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コンタクトレンズで挫折する原因と対処法|続けやすくするために知っておきたいこと

ミエルネ編集部丨執筆協力:先進会眼科 福岡飯塚 / 岡 義隆

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朝の忙しい時間、目に入れようとするとレンズがうまくつかない。つけても違和感が続いて、午後には目が乾いてつらくなる——そんな経験から、コンタクトレンズの使用をあきらめた方は少なくないのではないでしょうか。

便利だと思って始めたはずなのに、「自分には向いていないのかも」と感じてしまうことは、誰にでも起こりうることです。しかし、ちょっとした使い方の見直しや、レンズの種類の変更、専門家への相談によって、思いがけず快適に使えるようになるケースも多くあります。

本記事では、「コンタクトレンズを挫折してしまった理由」を丁寧にひもときながら、その原因と解決のヒントをお伝えします。これからもう一度使ってみようかと迷っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

コンタクトレンズを挫折してしまう理由は?

初めてコンタクトレンズを使い始めたとき、「思ったよりも使いづらい」「毎日続けるのがつらい」と感じてしまうことは珍しくありません。

ここでは、使用をやめてしまう人が多い代表的な3つの理由について解説します。

痛み・異物感の原因とその対処法

コンタクト装用時に「痛い」「ゴロゴロする」と感じることがありますが、これは単なる違和感ではなく、何らかの原因がある可能性があります。

▼装用時の痛みや異物感につながる主な要因

原因内容
レンズの汚れやキズ表面の微細な傷や汚れが刺激を与える
装着方法のミス裏表逆や乾いた状態での装着による摩擦
サイズやカーブの不一致目の形に合っておらずフィット感が悪い
目の乾燥やアレルギー反応ドライアイや花粉症で敏感になっている状態

異物感が続く場合は、無理に使い続けず、一度使用を中断して状態を確認しましょう。自分では気づきにくい原因もあるため、早めに眼科で相談することが大切です。

こうした基本的なトラブルに対応することで、無用な挫折を防ぎやすくなります。

うまく装着できない…初心者がつまずきやすいポイント

「目に指を近づけるのが怖い」「何度やってもうまくつかない」といった装着時の不安は、特に初めてのユーザーに多く見られます。

▼初心者が苦手としやすい操作の例

苦手な操作よくある原因
装着時にまばたきしてしまう目を見開くのに慣れていない
レンズの裏表を見分けられない正しい向きがわからず不快感の原因になる
レンズが指にくっつく指先が乾燥していてうまく外れない
外すときに力が入りすぎる指の使い方に自信がなく、目に負担がかかる

慣れてくると自然にできることでも、最初の壁を越えられずに断念してしまうケースは多いです。

うまくいかない原因を一つずつ整理していくと、無理なく続けられるヒントが見つかるかもしれません。

長時間使用による疲れ・乾きがつらいとき

朝から晩までコンタクトを装用していると、夕方ごろに目が乾いてきたり、ぼんやりしてきたりと、不快な症状を感じることがあります。

▼長時間使用によって起きやすい症状

症状状況や背景
目の乾き・かすみ空調のきいた環境やPC作業中に起こりやすい
目の疲れや充血酸素不足やレンズの素材が影響することもある
目薬が手放せなくなるドライアイが進行しやすくなる

長時間の装用が日常化している場合、目にかかる負担も大きくなります。不快感を我慢するのではなく、使用時間を見直すことが必要です。

疲れや乾きをそのままにしていると、結果的にコンタクトを手放す原因になりかねません。

知っておきたい、レンズ選びの基本と見直しポイント

コンタクトレンズを使い続けるうえで、どの種類を選ぶかは大きな意味を持ちます。目の状態や使う場面に合っていないレンズを選んでしまうと、違和感や疲れの原因になり、結果的に挫折につながることもあるのです。

ここでは、レンズの種類や選び方の基本をわかりやすく解説します。

種類によって快適さが変わる?ハードとソフトの違い

コンタクトレンズは、大きく「ハード」と「ソフト」の2種類に分かれます。どちらにも特徴があり、人によって向き不向きがはっきり分かれることがあります。

▼ハードレンズとソフトレンズの主な違い

項目ハードレンズソフトレンズ
装用感慣れるまで違和感がある初めてでもなじみやすい
酸素透過性高い(目にやさしい)素材によって異なり、従来素材は低めで。新しいタイプは高いものも多い
視力の安定性高い(乱視矯正にも強い)ズレやすい場合がある
手入れの手間少なめ種類によってはこまめな洗浄が必要
落ちやすさ強風などで外れやすいことがある目に密着するためズレにくい

