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福岡県飯塚市には何がある?~炭鉱の歴史と、いま注目の体験スポットを巡る~

LaserWin株式会社丨メディア事業部

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「飯塚って、何があるんだろう?」福岡に住んでいても、名前は知っているけれど、観光となるとイメージが湧きにくいという方は少なくありません。

歴史のまちと聞くと少しハードルの高さを感じたり、わざわざ足を運ぶ決め手に迷ってしまうこともありますよね。

この記事では、そんなモヤッとした疑問にこたえるために、飯塚の“今楽しめる”スポットやカフェ、手みやげにぴったりの銘菓を、初めての方でもイメージしやすいようにまとめました。

休日のおでかけ先を探している方も、福岡の新しい一面に触れてみたい方も、自分らしい飯塚の過ごし方を見つけるきっかけになれば幸いです。

飯塚ってどんなまち?歴史と暮らしからその魅力をのぞいてみよう

福岡県のほぼ中央に位置する飯塚市は、かつて長崎街道の宿場町としてにぎわい、その後は炭鉱の町として発展してきました。​街なかには当時の面影を残す建物や文化財が点在し、普段の暮らしのそばで歴史を感じられるのが大きな魅力です。​

一方で、長崎街道を通じて砂糖や南蛮菓子の文化が広まったことから、「シュガーロード」の一角として銘菓やスイーツも豊富にそろっています。​

これから紹介する観光スポットやグルメ、おみやげを知っていくと、飯塚市が“歴史だけでなく日常も楽しめるまち”だと、きっと実感できるはずです。

歴史と物語にふれる、飯塚ならではの見どころスポット

飯塚市には、この土地ならではの歴史や文化を体感できるスポットがそろっています。

炭鉱王の邸宅、福岡を代表する銘菓の工場、そしてクラフトチョコレートの製造現場。どれも見るだけでなく「体験」できるのが魅力です。

旧伊藤伝右衛門邸|国の重要文化財で学ぶ炭鉱王の生活

旧伊藤伝右衛門邸は、筑豊の炭鉱王として知られる伊藤伝右衛門が建てた邸宅で、明治から昭和にかけて増改築を重ねた歴史ある建物。約2,300坪の敷地には、豪華な本座敷や回遊式の日本庭園が広がり、当時の栄華をしのばせる空間が広がっています。​

伝右衛門の妻であり歌人としても知られる柳原白蓮が暮らした場所でもあり、展示室では白蓮ゆかりの品々も見ることができます。​

春の座敷雛や秋の企画展など、季節ごとのイベントも人気で、何度訪れても新しい発見があるスポットです。​

▼旧伊藤伝右衛門邸の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市幸袋300
電話番号0948-22-3511
営業時間・定休日・9:30〜17:00(入館16:30まで)
・定休日:水曜(祝日の場合は開館)、年末年始
入館料大人310円、小中学生100円
※土曜は小〜高校生無料
駐車場あり(無料)
公式サイトhttps://www.kankou-iizuka.jp/denemon/

ひよ子本舗吉野堂 穂波工場|福岡銘菓の「ひよ子」ができるまで

ひよ子本舗吉野堂 穂波工場は、福岡みやげの定番「名菓ひよ子」の製造工程を間近で見学できる工場です。​生地の成形からあんの包み込み、焼き上げまで、かわいらしい「ひよ子」が次々と生まれる様子は、大人も子どもも思わず見入ってしまいます。​

見学後には、焼きたてのひよ子を試食できるのもうれしいポイント。​工場直売店も併設されており、ここでしか買えない限定商品もあるので、おみやげ選びにもおすすめです。

見学は1週間前までに電話予約が必要なので、早めに計画を立てておきましょう。​

▼ひよ子本舗吉野堂 穂波工場の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市楽市538-1
電話番号0948-23-0745(受付8:30〜17:00)
営業時間・定休日・見学9:30〜/10:30〜(2名以上・1週間前までに要予約)
・定休日:水曜、日曜 ※繁忙期休あり
見学料無料
駐車場あり(5台・無料)
公式サイトhttps://www.hiyoko.co.jp/company/factory.html

カカオ研究所 cacaoken|ビーントゥバーの工場見学とテイスティング

カカオ研究所 cacaokenは、八木山峠の自然に囲まれたロケーションにある、クラフトチョコレート専門店。​カカオ豆の焙煎からチョコレートになるまでを一貫して行う「Bean to Bar」製法を採用しており、ガラス越しに製造工程を見ることができます。​

イートインスペースでは、濃厚な「カカオドリンク」や、蛇口から流れるチョコレートをディップして楽しむ「カカオ棒」が人気

​元和菓子職人が手がけるラインナップには和のテイストを感じるものも多く、チョコ好きにはたまらない空間です。​

▼カカオ研究所 cacaokenの基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市八木山880-2
電話番号0948-21-1533
営業時間・定休日・10:00〜18:00(イートインは17:30まで)
・定休日:水曜、年末年始
駐車場あり(50台)
公式サイトhttps://cacaoken.com/
公式Instagram@cacaoken

カフェ時間も食事も楽しめる、飯塚のグルメスポット

飯塚には、シュガーロード文化を感じさせるお菓子屋さんから、地元民に愛される洋食カフェ、そして新しく生まれたおしゃれなカフェバーまで、多彩なお店がそろっています。​

ここでは、ランチからカフェ時間、さらには夜の時間まで、訪れる時間帯に合わせて楽しめるグルメスポットを紹介します。

なんばん往来 Sweets-Bistro本店|シュガーロード発祥のお菓子

なんばん往来 Sweets-Bistro本店は、長崎街道を通じて広まった砂糖文化を代表する「なんばん往来」発祥の地。1984年から今なお地元に愛される焼き菓子で、アーモンドをイメージした形が特徴です。​

