「週末は近場の温泉でゆっくりしたいけれど、田川エリアにいい場所はあるのかな?」「家族で行っても楽しめる施設を知りたい」そんなふうに、田川周辺での温泉探しに迷ってはいませんか?
炭鉱の町として知られる田川エリア(田川市・田川郡)ですが、実は地元民に愛される名湯や、一日中遊べる充実した温泉施設が点在する穴場スポットでもあります。
この記事では、田川周辺でおすすめの日帰り温泉を厳選して4つご紹介します。それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説しているので、ぜひ次の休日のお出かけプランの参考にしてください。
田川周辺で癒やされる!個性豊かなおすすめ日帰り温泉4選
田川エリアには、エンターテイメント性の高い大規模な施設から、地元の方々に長く愛されている隠れ家的な温泉まで、バラエティ豊かなスポットが点在しています。
「今日は家族で賑やかに過ごしたい」「一人で静かにお湯に浸かりたい」など、その日の気分や目的に合わせて選んでみてください。それぞれの特徴や魅力を詳しくご紹介します。
道の駅おおとう桜街道 天然温泉さくら館|買い物やレジャーも一緒に楽しみたい休日に
「一日中遊べる温泉に行きたい」というファミリーやカップルにぴったりなのが、西日本最大級の道の駅に併設された「さくら館」です。
広々とした大浴場からは、四季折々の美しい庭園を眺めることができ、開放感は抜群。特に人気なのが、15種類の薬石を使用した「薬石浴(嵐の湯)」で、じっくり汗を流してリフレッシュしたい方におすすめです。
館内は清潔感があり、休憩スペースも充実しているので、お風呂上がりもゆったり過ごせます。
また温泉の後は、道の駅で新鮮な野菜を買ったり、フードコートで食事を楽しんだりと、レジャー気分を満喫できるのも嬉しいポイント。週末のお出かけプランに組み込みやすい、満足度の高いスポットです。
▼天然温泉さくら館の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 所在地 | 福岡県田川郡大任町大字今任原1339 |
| 電話番号 | 0947-63-4126 |
| 営業時間・定休日 | 10:00~22:00(最終受付21:30) ※不定休 |
| 料金 | 大人700円、小学生500円 ※薬石浴は別料金(大人1,300円) |
| 駐車場 | あり(道の駅駐車場を利用可) |
| 公式サイト | 大任町公式サイト(さくら館) |
源じいの森温泉|森の露天風呂で深呼吸!自然の中で静かに過ごす癒やし時間
都会の喧騒を離れて、とにかく自然の中でリラックスしたい方には「源じいの森温泉」がイチオシです。
キャンプ場に隣接したこちらの温泉は、なんといっても周囲を緑に囲まれたロケーションが最高。露天風呂に浸かれば、木々のざわめきや鳥のさえずりが心地よく響き、まるで森林浴をしているような気分に浸れます。
お湯は肌に優しいアルカリ性単純温泉で、刺激が少なく、小さなお子様からご年配の方まで安心して入浴できます。
キャンプや川遊びの後の汗を流す場所としてはもちろん、日常の疲れを静かに癒やす「大人の隠れ家」としても最適。湯上がりには畳の休憩室でゴロンと横になれる、田舎の実家のような温かさも魅力です。
▼源じいの森温泉の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 所在地 | 福岡県田川郡赤村大字赤5251-3 |
| 電話番号 | 0947-62-2851 |
| 営業時間・定休日 | 10:00~21:00(最終受付20:00) ※第3木曜休み(祝日の場合は翌日) |
| 料金 | 大人(高校生以上)700円、子ども(5歳以上)350円 |
| 駐車場 | あり(無料・200台) |
| 公式サイト | 源じいの森 公式サイト |
ほうじょう温泉 ふじ湯の里|泉質にこだわりたい派も納得!トロッとした「美肌の湯」
「温泉に行くなら、やっぱり泉質重視!」という方には、福智町にある「ふじ湯の里」がおすすめです。
ここの自慢は、地下深くから湧き出る「ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉」の温泉です。トロリとした肌触りが特徴で、入浴後はお肌がしっとりスベスベになると評判の、まさに「美肌の湯」です。
施設内は、「福智山」と「大峰山」をイメージした2つの大浴場が日替わりで楽しめるスタイル。源泉かけ流しの浴槽もあり、温泉通の方もしっかり満足できる本格派です。
