田川での登山に興味はあるけれど、「どの山なら自分の体力で登れるのか分からない」「それぞれの山にどんな特徴があるのか知りたい」と迷っていませんか?
登山は事前の情報収集が大切ですが、実際に訪れる場所を決めきれずにいる方も多いはずです。この記事では、初心者でも安心して登れる低山から、本格的な登山を楽しめる名峰まで、田川エリアでおすすめの山々を厳選してご紹介します。
それぞれの山の特徴や見どころを分かりやすく解説しているので、ぜひ週末のお出かけプランの参考にしてください。
挑戦したくなる!田川エリアを代表する3つの名峰
田川周辺には、九州を代表する本格的な山々が連なっています。
ここでは、素晴らしい展望や歴史的な背景を持ち、多くの登山愛好家を惹きつけてやまない3つの名峰をご紹介します。体力に合わせてコースを選び、雄大な自然を満喫してください。
福智山|360度の大パノラマと四季折々の草花
北九州市・直方市・福智町にまたがる福智山は、その眺望の素晴らしさから「九州百名山」の一つに数えられる人気の山です。山頂からは玄界灘や周防灘、天気の良い日には遠く大分の国東半島までを見渡すことができます 。
福智山の大きな魅力は、初心者から上級者まで楽しめる豊富な登山ルートです。「白糸の滝」を巡るコースや、樹齢数百年とも言われるエドヒガン「虎尾桜(とらおざくら)」を鑑賞できるルートなど、目的に応じて選ぶことができます 。
特に山頂付近の草原状の稜線歩きは開放感抜群で、秋にはススキが黄金色に輝く幻想的な風景が広がります。
▼福智山の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 標高 | 901m |
| 登山レベル | 初級〜中級(コースによる) |
| 見どころ | 山頂からの360度パノラマ展望 |
| 特徴 | ススキやリンドウなど四季の花々 |
英彦山|神秘的な空気に包まれる日本三大修験山
福岡県と大分県の県境にそびえる英彦山(ひこさん)は、古くから山伏が修行を行う霊山として栄えてきました。国指定史跡に登録されており、石段や社殿が醸し出す厳かな雰囲気は、他の山にはない特別な体験を与えてくれます 。
2025年12月には上宮修復工事に伴う登山道規制が解除され、北岳・中岳・南岳の縦走が可能になりました 。中腹まではスロープカーを利用できるため、本格的な登山だけでなく、歴史探訪を目的とした観光も楽しめます。
山頂の神聖な空気の中で、悠久の歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
▼英彦山の見どころポイント
| ポイント | 特徴 |
| 歴史 | 日本三大修験山の一つとされる霊峰 |
| 施設 | 重要文化財の英彦山神宮奉幣殿 |
| アクセス | スロープカーで中腹まで移動可能 |
香春岳|歴史と産業が共存する個性的な三つの峰
五木寛之の小説『青春の門』の舞台としても知られる香春岳(かわらだけ)は、一ノ岳・二ノ岳・三ノ岳からなる独特な山容が特徴です。特に一ノ岳は石灰石の採掘によって山頂が平らに削られており、その特異な姿は田川のシンボル的な風景となっています 。
現在登山ができるのは「三ノ岳」のみですが、ファミリー向けのルートと岩登りルートが整備されています 。一ノ岳の迫力ある姿を麓から眺めた後に、三ノ岳で自然豊かなハイキングを楽しむのがおすすめのプランです。
産業と共に生きてきた田川の歴史を、肌で感じることができるでしょう。
▼香春岳の特徴まとめ
| 項目 | 内容 |
| 構成 | 一ノ岳・二ノ岳・三ノ岳の三峰 |
| 登山 | 現在は「三ノ岳」のみ入山可能 |
| 標高 | 509m(三ノ岳) |
| 景観 | 石灰岩が露出した独特の風景 |
初心者でも安心!景色を楽しむ低山ハイキング
田川エリアには、長時間の行動になりにくく、景色を楽しみながら歩ける低山もあります。ここでは「まずは気軽に山歩きをしてみたい」という人が、計画を立てやすい2座を取り上げます。
岩石山|巨岩・奇石が織りなす自然のアート
岩石山(がんじゃくさん)は、登山の難易度だけでなく「どんなルートで歩くか」を事前に把握しておくと、当日の安心感が大きく変わる山です。添田町公式サイトでは「岩石山登山マップ」が公開されており、初めてでもコースの全体像をつかみやすいのが心強いポイントです。
登山道は天候の影響を受けやすいので、雨の後は足元が滑りやすい前提で計画を組むのが安全です。歩きやすい靴と、両手が空く装備で、無理のないペースを意識すると景色にも集中できます。
この山は「地図を見て迷いにくくする」だけで、満足度が上がりやすいタイプです。まずは公式マップでルートの長さと分岐を確認し、短めのコースから試すと、低山ハイキングの楽しさをつかみやすくなります。
▼岩石山の基本情報
| 項目 | 内容 |
| エリア | 福岡県添田町と赤村の境界 |
| 事前準備 | 添田町公式の登山マップを確認 |
摺鉢山|田川盆地を一望できる歴史ある里山
摺鉢山は、田川市と嘉麻市の境界に位置する低山で、別名「帝王山」としても紹介されています。 標高は約212mとされ、短時間でも山歩きの雰囲気を味わいやすいのが魅力です。
低山でも、展望が開けるポイントに立つと「思った以上に景色が広い」と感じられることがあります。時間に余裕がない日でも、無理のない範囲で登って眺めを楽しむ、という使い方がしやすい山です。
一方で、標高が低いから安全というわけではありません。登山口から山頂までの時間が短い日は、装備が簡単になりがちなので、飲み物とライトなど最低限の持ち物は省かないのが安心です。
摺鉢山は「低山=物足りない」を覆してくれるタイプの山です。近場でさっと歩ける一方、展望や歩いた達成感も得られるので、田川で低山ハイキングを始める入口として検討しやすいでしょう。
▼摺鉢山の基本情報
| 項目 | 内容 |
| 別名 | 帝王山 |
| 標高 | 約212m |
| エリア | 田川市と嘉麻市の境界 |
まとめ
歩ける岩石山や摺鉢山など、個性豊かな山々が揃っています。
季節ごとに表情を変える自然の美しさや、歴史的な背景を感じながら歩くことで、心身ともにリフレッシュできる特別な時間を過ごせるはずです。
自分の体力や目的に合った山を選び、安全に配慮しながら田川での山歩きを楽しんでください。