本店の工房では、毎日焼きたてのなんばん往来が製造され、イートインスペースでその場で味わえます。​

ほかにも、工房直送のモンブランやジェラート、季節限定のケーキなども揃っており、何度訪れても新しい出会いがあるお店です。​

▼なんばん往来 Sweets-Bistro本店の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市堀池128-1
電話番号0948-26-0111
営業時間・定休日・ショップ 9:00〜19:00
・カフェ 10:00〜17:00(L.O.16:00)
※年末年始等の臨時休業あり
駐車場あり(30台)
公式サイトhttps://nanban-ourai.com/

お茶とお食事処 森山|地元で愛される洋食カフェ

国道201号線沿いに佇む「お茶とお食事処 森山」は、地元の常連客から、遠方からわざわざ訪れるファンまで、広い年代に支持されている洋食の名店。お座敷とテーブル席があり、ゆったりとした雰囲気のなか、丁寧に作られた洋食を味わえます。​

ハンバーグやポークソテー、パスタなど定番のメニューはもちろん、四季折々の食材を生かしたお任せランチも人気。食事会や家族のお祝いなど、大切な時間を過ごすのにぴったりなお店です。​

▼お茶とお食事処 森山の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市綱分1806-2
電話番号0948-82-3007
営業時間・定休日・10:00〜22:00(L.O.21:00)
・水曜 10:00〜15:00(L.O.)
※年末年始・盆休暇あり
駐車場あり(敷地内駐車場)
公式サイトhttp://oshokuji-moriyama.com/

Cafe & Bar Yoka,|週替わりパスタと自家製プリンの隠れ家カフェ

Yoka,は、2024年12月にオープンしたばかりの新しいカフェバーです。​

古着販売やインテリアが随所にセンスよく配置された空間は、関東から飯塚に戻った店主ご夫婦がDIYで改装したもの。​まるで友人の家を訪ねるような、ほっと落ち着ける雰囲気が魅力です。​

ランチは週替わりでパスタとパン系が交互に登場し、どちらもボリューム満点。​食後の自家製プリンは、柔らかめとかための2種類から選べ、昭和懐かしい素朴な味わいが人気です。​

▼Cafe & Bar Yoka,の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市菰田西3-14-43
営業時間・定休日・日〜水曜 11:00〜18:00
・金曜 18:00〜22:00
・土曜 11:00〜16:00・18:00〜22:00
・定休日:木曜
駐車場あり(1台)
公式Instagram@yoka_fuk

手みやげにうれしい、飯塚生まれの銘菓と特産品

飯塚を代表する和菓子から、ドイツを思わせる洋菓子、そして炭鉱の歴史を象徴した羊かん。​ここでは、どれも長年地元で愛され、手みやげとしても喜ばれる品をご紹介します。

千鳥饅頭・チロリアン|飯塚発祥の銘菓とドイツ風洋菓子の伝統

創業以来、約100年にわたって飯塚で愛され続ける千鳥屋本家。代表作の千鳥饅頭は、菅原道真公の故事にちなんで名付けられ、ふんわりとした生地とあんの調和が特徴です。​

一方、1962年に生まれたチロリアンは、オーストリアの伝統菓子をモデルに開発された洋菓子。ココアの風味とバターの香りが層状に重なり、懐かしさと洋風の上品さが同時に広がります。

和菓子から洋菓子まで、時代を超えて愛される2つの逸品は、どちらも福岡を代表するおみやげとして多くの人に選ばれています。

本店では焼きたての千鳥饅頭も購入できるため、職人の手でていねいに作られた一品を食べるならここがおすすめ。​

▼千鳥屋本家飯塚本店の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市本町4-21
電話番号0948-22-0831
営業時間・定休日・8:30〜19:30
・定休日:1月1日
駐車場あり(大型駐車場完備)
公式サイトhttps://www.chidoriya.net/

黒ダイヤ・白ダイヤ(亀屋延永)|飯塚を代表する羊かん

黒ダイヤと白ダイヤは、筑豊地区の炭鉱で産出された「黒ダイヤ」と呼ばれた石炭、そして田川の香春岳で採掘される石灰石をモチーフに作られた2つの羊かんです。​

黒ダイヤは鹿児島産の黒糖と国産小豆を使い、爽やかな歯ごたえと芳醇な香りが特徴。​白ダイヤは白小豆が浮かぶ上品な甘さで、見た目の彩りも美しい逸品です。​

飯塚の歴史そのものを味わえるお菓子として、福岡を代表するおみやげとして今も多くの人に選ばれています。​

▼亀屋延永の基本情報

項目内容
所在地福岡県飯塚市忠隈77-34
電話番号0948-25-6771
駐車場あり
公式サイトhttp://www.kameya-nobunaga.com/

まとめ

今回紹介してきたスポットやグルメ、おみやげを振り返ると、飯塚は歴史を感じながら、日常の心地よさも味わえるまちだと分かります。炭鉱や街道の物語にふれつつ、カフェでひと息ついたり、銘菓を手みやげに選んだりと、自分のペースでゆったり過ごせるのが魅力です。

日帰りでも、一泊してじっくり巡っても、楽しみ方の幅が広いのもポイント。気になるスポットをいくつか組み合わせて、自分なりの飯塚の過ごし方を見つけてみてはいかがでしょうか。

※訪問の際は最新の営業情報を、各店舗の公式サイトやSNSで事前にご確認ください。

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