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コンタクトはメイク前につけてる?正しいやり方と失敗しない順番をわかりやすく解説

ミエルネ編集部丨執筆協力:先進会眼科 福岡飯塚 / 岡 義隆

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朝の支度中、「コンタクトってメイクの前?それとも後?」と迷ったことはありませんか?

順番を間違えると、レンズが汚れたり、目が乾いたりと小さな不快感につながることもあります。けれど、ほんの少しのコツを押さえるだけで、目を守りながらきれいにメイクを仕上げることができるんです。

この記事では、コンタクトをつける正しいタイミングや、メイク中に気をつけたいポイントを丁寧に解説します。

コンタクトとメイク、どちらが先?基本の順番を知ろう

朝の支度で「コンタクトとメイク、どっちを先にすればいいの?」と迷う人はいらっしゃいませんか?ここでは、正しい順番とその背景をわかりやすく紹介します。

メイク前につけるのが正解!その理由と安全性の関係

コンタクトはメイクの前につけるのが基本。メイク後にレンズをつけると、指先に残った化粧品の油分や粉がレンズに付着しやすく、目のかすみや異物感の原因になります。

清潔な手で装着することが、目を守る一番のポイントです。

▼コンタクトとメイクの正しい順番

手順注意点
①顔を洗う皮脂や汚れをしっかり落とす
②手を洗うハンドクリームは控える
③コンタクトをつける清潔な指で優しく装着
④メイクを始めるアイメイクは最後に行う

この順番を守るだけで、レンズが汚れにくくなり、視界もクリアに保てます。メイク前のひと手間が、一日中快適な目元につながるのです。

コンタクトを後にすると起こりやすいトラブルとは?

メイクのあとにコンタクトをつけると、意外と多くのトラブルが起こります。

指先に残ったファンデーションやパウダーがレンズに触れることで、曇りやすくなったり、目が充血したりすることもあります。

▼後からつけると起こりやすいこと

  • 視界がかすんでメイクの仕上がりが見えにくい
  • レンズに粉がついて不快感が出る
  • アイメイクがよれて清潔感がなくなる
  • 目のかゆみや違和感を感じやすい

こうしたトラブルは、ほんの少しの順番の違いから生まれます。先にコンタクトをつけておけば、レンズも清潔なまま保たれ、目のコンディションを崩す心配も減ります。

順番ひとつで変わる!きれいな目元を守るポイント

コンタクトをつける順番を正しくするだけで、メイクの仕上がりも変わります。ナチュラルで清潔感のある印象を保ちたい人には欠かせない習慣です。

▼きれいな目元をキープするコツ

  • コンタクトは必ずメイク前に装着する
  • アイラインはまつ毛のすき間を埋める程度にする
  • 目をこすらず、やさしいタッチを意識する
  • メイク直しの前には手を軽く拭いて清潔に保つ

順番を守ることは、見た目の美しさと目の健康を両立させる基本です。小さな心がけが、快適で魅力的な目元を長く保つ秘訣になります。

コンタクトをつける前の正しい準備と清潔な手順

コンタクトレンズを快適につけるためには、装着前の準備がとても大切です。手や顔が清潔でないまま装着すると、レンズの汚れや目のトラブルにつながることがあります。

ここでは、装着前に意識したいポイントと、スムーズに着けるためのコツを紹介します。

装着前の手洗いが大切な理由と正しい洗い方

レンズをつける前は、必ず手を洗ってから行うのが基本です。

手には目に見えない油分やホコリ、化粧品の成分がついており、それがレンズを通じて目に入ると、炎症やかゆみの原因になることがあります。

▼装着前に正しく手を洗うステップ

手順ポイント
①石けんで両手を洗う指先・爪の間まで丁寧に洗う
②しっかりすすぐ石けんが残ると刺激になる
③清潔なタオルで拭くペーパータオルなど毛羽立たないものを使用