どちらが良いかは一概に言えませんが、「視力の安定性を重視したい」「目にやさしい方がいい」といったニーズによって選択肢は変わります。

初めて選ぶ場合は、使用目的や生活スタイルに合わせて医師と相談するのが安心です。

自分の目に合ったレンズを見つけるには

快適にコンタクトレンズを使うには、自分の目に合っているかどうかが何より重要です。

サイズやカーブが合っていないと、見え方やつけ心地に影響するだけでなく、目の健康にも悪影響を及ぼす可能性があります。

▼レンズ選びの際に確認したい基本項目

チェック項目内容
レンズの直径(DIA)目の大きさに合っているか
ベースカーブ(BC)目のカーブにフィットしているか
素材のやわらかさ着け心地に影響しやすい
酸素透過性長時間使用する場合は特に重要

これらは自分で判断できるものではなく、必ず眼科での検査とフィッティングによって決める必要があります。見た目ではわからなくても、少しのズレが不快感の原因になることもあります。

目に合わないレンズを無理に使い続けることは、使用を挫折する大きな要因になります。快適さに少しでも疑問を感じたら、レンズ自体を見直すことも大切です。

1day・2week・乱視用などの選び方

コンタクトレンズには、使い捨てタイプや乱視に対応したものなど、さまざまなバリエーションがあります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、ライフスタイルや使い方に合わせて選ぶことが大切です。

▼レンズの主な種類と特徴

タイプ特徴・向いている人
1day(1日)毎回新しいレンズを使いたい人、衛生重視
2week(2週間)コストを抑えたいが手入れもできる人向け
乱視用視力のぶれが気になる人に適している
遠近両用老眼の進行に合わせて使いたい人向け

毎日の使用頻度や手入れにかけられる時間、装用時間などを考慮して、自分にとって無理のない種類を選ぶことが、ストレスの少ない使用につながります。

また、種類の違いを理解しておくことで、今のレンズが合わないと感じたときの見直しもしやすくなります。

使用時の工夫で快適さをアップする方法

コンタクトレンズの使用感は、選ぶレンズだけでなく、日々の使い方や環境への配慮によっても大きく変わります。

ここでは、無理なく快適に使い続けるための具体的な工夫や意識したいポイントを紹介します。

正しい装着とケアでつけ心地が変わる

「毎日つけているのに、どうもゴロゴロする」「汚れやすい気がする」と感じたことはありませんか?それは装着やケアの方法に原因があるかもしれません。

▼快適な装用のために見直したい基本習慣

項目内容
手の洗い方洗い残しがあるとレンズに汚れが移る
装着の順番利き手側から始めると安定して扱いやすい
保管ケースの清潔さすすぎ残しがあると雑菌が繁殖することがある
洗浄液の使用法用量や交換頻度を守らないと効果が下がる

毎日のルーティンが雑になってしまうと、目の不調を引き起こす要因に。逆に、基本的なケアを丁寧に行うだけでも、装着感が変わることがあります。

使用時間と目の休憩、バランスが重要

目は体の中でも特にデリケートな器官です。長時間コンタクトを装用し続けると、知らないうちに目が疲れたり乾いたりしてしまいます。

▼装用時間と休憩に関するポイント

工夫できること効果
長時間連続装用を避ける酸素不足や乾燥を防ぎやすくなる
昼休みに一度外す目のリフレッシュにつながる
自宅ではメガネに切り替える目への負担を軽減できる
定期的にまばたきする涙の分泌を促し乾燥を防ぐ

コンタクトは便利な反面、つけていることを忘れてしまいがちです。そのまま使い続けると負担が蓄積し、疲れや痛みの原因に

使い方を少し工夫するだけでも、目の快適さが保ちやすくなります。

コンタクトに向いていない環境とその対策

どんなに目に合ったレンズでも、環境の影響を受けると装用感が悪くなることがあります。乾燥した場所や汚れた空気の中では、不快感が増しやすくなるため注意が必要です。

▼環境ごとに気をつけたいポイントと対策

環境起こりやすいトラブル対策例
冷暖房の効いた室内目の乾きこまめな目薬や加湿器の使用
長時間のPC作業まばたきの減少による乾燥意識的なまばたきと休憩を挟む
花粉やほこりが多い日異物感や充血メガネへの切り替えや保護メガネの活用
外出先での装着・外し手の衛生状態が気になる携帯用手洗いアイテムや予備のメガネ持参

