分が何を重視したいのかを明確にすることが、納得できる選び方の第一歩になります。

コンタクトレンズ装着の注意点とケアのコツ

コンタクトレンズは便利で快適な視力矯正方法ですが、正しい使い方を知らずにいると、目のトラブルにつながることもあります。特に装着に慣れていない初心者の方は、ついうっかりしてしまう行動に注意が必要です。

ここでは、コンタクトレンズを安全に使い続けるために知っておきたい注意点やケアの基本について、具体的に解説していきます。

ついやりがち!初心者のNG行動とその対策

初めてコンタクトを使うときは、誰もが少しずつ慣れていくものです。ただし、慣れないうちは、思わぬミスをしてしまうことも。

自覚がないままNG行動を続けていると、目に負担がかかり、炎症や視力低下などのリスクにつながります。

▼初心者がやりがちなNG行動と対策

NG行動なぜ危険?対策のポイント
つけたまま寝る酸素不足で角膜障害を起こすことがある装用時間を守り、寝る前には必ず外す
使用期限を過ぎて使うレンズの劣化が進み、目を傷つける可能性がある必ずカレンダーで交換日をチェック
手を洗わずに装着する雑菌がレンズを通じて目に入る清潔な手での取り扱いを習慣にする
痛みを我慢して装用する異物感や傷がある場合、悪化の原因になる少しでも異常を感じたらすぐに外して眼科へ

「うっかり」から始まるトラブルは意外と多いものです。だからこそ、正しい使い方を知り、それを毎日守ることが一番のトラブル予防になります。

レンズケア、何が必要?どこまでやる?

使い捨てではないコンタクトレンズは、毎日のケアが目の健康を守るカギです。特に2ウィークやマンスリータイプを使用している場合、ケアを怠るとレンズに汚れや細菌が付着し、目の炎症や感染症のリスクが高まります。

▼ソフトレンズの基本的なケア用品と役割

ケア用品役割ポイント
洗浄液(マルチパーパスソリューション)レンズの洗浄・消毒・保存に使う製品ごとに使用方法を守ること
レンズケースレンズの保管容器週1回は新しいものに交換がおすすめ
洗浄用すすぎ水(必要に応じて)洗浄後のすすぎ専用水道水は絶対に使用しないこと

レンズケアの基本は、毎日のこすり洗いと正しい保存です。特に「保存液に浸けておけばOK」と思っている方は要注意。こすり洗いをしないと、レンズ表面に残った脂質やたんぱく質汚れは落としきれません。

また、レンズケースも雑菌が繁殖しやすいため、清潔な状態を保つことが重要です。保存液は毎回入れ替え、ケース本体も定期的に洗浄・交換するようにしましょう。

目の異変を見逃さない!トラブル時のチェックポイント

コンタクトを装用していると、目に違和感を覚えることがあります。軽い乾きや曇りなら一時的なものもありますが、放っておくと重大なトラブルにつながるケースもあるため、早めの対応が大切です。

▼トラブルのサインとすぐに取るべき行動

異変のサイン想定されるリスク取るべき対応
目が赤く充血している炎症やアレルギー反応すぐにレンズを外して様子を見る/眼科へ
ゴロゴロした異物感があるレンズの傷・汚れ・異物混入洗浄しても改善しなければ使用中止
視界がかすむ・白くぼやけるレンズの劣化・角膜の傷レンズの交換、必要なら診察を受ける
痛みや強い乾燥感がある角膜障害や酸素不足装用をやめて眼科を受診する

これらの異常があっても、「しばらくすれば治るだろう」と我慢してしまう方もいますが、それは危険です。

目の違和感は、目からの大切なサイン。少しでも異常を感じたら、レンズを外して目を休め、早めに眼科で診てもらいましょう。

まとめ

コンタクトレンズを作る、ということは、単に商品を購入するのではなく、自分の目に合ったレンズを正しく選び、安全に使い始めるプロセスそのものです。まずは眼科での診察を受け、処方箋に基づいてレンズの種類や形状を把握することが第一歩になります。

ソフトやハード、ワンデーや2ウィークなど、レンズにはそれぞれ特徴があり、ライフスタイルや目的によって選ぶポイントも変わってきます。自分に合うものを見つけるには、見え方だけでなく、使い心地やお手入れのしやすさも含めて考えることが大切です。

また、正しい装用方法と日々のケアを守ることが、目の健康を長く維持するための基本になります。もし異変を感じたときには、無理せず早めにレンズを外し、眼科で相談することが安心につながります。

初めてのコンタクトレンズは不安も多いかもしれませんが、一つずつ手順をふんで選んでいけば、きっと快適な視界が手に入るはずです。

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LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

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