「初対面で怖がられた」「ただ真顔なだけなのに『怒ってる?』と聞かれた」そんな経験をして、悩んだことはありませんか?鏡を見ては「もう少し目が丸かったら」「優しそうな顔になりたい」と、自分の目の形を少し苦手に感じてしまっているかもしれません。
でも実は、そのシャープな目元は、他の誰にも真似できない洗練された魅力を持っています。知的に見せたり、大人っぽく見せたり、メイクの少しの工夫で印象を自由自在に操れるのも、つり目ならではの特権です。
この記事では、つり目が持つ本来の魅力や特徴を紐解きながら、コンプレックスを自信に変えるためのメイクテクニックや印象操作のコツをご紹介します。
「きつい」だけじゃない?つり目が持つ本来の魅力と与える印象
「怒っているのかな?」「話しかけづらいかも」と悩んでしまうことも多いつり目ですが、実はその鋭さは、他の目の形にはない特別な美しさでもあります。丸い目が「守ってあげたい」可愛らしさを生むなら、つり目は「自立した大人」の洗練された雰囲気を演出できるパーツです。
まずは、つり目が周囲に与えているポジティブなイメージと、誤解が生まれてしまう原因について見ていきましょう。
クールで知的、大人っぽい雰囲気が最大の武器
つり目の最大の特徴は、目尻が上がっていることで生まれる凛としたシャープなラインです。
この形状は、言葉を交わす前から相手に「意思の強さ」や「頼りがい」を感じさせることができます。
▼つり目が周囲に与えるポジティブな印象
| 印象 | 具体的なイメージ |
| 知的さ | 仕事ができそうで信頼感がある |
| 大人っぽさ | 実年齢よりも落ち着いて見える |
| ミステリアス | 芯が強そうで惹きつけられる |
| 色気 | 涼しげな眼差しが印象に残る |
このように、つり目は単に「目が上がっている」だけでなく、内面の強さや知性を感じさせる要素を多く持っています。
多くの人が憧れる「クールビューティー」な存在感を、生まれながらに持っているというのは、メイクやファッションを楽しむうえで大きなアドバンテージになります。
誤解されがちな「不機嫌に見える」理由と解決の糸口
多くのつり目さんが気にする「機嫌が悪そう」という悩みは、性格ではなく、単純に目の形状が作り出す視覚効果によるものです。
真顔のときのラインが、人が顔に力を入れたときの表情と似てしまうことが主な原因です。
▼きつく見えてしまう主な原因
- 目尻の角度が鋭く上がっている
- 黒目の露出面積が限られて見える
- まぶたの厚みですっきりしすぎている
- 真剣な眼差しが睨んでいるように映る
これらはあくまで「形」の特徴にすぎないので、必要以上に落ち込むことはありません。
「真顔だと少し力が入って見える」と知っておくだけで、意識的に表情を緩めるきっかけになりますし、ふと笑ったときのギャップが大きな魅力となって、相手の心を掴むこともよくある話です。
メイク次第で「可愛く」も「格好良く」もなれる万能な目の形
実は、つり目はメイクで雰囲気をガラリと変えやすい目の形といわれています。
もともとのパーツの輪郭がはっきりしているため、そのラインを活かすことも、少し足して印象を和らげることも自由自在です。
▼なりたい印象に合わせたつり目の活かし方
| スタイル | 特徴とメリット |
| 猫目風 | 本来の形を活かした小悪魔的な雰囲気 |
| アジアン風 | 切れ長を強調した東洋的な美しさ |
| タレ目風 | 目尻を下げて見せる親しみやすさ |
| 抜け感風 | 引き算で鋭さを中和した透明感 |
ぼんやりとした目の形よりもベースの線が強いため、少しの工夫で劇的な変化を楽しめるのがつり目の面白いところです。
「今日はクールに」「明日は優しく」と、その日の気分や服装に合わせて、まったく違う自分を演出できるポテンシャルを秘めています。
優しい雰囲気にチェンジ。つり目の角度をカバーする「たれ目風」メイク
「第一印象を柔らかくしたい」「親しみやすい雰囲気を出したい」と思ったときは、メイクで目の重心を少し下げる工夫をしてみましょう。つり目のシャープなラインを活かしつつ、角度の錯覚を利用することで、自然と優しい目元を作ることができます。
ここからは、いつもの道具ですぐに実践できる、たれ目風に見せるための具体的なテクニックをご紹介します。
アイラインは「目の形に沿わせず」目尻を下げるのが鉄則
つり目をカバーしようとする際、目のキワに沿ってアイラインを引いてしまうと、かえってつり上がった形を強調してしまいます。
ポイントは、実際の目尻の位置よりも少し下に向かってラインを伸ばすことです。
▼優しい目元を作るアイラインの引き方
| 手順 | 描き方のポイント |