レンズそのものに問題がなくても、いつ・どこで使うかによって快適さは左右されます。環境の影響を考慮しながら使い方を調整できると、コンタクトとの付き合いがぐっと楽になります。

眼科で相談する理由と定期受診のタイミング

コンタクトレンズは医療機器に分類されるため、自己判断で使い続けるのは危険です。快適に使うためには、定期的な眼科でのチェックが欠かせません。

ここでは、どんなときに相談すべきか、そして定期検診の大切さについて見ていきます。

自己判断せずにプロの意見を聞くべきとき

「少し痛いけど我慢できる」「見え方が少し悪くなった気がする」といった軽い違和感も、放っておくとトラブルにつながることがあります。

とくにコンタクトレンズは目に直接触れるため、自己判断で対処するのはリスクが高い行為です。

▼眼科を受診したほうがよい主なサイン

状況理由
目の痛みやかゆみが続く炎症や角膜への傷の可能性がある
視界がかすむ・ぼやけるレンズの汚れや度数の変化が考えられる
充血や涙が止まらないドライアイや感染の初期症状の恐れ
新しいレンズに変えた直後に違和感カーブや素材が合っていない可能性がある

小さな異変でも、専門家が見ればすぐに原因を判断できます。自己流で我慢するより、早めに相談することで症状が悪化するのを防げます

定期検診が快適な使用につながる理由

「痛みもないし問題なさそう」と感じていても、目の状態は自分ではなかなか確認できません。実際には、小さな傷やドライアイの兆候が見逃されていることもあります。

こうした見えない変化をチェックできるのが、定期検診の役割です。

▼定期検診で確認される主な内容

検査項目チェックされるポイント
視力測定度数が合っているかを確認
角膜の状態傷や炎症、酸素不足の有無を確認
涙の量・質乾燥の程度を測定しドライアイを予防
レンズの適合性サイズやカーブが今の目に合っているかを確認

これらの検査を定期的に受けることで、トラブルを未然に防ぎ、つけ心地の改善にもつながります。

一般的には、購入後1週間目、1ヶ月目、3ヶ月目、6ヶ月目に検査を受け、その後は3ヶ月ごとの定期検診が目安とされていますが、使用状況や症状によって間隔を短くする場合もあります。

フィッティングの見直しが解決のカギになることも

目の形やカーブは人によって異なり、時間の経過とともに少しずつ変化していきます。

そのため最初は快適でも、数年使い続けているうちに「最近なんとなく合わない」と感じることがあります。

▼フィッティングの見直しが必要になる主なケース

状況想定される原因
以前よりズレやすくなったカーブやサイズが合わなくなっている
見え方にムラを感じる乱視や度数の変化が進行している
長時間つけると痛みが出るフィット感のずれや酸素不足の影響

このような場合、レンズの素材やカーブを再調整することで、装用感が改善されることがあります。自己流でレンズを変えるのではなく、眼科での再フィッティングを受けることが重要です。

コンタクトを「合わなくなった」と感じたとき、それは買い替えのサインではなく、今の目の状態に合わせた調整のタイミングかもしれません。

まとめ

コンタクトレンズは、視界をクリアに保ちつつ見た目にも自然な視力矯正ができる便利なアイテムですが、使い方や選び方を間違えると不快感や目のトラブルにつながり、挫折してしまう原因になります。

痛みや異物感、装着の難しさ、長時間使用による疲れなど、使用中に感じるさまざまな違和感は、レンズが自分に合っていないことや、ケアの方法、使用環境に起因している場合が多くあります。これらを見直すことで、使いやすさは大きく改善されます。

コンタクトレンズは「合わなかったら終わり」ではありません。正しく使い、必要に応じて見直すことで、より快適で長く付き合える選択肢になるはずです。少しでも使いづらさを感じたら、無理をせず、一つずつ原因に目を向けてみてください。

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