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コンタクトレンズをつけてパソコンをすると疲れる…。原因や今すぐできる対策を解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

パソコン作業が続くと、なんだか目が重たい、乾く、かすむ…。そんなとき「もしかしてコンタクトが合ってないのかな?」と感じたことはありませんか?

実は、コンタクトレンズを装着した状態で長時間パソコンを見ることは、目にとって想像以上に負担が大きい行為です。ドライアイ、ピントのずれ、まばたきの減少など、いくつもの原因が重なって、目の疲れや違和感が引き起こされているのです。

この記事では、「コンタクトレンズをつけてパソコンをすると目が疲れる」と感じている方に向けて、その原因と今すぐできる対策をわかりやすく解説していきます。

パソコン中に目が疲れる…その原因はコンタクトレンズ?

コンタクトを装着してパソコン作業をしていると、目の乾きやかすみ、重だるさなどを感じることはありませんか?その理由にはいくつかの身体的な反応が関係しています。

ここでは、特に影響が大きい3つの要因について順番に見ていきましょう。

ドライアイになりやすい?コンタクト使用時のリスク

コンタクトレンズをつけていると、涙が目の表面に均一に広がりにくくなり、乾燥しやすい状態が生まれます。

さらに、パソコン作業中はまばたきが減るため、涙の蒸発が加速し、ドライアイを感じやすくなります。

▼コンタクト使用でドライアイが起こりやすくなる要因

  • 涙の膜が安定しづらくなる
  • 含水率が高いレンズが水分を奪いやすい
  • まばたきが減り涙の補充が間に合わない

コンタクトは視力矯正に便利な一方で、乾燥に弱いという側面もあります。

とくに空調の効いた室内や集中作業が続く場面では、コンタクトの特性が目のコンディションに影響することを知っておきましょう。

画面の見すぎでピント調整がうまくいかない理由

近くの画面を長時間見続けると、目のピントを調整する筋肉が疲れてきます。

この筋肉は本来、遠近を切り替える役割がありますが、ずっと近距離にピントを合わせ続けることで、緊張が続いてしまうのです。

▼ピント調整がうまくいかなくなる原因

  • 同じ距離に視線を固定し続けている
  • 毛様体筋が長時間緊張状態になる
  • 近くの文字がぼやけたり、見えにくくなる

ピントが合いにくくなると、画面を見るだけで疲れやすくなり、目の奥に違和感を覚えることも

こうした疲労感は、コンタクト使用時により強く現れやすいこともあり、日常的なケアが欠かせません。

無意識に起こる「まばたき減少」が疲労を加速させる

パソコン画面を凝視しているとき、まばたきの回数は普段の半分以下になることがあります。この減少が涙の蒸発を早め、目の乾燥と疲労を引き起こします。

▼まばたき減少による影響

  • 涙の蒸発が早くなる
  • 酸素供給が低下し目のだるさが増す
  • レンズの動きが悪くなり違和感が出やすい

とくにコンタクト使用時は、まばたきによる涙の補充が重要になります。意識してまばたきを増やすことで、目の乾きや疲労を軽減する効果があることを覚えておくと安心です。

今すぐできる!コンタクト使用時の目の疲れ対策

コンタクトをつけて長時間パソコンに向かっていると、知らず知らずのうちに目が限界を迎えてしまうことがあります。

ここでは、今日からすぐに取り入れられるシンプルで効果的なケア方法を3つご紹介します。

20分に1回、20秒遠くを見る?簡単ケア「20-20-20ルール」

目の疲れを軽減する習慣として知られているのが「20-20-20ルール」。20分ごとに、20フィート(約6メートル)離れた場所を20秒間見るという非常にシンプルな目の休息法です。

