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コンタクトレンズを初めて作るなら眼科は必須?料金の目安と安全に始めるためのポイントを解説

「コンタクトレンズを使ってみたいけれど、何から始めたらいいかわからない」「眼科には行くべき?費用はどれくらいかかるの?」──そんな不安や疑問を抱えている方は多いのではないでしょうか。特に初めてのコンタクトレンズは、目に直接触れるものだからこそ、安全性や正しい選び方がとても重要になります。

本記事では、コンタクトレンズを初めて作るときに眼科を受診すべき理由や、受診にかかる料金の目安、レンズの種類ごとの費用感、必要なケア用品までを丁寧に解説しています。

これからコンタクトデビューを考えている方が、安心して一歩を踏み出せるような情報をまとめました。最後まで読んで、参考にしていただければ幸いです。

初めてのコンタクトレンズは眼科で作ったほうが良い理由

「初めてのコンタクトレンズ、どこで作ればいいの?」と迷う方は多いはずです。近年ではネット通販や量販店でも簡単に購入できますが、特に初めて使う人にとっては、まず眼科で診察を受けることがとても重要です。

ここでは、眼科を選ぶべき理由を3つの観点から順にご紹介します。

視力だけじゃない!眼の健康チェックの重要性

コンタクトレンズは、視力を矯正するための便利な道具です。しかし、目に直接のせて使うものなので、目の健康状態を事前にしっかり確認しておく必要があります。

たとえば目の表面にキズがあったり、涙の量が少なかったりすると、レンズを装用することで違和感やトラブルが起こるおそれがあります。自覚症状がない場合でも、医師による検査でこうしたリスクに気づけることもあります。

コンタクトを安全に使うためには、視力だけでなく「目の健康」がとても重要な土台になるのです。目の健康を守る第一歩として、まずは眼科で目の状態を確認しましょう。

コンタクト販売店と眼科、何がどう違う?

「手軽に買えるなら販売店でもいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、コンタクト販売店と眼科とでは、提供されるサービスの内容がまったく異なります。

販売店では、基本的に視力測定や製品の案内は行っても、医師による診察や病気の確認はできません。一方で眼科では、国家資格を持った医師が診察し、目の状態に問題がないかも含めてレンズを提案します。

▼眼科とコンタクト販売店の違い(役割の比較)

比較項目眼科コンタクト販売店
医師の診察ありなし
医療的アドバイスあり基本なし
商品の販売一部対応対応あり
処方箋の発行対応可能眼科のみ対応可能、販売店では発行不可

どちらもコンタクトを扱ってはいますが、役割には大きな違いがあります。特に初めての方には、安心して使い始めるために医療的な視点でのサポートがある眼科が適しています。

迷ったときは「診察があるかどうか」が、選ぶ判断基準のひとつになります。

眼科に行かないとどうなる?意外な落とし穴

眼科を受診せずにコンタクトを使い始めると、一見スムーズに感じるかもしれませんが、思わぬトラブルに見舞われることがあります。

たとえば、自分の目に合わないサイズや形状のレンズを選んでしまい、装着時に痛みや違和感を感じることがあります。また、合わないレンズを無理に使い続けることで、角膜にキズがついたり、炎症を起こすリスクもあります。

さらに、装用のルールやケア方法が不十分なままだと、トラブルに気づかず悪化させてしまうケースも少なくありません。

▼眼科を受診しなかった場合の主なリスク

リスク内容起こりやすいトラブル
レンズの不適合痛み、見えにくさ、目の充血
異常に気づけない角膜炎や感染症の進行
使用ルールの誤解長時間装用によるダメージ

初めてコンタクトを使うときこそ、正しい知識と医師のサポートがとても大切です。「とりあえず、で使ってしまう」と、かえって目に負担がかかってしまうかもしれません。

眼科でかかる費用の目安と検査の流れ

「眼科で診てもらうのはいいけれど、費用はどれくらいかかるの?」という不安は多くの方が抱えるものです。

ここでは、初診時にかかる料金の目安、受けられる検査の内容や時間、処方箋の取り扱いについて、具体的に解説していきます。

初診時にかかる費用はどのくらい?