| 目頭〜黒目上 | まつ毛の隙間を埋める程度に細く引く |
| 黒目外側〜目尻 | 目のカーブを無視してやや下方向へ直線を引く |
| ラインの終点 | 実際の目尻よりも3〜5mm長く伸ばして止める |
リキッドタイプよりもペンシルタイプやブラウン系の色を選ぶと、ラインの主張が強すぎず、より自然な影のように見せることができます。
目のフレームを人工的に下げるイメージで描くことで、笑っているときのような柔らかなアーチが生まれ、顔全体の表情まで穏やかに映るようになります。
下まぶたの重心を下げて目の縦幅を広く見せるコツ
上のラインで目尻を下げたら、今度は下まぶたにも手を加えて、目の縦幅を広げて見せましょう。
下まぶたの目尻側にポイントを置くことで、視線が自然と下に誘導され、つり目の鋭さが中和されます。
▼下まぶたメイクで重心を下げる方法
- 目尻の三角ゾーンに締め色を平行に入れる
- 黒目の下にラメや明るい色を乗せて膨らみを出す
- 涙袋の影を目尻側まで少し長めに描く
- 下まつげのマスカラは目尻側を重点的に塗る
特に重要なのは目尻の三角ゾーンです。ここをアイシャドウで埋める際は、上のラインと繋げずに少し隙間を開けるようにすると、目が一回り大きく見えて抜け感が出ます。
下方向にボリュームを出すことで、シャープな印象から、愛らしく穏やかな印象へと変化させることができます。
眉山の角度をなだらかにして、顔全体の鋭さを中和する
目元の印象を変えるうえで、実はアイメイクと同じくらい大切なのが眉毛の形です。
つり目の方は骨格的に眉も上がり気味なことが多いですが、眉山にしっかり角度をつけてしまうと、キリッとしすぎて強い印象が加速してしまいます。
▼つり目さんと相性の良い眉メイク
| 意識する点 | 具体的な整え方 |
| 形 | 平行眉、または緩やかなアーチ眉を目指す |
| 眉山 | 角度をつけすぎず、角を削って丸みを持たせる |
| 眉尻 | 目尻のラインに合わせて少し長めに下げる |
| 色 | 髪色よりワントーン明るくして存在感を薄める |
眉の下のラインを描き足して、眉と目の距離を近づけるようにすると、さらに彫りが深く穏やかな顔立ちに見えます。
目そのものの形を変えようと頑張りすぎる前に、まずは眉のカーブをなだらかにするだけで、顔全体の険しさがスッと抜けて、余裕のある優しい雰囲気が生まれます。
クールな美しさを引き立てる。つり目の形を活かした「猫目」メイク
コンプレックスを感じていた目の角度も、見方を変えれば他の誰にも真似できない強力な武器になります。無理に隠して形を変えるのではなく、そのシャープなラインを最大限に活かすのが「猫目メイク」です。つり目さんが本来持っている色気や凛とした美しさを際立たせ、自信に満ちた表情を作るためのポイントを紹介します。
跳ね上げラインは「下まぶたの延長線上」で自然な色気を演出
猫目メイクの主役となるアイラインですが、意気込んで角度を上げすぎると、古臭く見えたり攻撃的な印象になったりしてしまいます。
大切なのは「描く」のではなく、本来の目のカーブを「伸ばす」イメージを持つことです。
▼洗練されたキャットラインを描くコツ
| ポイント | 具体的なテクニック |
| 開始位置 | 黒目の外側から少しずつ太さを出す |
| 角度 | 無理に跳ね上げず下まぶたの延長線上へ流す |
| 長さ | 目尻から2〜3mmほどオーバーさせる |
| 質感 | リキッドライナーでスッと消えるように払う |
目尻のキワから自然にスッと流すだけで、つり目特有の切れ長な美しさが際立ちます。
あえて黒目の上は細く描き、目尻側に重きを置くことで、横顔まで美しく見える、大人の色気を帯びた目元が完成します。
暖色系シャドウやラメを使って、鋭さの中に親しみやすさをプラス
「猫目メイク=強そう」というイメージがあるかもしれませんが、使う色や質感を工夫するだけで、女性らしい柔らかさを同居させることができます。
おすすめなのは、オレンジやピンク、テラコッタなどの暖色系カラーを取り入れることです。
▼鋭さを中和するカラー使いの法則
- 肌馴染みの良いテラコッタやコーラルを選ぶ
- 黒目の上にラメを乗せて立体感を出す
- 下まぶたにピンク系を入れて血色感を足す
- 締め色はミディアムカラーでぼかす
寒色系でまとめるとクールになりすぎてしまう目元も、暖色の膨張効果を利用すれば、ふんわりとした優しさが生まれます。
シャープなアイラインと温かみのあるアイシャドウのギャップが、ただ綺麗なだけではない、親しみやすく魅力的な表情を作り出します。
まつげは目尻を強調し、切れ長で流れるような切れ長の瞳を作る
アイラインで横幅を出したら、仕上げのまつげで目の形を美しく整えます。