▼20-20-20ルールの基本

  1. 20分ごとに目を画面から離す
  2. 約6m先を20秒間ぼんやり見る

※タイマーやアラームで習慣化すると効果的

コンタクトを装着していると、目のピント調節に負担がかかりやすいため、意識的に遠くを見る動作が重要になります。

短時間でも目の筋肉をリセットできるので、集中力を維持しながら疲れ目を防ぐ手軽な方法として取り入れてみましょう。

目の乾きに応える!正しい目薬の選び方と差し方

目の乾きが気になるとき、手に取りやすいのが目薬です。

ただし、コンタクト装着時には使える目薬の種類が限られているため、選び方には注意しましょう。

▼コンタクト使用時に使いやすい目薬のポイント

  • 「コンタクト対応」表示があるものを選ぶ
  • 防腐剤無添加タイプがおすすめ
  • 使い切りタイプは衛生面で安心

目薬をさすときは、まばたきの直後に点眼することで、成分が目の表面に広がりやすくなります。

また、目薬を使っても乾燥感が強い場合は、レンズとの相性が合っていない可能性もあるため、使用感の見直しが役立つこともあります。

手軽にできる!ホットアイマスクで目の血流を改善

目の疲れや重だるさを感じたとき、ホットアイマスクで温めるだけでも血流が促進されてリフレッシュ効果が得られます。

とくに、まばたきが減って目の周りの筋肉がこわばっている場合には、温熱でほぐしてあげることが効果的です。

▼ホットアイマスクのおすすめ活用シーン

  • 就寝前のリラックスタイムに
  • 仕事の合間の5〜10分休憩中に
  • スマホ・PC使用後のリセット時に

使い捨てタイプやレンジで温める繰り返しタイプなど、選択肢も豊富です。

目を閉じて温めることで、涙の分泌が促されたり、眼精疲労による頭の重さも軽減されることがあります。

コンタクトレンズの選び方で疲れ方が変わる

普段何気なく選んでいるコンタクトレンズですが、種類や性能によって目の負担は大きく異なります。

パソコン作業の多い人ほど、自分に合ったレンズを使うことで、疲れやすさがぐっと軽減される可能性があります。

酸素透過性や保湿力は大丈夫?見直したいレンズの性能

コンタクトを装着していると、角膜は空気中から酸素を取り込みにくくなります。そのため、「酸素透過性」が十分なレンズを選ぶことが、目の健康を守る上でとても大切です。

さらに、目の乾燥を防ぐには、レンズ自体の保湿性能も見逃せません。

▼パソコン作業向けレンズ選びのチェックポイント

  • 酸素透過性(Dk値)の高い素材を使っている
  • 乾きにくい低含水タイプのレンズを選ぶ
  • 長時間装用に対応した設計

疲れ目や乾燥を感じやすい方は、高酸素透過性+低含水タイプのレンズを検討してみるのも一つの方法です。

スペックの違いが日常の快適さに直結することがあるため、性能表示を見直すことはとても有効です。

1dayと2week、デスクワークに向いているのは?

コンタクトレンズにはさまざまな使用期間タイプがありますが、パソコン作業が多い方にとっては、日々の目の状態や衛生面とのバランスが大切になります。

1dayと2weekでは特性が異なるため、用途に合わせて選ぶことが重要です。

▼1dayと2weekの主な違い

特徴1day2week
清潔さ毎日使い捨てで衛生的洗浄・保管が必要
装用感水分量が多く柔らかいものが多いややしっかりした装用感
費用感やや割高コストを抑えやすい
疲れにくさ保湿力重視で快適な製品が多い長時間使用で乾燥が気になる場合も

乾燥や装用中の不快感が気になる人には、保湿性に優れた1dayのほうが快適に過ごせることが多いです。

ただし、コストや使用環境を踏まえ、自分の生活スタイルに合うものを選ぶのが理想的です。

在宅ワークが増えた今、メガネとの使い分けも考えてみよう

在宅ワークの時間が増えた今、1日中コンタクトを装着していることに違和感を覚える人も少なくありません。

とくに自宅での作業では、人に会う機会も限られるため、場面に応じてメガネを活用する選択肢も有効です。

▼メガネとの使い分けが効果的なシーン

  • 午前中のみコンタクト、午後はメガネで切り替え
  • 画面作業が中心の日は終日メガネで目を休める
  • 就寝前は早めにコンタクトを外し、目をリラックスさせる

メガネを使うことで、角膜の酸素不足や乾燥のリスクを避けられます。無理に1日中コンタクトを続けるよりも、柔軟に使い分けることで目の疲れを軽減できることを覚えておきましょう。