眼科でコンタクトレンズを初めて作るときの費用は、大きく分けて「診察料」「検査料」「処方箋料」が発生します。

これらの多くは健康保険の適用対象ですが、コンタクトレンズに関する診察は、2019年の医療保険改正により特別な検査料が設定されており、初診料は約1,460円(3割負担)、再診料は約820円(3割負担)となっています。

一般的な目安としては、保険が使えないケースで3,000円〜5,000円程度、保険適用される場合は1,000円前後で収まることが多いです。ただし、施設によってはコンタクトレンズ専用の「初診パック」として料金を設定しているところもあります。

▼コンタクトレンズ初診時の費用目安

費用項目保険適用あり保険適用なし(自由診療)
初診料+検査料約1,000円前後約3,000〜5,000円程度
処方箋発行料多くは上記に含まれる別途請求の場合あり
その他(説明・試用レンズ)無料〜500円程度施設により異なる

眼科によって料金設定は異なるため、事前に電話や公式サイトで確認しておくと安心です。

検査って何をするの?所要時間と内容をチェック

初めてのコンタクトレンズ診察では、いくつかの検査が行われます。これは単に視力を測るだけでなく、レンズが安全に使える状態かどうかを確認するための大切なプロセスです。

通常、検査の所要時間は20分〜30分程度です。混雑具合や待ち時間を含めると、トータルで1時間ほど見ておくと安心です。

▼眼科で行われる主な検査内容(初診時)

検査項目内容
視力検査遠く・近くの見え方を測定
角膜カーブ測定目のカーブに合うレンズ選定のための計測
眼圧検査緑内障などのリスクを確認
涙液量検査ドライアイの有無をチェック
装着テスト(試用)実際にレンズを入れて装用感を確認

初診では、医師や検査員が丁寧に進めてくれるため、わからないことがあればその場で相談することもできます。

処方箋はどうもらう?使い方と有効期限

コンタクトレンズを購入する際には、処方箋(処方指示書)が必要になる場合があります。これは、医師が「この人にはこのレンズが合う」と判断した内容を記載した書類で、販売店や通販サイトでの購入時に提示を求められることがあります。

処方箋は診察後に医師が発行しますが、施設によっては希望者のみに渡すこともあるため、必要であれば必ず申し出ましょう。

また、処方箋には有効期限があります。有効期限は眼科によって異なり、短いところでは発行日から14日や1ヶ月、長いところでは3ヶ月と定めている眼科もあり、それを過ぎると再発行や再診が必要になります。

▼コンタクト処方箋の基礎知識

項目内容
発行タイミング診察当日、検査後に発行される
有効期限多くの場合1年以内(施設により異なる)
使用方法購入時に販売店や通販サイトへ提出

処方箋は「自分の目に合ったレンズを選ぶ」ための大切な証明書です。きちんと管理しておきましょう。

コンタクトレンズの費用はどれくらい?種類別に紹介

コンタクトレンズを選ぶときに気になるのが、種類によって異なる「費用の差」です。使い捨てタイプやハードタイプなど、製品ごとの特徴と価格帯を理解しておくと、自分に合ったコスパの良い選び方がしやすくなります。

ここでは、代表的なタイプごとの費用感や購入先による違い、さらに年間にかかるコストの目安まで詳しく解説します。

ワンデー・2ウィーク・ハード、それぞれの特徴と価格帯

コンタクトレンズは使用期間や素材の違いにより、大きく3つのタイプに分けられます。それぞれに特徴があり、料金の目安も異なります。

▼主なコンタクトレンズの種類と費用感

タイプ特徴1箱あたりの価格目安(片目分)月額目安(両目)
ワンデー(1day)毎日使い捨て・衛生的2,000~3,500円(30枚)約4,000~8,000円
2ウィーク(2week)2週間ごとに交換・コスパ良1,500~2,500円(6枚)約2,500~4,000円
ハード数年使用可能・目に合えば高コスパ10,000~20,000円(1枚)初期費用高、月額換算は低め

それぞれにメリット・デメリットがありますが、初心者には扱いやすく清潔さを保ちやすいワンデータイプが人気です。価格だけでなく、使い方やライフスタイルとの相性も考えて選ぶことが大切です。

どこで買う?通販・店頭・眼科の違いと注意点

コンタクトレンズは、今やさまざまな場所で購入できる時代です。しかし、購入先によって価格やサポート内容、安心感に違いがあります。

▼購入先ごとの特徴と注意点

購入先特徴注意点
通販サイト手軽で安い、定期便ありトラブル時に相談しにくい
店頭販売(量販店)相談しながら選べる在庫や商品が限られることも
眼科併設店舗診察と購入が一度に可能やや価格が高めなこともある

通販は割安ですが、初めての方には目の状態を把握できる眼科併設店が安心です。継続使用や2回目以降なら、通販への切り替えも選択肢のひとつです。

長く使うならいくらかかる?年間コストの目安

コンタクトレンズは、1回の支払い金額だけでなく、継続的な費用も考える必要があります。特に使い捨てタイプの場合は、月額が積み重なることで年間コストが意外に高くなることもあります。