つり目さんが目を大きく見せようとして、まつげ全体を根元から直角に上げてしまうと、びっくりしたような目になりがちです。目指したいのは、流れるようなアーモンドアイです。
▼横顔美人を作るまつげメイク
| 工程 | 意識すること |
| ビューラー | 根元から直角に上げず緩やかなカールを作る |
| マスカラ | ロングタイプを選び長さを重視する |
| 塗り方 | 目尻側を重ね塗りして外側に流す |
| 下まつげ | 黒目下を中心に塗り縦幅を確保する |
扇状に広げるのではなく、目尻に向かって横に流すようにマスカラを塗ることで、目の横幅がさらに強調されます。
伏し目になったときにスッと伸びる長いまつげは、つり目の持つミステリアスな魅力を最も引き立てるアクセントになります。
メイク以外でも印象は操れる。メガネ選びとヘアスタイルのヒント
目元の印象を変える手段は、なにもメイクだけではありません。顔の一部となるメガネや、顔の額縁であるヘアスタイルを少し工夫するだけで、つり目の印象をガラリと変えることができます。
「今日はメイクを薄くしたい」「もっと自然に雰囲気を変えたい」というときに役立つ、顔まわりのトータルコーディネート術をお伝えします。
フレームの丸みがカギ。つり目を和らげるメガネの選び方
メガネは顔の印象を補正する最強のアイテムです。つり目さんがメガネを選ぶときは、「目の角度と逆の要素」を取り入れるのが正解です。
シャープな目元に対して、角のない丸みのあるフレームを合わせることで、顔全体のバランスが中和され、柔らかな雰囲気が生まれます。
▼つり目さんと相性の良いフレーム
| フレームの種類 | 効果と見え方 |
| ボストン | 丸みのある逆三角形が鋭さを打ち消す |
| オーバル | 楕円形の優しいカーブが穏やかさを足す |
| ラウンド | 個性的かつ親しみやすい印象を与える |
| ハーフリム | 下側にフチがないため視線が下に抜ける |
逆に避けたほうが無難なのは、目尻が吊り上がった「フォックス型」や、角ばった「スクエア型」です。これらは目の鋭さを強調してしまいます。
フレームの縦幅が広いものを選ぶと、目の位置が下がって見えやすく、小顔効果とともに優しい表情を引き出してくれます。
顔まわりの毛流れで直線をカバーするヘアスタイルの工夫
髪型で意識したいのは、顔の輪郭にかかる毛束のニュアンスです。
ストレートの黒髪ロングなどは、直線のラインが強調されてクールさが際立ちますが、柔らかく見せたい場合は「曲線」を顔まわりに作ることがポイントになります。
▼鋭さを和らげるスタイリングのコツ
- 顔まわりの後れ毛をリバース巻き(外巻き)にする
- 全体にゆるいウェーブをかけて直線を減らす
- カラーは真っ黒よりも透け感のあるアッシュやブラウンを選ぶ
- トップに高さを出しすぎずひし形シルエットを作る
顔の横にふんわりとした曲線の毛束があるだけで、視線が分散され、目元の鋭さが目立ちにくくなります。
美容院でオーダーする際は、「顔まわりに動きが出やすいレイヤーを入れてほしい」と伝えると、朝のスタイリングで簡単に柔らかい雰囲気を作りやすくなります。
前髪のあり・なしで変わる、目元の見え方と視線誘導
前髪は、目のすぐ上にあるパーツだけに、その影響力は絶大です。
前髪を作るか作らないかによって、相手の視線がどこに集まるかが変わり、つり目の見え方も大きく変化します。なりたいイメージに合わせて使い分けてみましょう。
▼前髪スタイル別・印象コントロール
| スタイル | 視線の効果と印象 |
| シースルーバング | 眉が見えることで表情が明るく優しく見える |
| 重めぱっつん | 目のラインが強調されモードで強い印象になる |
| かきあげバング | 縦のラインが強調され大人っぽさと色気が出る |
| センター分け | 頬骨を隠す毛流れで顔の鋭さをカバーできる |
特におすすめなのは、おでこが透けて見える程度の軽めな前髪です。眉毛の形がうっすら見えることで表情が伝わりやすくなり、親しみやすさがアップします。
また、長めの前髪をサイドに流して目の横の余白を埋めると、顔の横幅が削れて見えるため、つり目の横長感が緩和されてバランス良くまとまります。
まとめ
つり目は「きつい」というネガティブな要素だけではなく、知的で洗練された大人っぽさを演出できる個性です。
その日の気分に合わせて、アイラインやシャドウで優しい雰囲気に寄せることも、本来の形を活かしてクールな魅力を全開にすることもできます。自分の目の形が持つ可能性を知り、メイクやファッションで自由に印象を操る楽しさを味わってみてください。
コンプレックスだと思っていたその目元は、実はあなたを輝かせる武器になるはずです。