目にやさしいパソコン環境を整えよう

コンタクトをつけて長時間パソコンを使う場合、目の使い方だけでなく、作業環境も疲れに大きく影響します。

ちょっとした配置や設定の違いが、目への負担を軽くすることにつながるため、気づいたタイミングで見直してみましょう。

画面の高さ・距離を変えるだけで疲れにくくなる

パソコン画面の位置が目線より高すぎたり近すぎたりすると、自然と目に力が入りやすくなり、疲れを感じやすくなります。

画面を見る姿勢と目線の角度を整えることで、ピントの調整やまばたきの自然な動きが保ちやすくなります。

▼理想的な画面の配置条件

  • 画面の上端が目の高さよりやや下にある
  • 目と画面の距離は50cm以上が目安
  • 画面は正面から見られるように調整する

コンタクト使用時は、ピントの調整機能が過度に働きやすいため、画面の位置が目の負担に直結します。

無理なく見える位置に調整するだけでも、疲れ方が大きく変わります。

明るすぎる?暗すぎる?適切なディスプレイ設定とは

パソコン画面の明るさやコントラストの設定が合っていないと、目は常に光の刺激にさらされてしまい、集中力や快適さが低下します。

特にディスプレイが明るすぎると、ドライアイやまぶしさの原因になりやすいため注意が必要です。

▼快適な画面設定のチェックポイント

  • 室内の明るさに合わせて画面の輝度を調整
  • 文字がくっきり見えるコントラストを選ぶ
  • 昼と夜で画面モードを切り替えると効果的

目にやさしい設定は人によって異なりますが、「白すぎる画面を避ける」「長時間作業では暖色系モードに切り替える」といった工夫は、コンタクト使用時のまぶしさや乾きの軽減にもつながります。

照明や室内の湿度が与える目への影響

作業スペースの照明が強すぎたり、空気が乾燥していたりすると、目の疲れや乾燥を助長する原因になります。

特にコンタクト装着中は、涙が蒸発しやすい環境により敏感に反応する傾向があります。

▼目にやさしい環境づくりのポイント

  • 照明は画面よりも明るくならないよう調整する
  • 間接照明を使って目への刺激をやわらげる
  • 室内の湿度を40〜60%に保つ

空調によって空気が乾燥する冬場などは、加湿器を設置するだけでも目の負担が軽くなることも。ちょっとした環境の見直しが、コンタクト使用中の不快感を和らげる助けになります。

それでも目が疲れるときは?受診を考えるタイミング

対策をしても目の疲れが取れない、違和感が続く…。そんなときは、単なる「疲れ目」ではない可能性もあります。

ここでは、受診の目安となる症状や、眼精疲労との違い、検診の重要性について紹介します。

我慢は禁物!目の奥の痛みやかすみは要注意

コンタクトを装着したまま長時間作業を続けていると、目の奥がズーンと重く感じたり、視界がかすむことがあります。

こうした症状が繰り返し起こる場合、疲れ目ではなく眼科的なトラブルが潜んでいるかもしれません。

▼受診を検討したい主な症状

  • 目の奥に鈍い痛みを感じる
  • 視界がぼやける・二重に見えることがある
  • 光をまぶしく感じることが増えた

目のトラブルは、気づかないうちに進行していることもあります。「まだ大丈夫」と我慢せず、違和感がある段階で診てもらうことが、早期発見・早期対処につながります。

「眼精疲労」と「ただの疲れ目」の違いとは?

目が疲れたと感じても、少し休めば楽になることがあります。これは一般的な「疲れ目」の範囲内です。

一方、十分に休息を取っても回復せず、頭痛や肩こりまで伴うようになると、それは「眼精疲労」と呼ばれる状態かもしれません。

▼疲れ目と眼精疲労の違い

項目疲れ目眼精疲労
休息後の回復回復する休んでも改善しない
体の症状ほとんどない頭痛・肩こり・吐き気などを伴う
期間一時的な症状数日以上続く場合が多い

眼精疲労は目の使いすぎだけでなく、視力矯正のズレやドライアイ、眼病が関係していることもあります。

症状が長引く場合は、放置せず眼科での検査を受けるようにしましょう。

目のトラブルを防ぐために定期検診を受けよう

コンタクトを日常的に使っていると、目の状態に変化があっても気づきにくいことがあります。

だからこそ、定期的な眼科検診で目の健康をチェックすることが重要です。

▼定期検診でのチェック内容

  • レンズの度数が合っているか
  • 角膜や結膜に傷がないか
  • ドライアイや眼病の兆候がないか

見た目では分かりにくい目の異常も、検診によって早めに見つけることができます。

特に長時間コンタクトを使っている人や、目の疲れが気になる人は、半年〜1年に1回の受診を習慣にすると安心です。

まとめ

コンタクトレンズを装着した状態で長時間パソコン作業をすると、目の乾燥やピント調節の負担、まばたきの減少などが重なり、疲れを感じやすくなります。こうした不調は、日常的なケアや作業環境の見直しによって軽減できることが多いため、まずは無理のない範囲で実践してみることが大切です。

また、コンタクトレンズの性能や使用期間の選び方を見直すだけでも、目の快適さは変わります。在宅時間が増えた今だからこそ、メガネとの使い分けも意識して取り入れていきたいところです。

日々の小さな意識が、目の健康を守るためのポイント。自分の目と上手に付き合いながら、快適なコンタクト生活を続けていきましょう。

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