洗ったあとは、水分をしっかり拭き取ってからレンズを触ることが大切です。手に残った水道水がレンズに触れると、微生物感染のリスクが高まり、目の負担につながります。

清潔な乾いた手で扱うことが、トラブルを防ぐ一番のポイントです。

レンズをスムーズにつけるコツと初心者がつまずきやすいポイント

初めての人や久しぶりにコンタクトを使う人は、装着に少し時間がかかることもあります。焦らず、手順を守って落ち着いて行うことが大切です。

▼スムーズに装着するためのポイン

  • 鏡の前で、安定した姿勢をとる
  • 利き手でレンズを持ち、反対の手でまぶたを軽く押さえる
  • まっすぐ前を見て、黒目の中心に優しくのせる
  • まばたきをゆっくりして、自然にレンズをなじませる

レンズが裏返っていると、つけたときに違和感があります。レンズの縁がきれいな丸形になっているかを確認してから装着しましょう。また、何度も入らない場合は目をこすらず、いったんレンズを保存液で洗ってから再挑戦するとスムーズです。

慣れるまでは少し時間がかかりますが、「焦らない・こすらない・清潔に」がポイントです。自然につけられるようになると、朝の支度も快適になります。

朝のスキンケアはどこまでOK?化粧水・乳液の使い方のコツ

朝のスキンケアは欠かせませんが、コンタクト装着の前後で使う順番に注意が必要です。

化粧水や乳液の油分が手やまぶたに残っていると、レンズが滑って入れにくくなることがあります。

▼コンタクトとスキンケアのおすすめ順番

手順注意ポイント
①洗顔清潔な状態に整える
②化粧水・乳液少量をなじませて、ベタつきを残さない
③手を洗い直すスキンケア後の油分を落とす
④コンタクトを装着指先が清潔で乾いた状態で行う

化粧水や乳液を塗ったあとにもう一度軽く手を洗うのがコツです。これだけで、レンズがすべりにくくなり、目の違和感も防げます。

スキンケアは肌を整えるための大切な習慣ですが、順番と使い方を少し意識するだけで、コンタクトも快適に使えるようになります。

コンタクト装着後に行うメイクの正しいやり方

コンタクトを装着したら、次はメイクの時間です。ただし、いつも通りにメイクをすると、レンズが汚れたり乾燥しやすくなったりすることがあります。

ここでは、目を守りながらきれいに仕上げるためのメイク方法を紹介します。

アイメイクの基本!レンズを汚さないアイライン&マスカラの塗り方

コンタクトをつけているときのアイメイクは、目に入れない・触れさせないが鉄則。 アイラインを引くときは、粘膜の内側ではなくまつ毛のすき間を埋めるように描くと、自然で清潔感のある目元になります。

また、マスカラは繊維が入っていないものを選ぶと安心です。ボリュームタイプよりもフィルムタイプやお湯で落ちるタイプの方が、粉落ちや目の刺激を防ぎやすくなります。

▼レンズを汚さないアイメイクのコツ

  • アイラインは目の内側に引かない
  • マスカラは根元を避けて中間〜毛先に塗る
  • 下まつ毛は軽くひと塗りでOK
  • ビューラーを使うときは強く押し当てない

メイク後に目の乾きが気になるときは、防腐剤の入っていない目薬を使うと安心。アイメイクを工夫するだけで、レンズを清潔に保ちながら、やさしく印象的な目元をつくることができます。

ベースメイクで目を守る!ファンデ・パウダーの塗布順序と注意点

ベースメイクは顔全体の印象を左右しますが、コンタクトをしているときは粉や油分が目に入りにくい順番で仕上げることが大切です。

▼コンタクト装着後のベースメイク順番

手順注意点
①化粧下地目の周りは薄くのばす
②リキッドファンデーション目元はスポンジで軽く押さえる程度に
③コンシーラー目尻・クマ部分のみ薄く塗る
④フェイスパウダー大きめブラシで全体を軽く仕上げる

目のまわりを厚く塗ると、粉が落ちやすくなり、まばたきのたびにレンズに触れることがあります。そのため、目のキワだけは薄めに・パウダーはふんわりとのせるのがポイントです。

ナチュラルでも印象的に!コンタクトが映える目元の仕上げ方

コンタクトをつけていると、瞳がくっきり見える分、濃いメイクよりもナチュラルな引き算メイクがよく映えます。ポイントは、目の立体感を生かして清潔感を出すこと。

▼コンタクトが映えるナチュラルメイクのポイント

  • アイシャドウはベージュやピンクブラウンなど柔らかい色を選ぶ
  • ラメは細かい粒のものをまぶたの中心だけにのせる
  • チークやリップも自然な血色感を意識する