▼タイプ別の年間費用シミュレーション(両目使用想定)

タイプ月額目安年間合計
ワンデー約5,000~7,000円約60,000~84,000円
2ウィーク約2,500~4,000円約30,000~48,000円
ハード初期費用:20,000~60,000円2~3年使用可能で年換算:10,000~30,000円程度

ワンデータイプは快適ですが、長期間使うとコストが高めになる傾向があります。価格だけでなく、衛生面やメンテナンスの手間も考慮しながら選ぶのが賢い方法です。

ケア用品にも注目!コンタクト使用に必要なもの

コンタクトレンズの使用には、レンズそのものだけでなく、日々のケアに使う用品も欠かせません。特に2ウィークやハードタイプの場合は、適切なケアを怠ると目の健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

ここでは、初心者が揃えるべきケア用品とその費用、ケア不足によるトラブル、購入先ごとの特徴について解説します。

ケア用品は何を揃えるべき?費用と選び方のポイント

ケア用品は、使用するレンズのタイプによって必要なものが異なります。ワンデータイプは基本的に使い捨てのためケア用品が不要ですが、2ウィークやハードレンズは毎日の手入れが欠かせません。

▼代表的なケア用品と費用の目安

ケア用品主な用途価格帯(月額)
洗浄液(ソフト用)レンズの汚れ除去・殺菌約500~1,000円
保存液使用後のレンズ保管用約300~700円
酵素洗浄剤(ハード用)蛋白質汚れの除去約500円前後
装着液レンズの乾燥防止、つけ心地向上約500~800円
ケースレンズの保管数百円(定期交換推奨)

使用中の製品によって合う・合わないがあるため、最初は眼科で勧められたものから試してみるのが安心です。

「レンズだけ」でなく、「ケアまで含めての費用と準備」が快適な使用のカギになります。

ケアを怠るとどうなる?実際にあったトラブルとは

ケアをきちんと行わずにコンタクトレンズを使い続けると、目にさまざまなトラブルが起こる可能性があります。汚れたレンズを使い続けることで、細菌が繁殖し、角膜や結膜に悪影響を及ぼすこともあります。

よくあるトラブルの例としては、「目のかゆみ・充血」「視界の曇り」「角膜炎」「感染症(アカントアメーバ角膜炎など)」が挙げられます。これらの多くは、適切な洗浄と保管、定期的なケアを怠ったことで起こるものです。

▼ケア不足による代表的なトラブル例

症状主な原因
目の充血・かゆみ洗浄不足による汚れの蓄積
視界の曇り蛋白質汚れがレンズに付着
角膜炎不衛生なレンズの長時間装用
感染症水道水洗浄・長期使い回し

ケアの重要性を軽視すると、最悪の場合はコンタクトの使用を中止せざるを得なくなることもあります。「少しくらい大丈夫」が、大きな後悔につながらないように注意が必要です。

ケア用品の購入先はどこがいい?

ケア用品は、いろいろな場所で購入することができます。価格や品揃え、相談のしやすさなど、購入先によって特徴があります。

▼ケア用品の主な購入先と特徴

購入先特徴向いている人
ドラッグストア手軽・すぐ買える急ぎで必要なときに便利
通販サイトまとめ買いで安い・種類が豊富コスト重視・慣れている人向け
眼科併設店舗眼の状態に合った提案が受けられる初心者・不安のある人

最初は眼科で推奨された製品を購入し、慣れてきたら価格や利便性で他の購入先を選ぶ、という流れがスムーズ。購入先は「価格」だけでなく、「安心して使えるかどうか」で選ぶことも大切です。

まとめ

コンタクトレンズを初めて作るときは、まず眼科を受診することがとても大切です。視力だけでなく、目の健康状態を詳しく確認してもらうことで、自分に合ったレンズを安全に使い始めることができます。販売店や通販と比べて、眼科では医師の診察や適切なアドバイスが受けられるため、特に初心者には安心な選択肢といえるでしょう。

初診にかかる料金は施設や保険適用の有無によって異なりますが、事前に確認しておくことで安心して受診できます。また、レンズの種類によって価格帯や使用感に違いがあるため、自分のライフスタイルに合わせた選び方が重要です。

さらに、ソフトレンズやハードレンズを使用する場合には、適切なケア用品の準備と毎日の手入れも欠かせません。ケアを怠ると目のトラブルに繋がる恐れがあるため、購入先や使い方にも気を配りましょう。

はじめてのコンタクト選びは、少し不安もあるかもしれませんが、正しい知識と準備があれば、快適に使い続けることができます。まずは眼科でしっかりと診てもらい、安心の第一歩を踏み出しましょう。

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