館内はバリアフリー対応で広々としており、家族風呂も完備されているので、三世代での利用にもぴったり。良質なお湯に包まれて、心身ともに贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
▼ほうじょう温泉 ふじ湯の里の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 所在地 | 福岡県田川郡福智町弁城1300-1 |
| 電話番号 | 0947-22-6667 |
| 営業時間・定休日 | 10:00~22:00(最終受付21:30) ※第3月曜休み(祝日の場合は翌日) |
| 料金 | 大人(中学生以上)700円、小学生450円、幼児(3歳以上)350円 |
| 駐車場 | あり(無料) |
| 公式サイト | ほうじょう温泉 ふじ湯の里 公式サイト |
松原温泉|昭和レトロな雰囲気が落ち着く。地元で長く愛される隠れた名湯
観光地の洗練されたスパも良いけれど、「昔ながらの銭湯の雰囲気が好き」という方にぜひ訪れてほしいのが、田川市伊田にある「松原温泉」です。
一見すると地元の公衆浴場ですが、実はここ、知る人ぞ知る名湯。少し硫黄の香りが漂うアルカリ性冷鉱泉を沸かしており、湯上がりのポカポカ感が長く続くと地元の方々に愛され続けています。
浴室は天井が高く開放的で、ジェットバスやサウナ、こぢんまりとした露天風呂もしっかり完備。番台のお母さんと常連さんが挨拶を交わすような、温かい空気が流れています。
タオルや石鹸は持参が必要ですが、その分リーズナブルな価格で本格的なお湯を楽しめるのが魅力。「これぞ田川の日常」を感じられる、味わい深いひとときが待っています。
▼松原温泉の基本情報
| 項目 | 詳細 |
| 所在地 | 福岡県田川市伊田5030-1 |
| 電話番号 | 0947-42-1168 |
| 営業時間・定休日 | 10:30~23:00 ※第3水曜休み |
| 料金 | 大人(中学生以上)700円、子ども(4歳以上)350円 |
| 駐車場 | あり |
知っておくと安心!田川の温泉利用に関するQ&A
田川エリアの温泉へ出かける前に、よくある疑問や気になるポイントをまとめました。現地で「しまった!」とならないよう、事前のチェックをおすすめします。
シャンプーやタオルなどのアメニティは持参が必要?
施設タイプによって大きく異なります。「さくら館」「源じいの森温泉」「ふじ湯の里」のような大型の温泉施設では、シャンプーやボディソープが備え付けられており、タオルの販売やレンタルも充実しているため、手ぶらでも利用可能です。
一方で、「松原温泉」のような昔ながらの銭湯タイプでは、石鹸やシャンプー、タオルなどの入浴セットを持参する必要があります。急な立ち寄りに備えて、車に小さなお風呂セットを常備しておくと、どのタイプの温泉でも焦らず楽しめます。
週末や連休など、混雑しやすい時間帯はある?
どの施設も、地元の方々の利用が増える「夕方17時〜19時頃」は混み合う傾向にあります。特に週末のこの時間帯は、洗い場やサウナが満員になることも少なくありません。
ゆったりと静かにお湯を楽しみたいなら、「平日の昼間」や「休日の開店直後(午前中)」が狙い目です。早い時間帯であれば、お湯もきれいで一番風呂の贅沢な気分を味わえます。混雑を避けて、心身ともにリラックスできる時間を狙ってみてください。
タトゥーが入っていても利用できる施設はある?
原則として、今回紹介した施設の「大浴場」では、タトゥーや刺青がある方の入浴はお断りされています。これは田川エリアに限らず、多くの公共入浴施設での一般的なルールです。
ただし、「貸切の家族風呂」であれば利用可能なケースがあります。「さくら館」や「ふじ湯の里」には家族風呂が併設されていますので、事前に電話で「家族風呂なら利用可能か」を確認してみるのが確実です。ルールを守って、みんなが気持ちよく過ごせるよう心がけましょう。
まとめ
田川エリアには、エンターテイメント性の高い道の駅併設型から、泉質にこだわった本格派、そして地元情緒あふれるレトロな銭湯まで、個性豊かな温泉が揃っています。
「誰と行くか」「どんな時間を過ごしたいか」に合わせて使い分けることで、休日の充実度はぐっと高まるはずです。
ぜひ今回ご紹介したスポットを参考に、あなただけのお気に入りの温泉を見つけて、日々の疲れをゆっくりと癒やしてくださいね。
※訪問の際は最新の営業情報を、各スポットの公式サイトやSNSで事前にご確認ください。