アイメイクを控えめにすると、瞳の透明感が際立ち、ナチュラルでも印象的な目元に仕上がります。

コンタクトは顔の印象を大きく変えるアイテムだからこそ、「盛る」よりも「整える」意識が大切。自然なツヤとやさしい色づかいで、目元も気分も軽やかに仕上げましょう。

メイク中・メイク後に気をつけたい目のトラブル対策

どんなに気をつけていても、メイク中やメイク後に「目が乾く」「レンズが曇る」と感じることはありますよね。そんなとき、焦って間違った対処をしてしまうと、かえって目に負担をかけてしまうことも。

ここでは、コンタクトレンズを使っている人が知っておきたいトラブル時のケア方法を紹介します。

レンズが乾く・かすむときの原因と簡単ケア法

長時間メイクをしていると、まばたきの回数が減ることで目が乾燥しやすくなります。

特にエアコンの効いた室内や、スマホ・パソコン作業が多い日には、乾燥による「かすみ」や「違和感」を感じやすくなります。

▼レンズの乾燥・かすみを防ぐ簡単ケア

状況対策ポイント
目が乾く防腐剤のない目薬を使用清潔な手で1滴ずつ点眼する
視界がかすむ一度レンズを外して洗浄化粧残りが付着していないか確認
長時間のデスクワーク意識的にまばたきを増やす10秒ごとに軽く目を閉じる習慣を

レンズの乾きは、メイク汚れや空気の乾燥が重なることで起こることもあります。こまめに目薬をさしたり、意識して瞬きをすることで、レンズ本来の透明感を保ちやすくなります。

目にメイクが入ったときの正しい対処とNG行動

メイク中に、アイシャドウやマスカラがうっかり目に入ってしまうこともありますよね。

そんなときは、慌ててこすったり、水道水で洗ったりするのはNGです。

▼メイクが入ったときの正しい対処法

  • 清潔な手でレンズを外す
  • 人工涙液や保存液でレンズを軽くすすぐ
  • 目の痛みがある場合は新しいレンズに交換する
  • 充血や違和感が続く場合は眼科で確認する

目をこすると、メイクの粒子が角膜に傷をつけてしまうことがあります。特にパウダー系コスメは粒子が細かいため、こすらず、落ち着いてレンズを外すことが大切です。

もし目に違和感が残る場合は無理をせず、その日は装着を控えて目を休ませましょう。

クレンジングはレンズを外してから!正しい順番でメイクを落とす理由

メイクを落とすときは、必ずコンタクトを外してからクレンジングを行いましょう。

レンズをつけたままクレンジングをすると、オイルや洗浄成分がレンズに付着し、曇りや刺激の原因になります。

▼クレンジング時の正しい流れ

手順注意ポイント
①コンタクトを外す清潔な手で丁寧に扱う
②クレンジングでメイクを落とすオイルタイプは目元を最後に
③洗顔残った汚れをやさしく洗い流す
④スキンケア化粧水・乳液で保湿を整える

目元を落とすときは、強くこすらずコットンでやさしく押さえるように拭き取るのがおすすめ。この順番を守ることで、レンズの汚れを防げるだけでなく、目元の皮膚への刺激も減らせます。

きちんとしたクレンジングの流れは、翌日のメイクノリをよくする小さな積み重ねにもつながります。

まとめ

コンタクトとメイクの順番は、清潔さと仕上がりの美しさを左右する大切なポイントです。清潔な手でレンズを扱い、メイク前にコンタクトを装着するだけで、目のトラブルを減らせます。

装着前は手洗いやスキンケアの油分に注意し、メイクは目に触れないようやさしく仕上げるのがコツ。また、乾燥やかすみを感じたときは無理をせず、目薬や休息で目をいたわりましょう。

毎日の小さな意識の積み重ねが、快適で美しい目元を保つ秘訣になります。自分の目を大切にしながら、コンタクトでも安心してメイクを楽しみましょう。

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