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コンタクトレンズは緑内障に悪いの?目にやさしい使い方と知っておきたいこと

ミエルネ編集部丨執筆協力:先進会眼科 福岡飯塚 / 岡 義隆

先進会眼科 福岡飯塚(岡眼科クリニック)のオウンドメディア「ミエルネ」では、「見える感動」をテーマに視力に関連した情報を発信しています。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、先進会眼科の執筆協力を得ながら信頼できる記事を読者にお届けします。

「コンタクトレンズを使っているけど、緑内障のリスクってあるのかな?」そんなふとした不安を感じたことはありませんか?

目の病気は見た目ではわかりづらく、気づかないうちに進行していることもあるため、小さな疑問でも放っておけないものですよね。

この記事では、「コンタクトレンズは緑内障の原因になるのか?」という疑問から、「緑内障でも使っていいのか」「どんなことに気をつければいいのか」といった気になるポイントをわかりやすく解説していきます。

不安を安心に変えるための情報として、ぜひ最後まで読んでみてください。

コンタクトが緑内障の原因になるって本当?まずは正しく知ろう

「コンタクトレンズが緑内障の原因になる」という話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。

その情報が本当に正しいのかどうか、まずは緑内障の基本やコンタクトとの関係を整理してみましょう。

緑内障ってどんな病気?知っておきたい基本情報

緑内障は、視神経が徐々に傷ついていき、視野が少しずつ欠けていく病気です。日本における有病率は5.0%で、40歳以上の20人に1人(5%)が該当します。

初期にはほとんど自覚症状がないため、気づいたときには進行しているケースも少なくありません。

▼緑内障の特徴

特徴内容
自覚症状初期は気づきにくい、進行で視野が狭くなる
原因眼圧の上昇、血流の悪化、加齢、遺伝など
年齢傾向40代から増加し、高齢者に多い
進行一度傷んだ視神経は元に戻らない

進行を止めるには、できるだけ早い段階で見つけて、治療を始めることが重要です。見た目にはわかりにくい病気だからこそ、正しい知識と日ごろの意識が大切になります。

コンタクトで眼圧が上がることはあるの?気になる関係

「コンタクトを使っていると眼圧が上がるのでは」と不安に思う方は少なくありません。一般的にコンタクトレンズが眼圧そのものを直接上げることはないとされています。

ただし、使用状況によっては、眼圧の測定に影響を与えることがあります。

▼コンタクト使用と眼圧測定に関する注意点

状況懸念される影響
装着したまま眼圧測定測定値が正確でなくなることがある
厚みのあるレンズ使用角膜の形状に影響し、数値がズレる可能性
長時間の装用目の疲れや違和感につながるが、眼圧とは無関係

つまり、コンタクトが原因で眼圧が上がるわけではなく、正確な測定や目の快適さに影響する可能性があるという点に注意が必要です。

定期検査の前には、コンタクトを外すことを忘れないようにしましょう。

「コンタクトが緑内障を引き起こす」は本当?その誤解を解説

ネット上では「コンタクトを使っていたら緑内障になった」という声も見かけますが、医学的にはコンタクトレンズが緑内障を直接引き起こすという証拠はありません

このような誤解は、緑内障がゆっくり進行することや、目の不快感と症状が重なったように感じられることが原因と考えられます。

▼緑内障の主なリスク要因

要因内容
高眼圧視神経に圧力がかかりやすい状態
加齢年齢とともに発症リスクが高まる
遺伝家族に患者がいると可能性が上がる
強度近視眼球の構造が影響することがある

つまり、コンタクトレンズはあくまで視力矯正の手段であり、それ自体が緑内障を引き起こすものではありません。不安を感じたときは、正確な情報に触れることで、安心して使い続けられるようになります。

緑内障と診断されたらコンタクトは使えない?気になる疑問に答えます

緑内障と診断されたあとでも、これまで通りコンタクトレンズを使い続けられるのか、不安になる方も多いのではないでしょうか。実際には、症状や治療の状況によって対応が変わるため、慎重な判断が必要です。

ここでは、コンタクト使用の可否や選び方、治療中に気をつけたいポイントについて解説します。

緑内障の人でもコンタクトは使えるの?医師による判断が大切

緑内障と診断されたからといって、必ずしもコンタクトレンズが使えなくなるわけではありません。多くの場合、症状の進行具合や治療方法、日常の目の状態を総合的に見て判断されます。

たとえば、視野障害が進行している場合や、眼圧のコントロールが不安定なケースでは、コンタクトの使用が制限されることもあります。一方で、安定して管理されている場合には、適切な使い方で継続可能とされることも少なくありません。

▼コンタクト使用の可否に関わる主な判断要素

判断要素内容
眼圧の安定性治療により眼圧がコントロールされているか
視野の状態視野が狭く、日常生活に支障が出ていないか
使用頻度長時間装用が必要な生活スタイルかどうか
自覚症状痛みや見えづらさなどの異変がないか

このように、自分だけで判断せず、定期的に眼科で相談しながら使うことが何より大切です。特に治療初期は変化も多いため、小さな違和感でも必ず報告するようにしましょう。

ハードとソフト、選ぶならどっち?タイプ別のメリットと注意点

緑内障の人がコンタクトを使う場合、ハードとソフトのどちらが適しているかは、目の状態やライフスタイルによって異なります。

それぞれにメリットと注意点があるため、特徴をよく理解して選ぶことが大切です。

▼【コンタクトの種類別】特徴と注意点

種類主な特徴注意点
ハードレンズ酸素透過性が高く、長期間使用できる異物感が出やすい、落ちやすい
ソフトレンズ装用感がやさしく、初めてでも使いやすい酸素透過性がやや劣る、交換頻度が高い

緑内障の治療中は、目にできるだけ負担をかけず、清潔を保つことが重要になります。そのため、眼科で相談しながら、使用時間やレンズの素材も含めて選ぶようにしましょう。

特にドライアイの症状がある人は、レンズの乾きに注意が必要です。

点眼薬を使っているけど大丈夫?コンタクトとの併用ポイント

緑内障の治療では、眼圧を下げるための点眼薬を継続して使用するケースが一般的です。では、コンタクトレンズをつけたまま点眼してもいいのでしょうか?

結論として、点眼薬はコンタクトレンズを外してからさすことが大切です。点眼後は5~15分ほどしてからレンズをつけ直すのが推奨されます。

▼点眼薬とコンタクトの併用に関する基本ルール

内容解説
点眼前に外すレンズにつかないよう外して点眼する
点眼後は5~10分空けて装着効果がしっかり行き渡るまで待つ
防腐剤入りの点眼薬医師に相談しながら適切に使用する
医師への相談が必要自己判断せず必ず確認する​

特に防腐剤入りの目薬は、コンタクトとの相性が悪い場合があります。

日常的に点眼薬を使っている方は、処方時に必ず「コンタクト使用中」であることを医師に伝えるようにしましょう。これにより、より適した治療方法や薬剤の選択につながります。

「おかしい…」と思ったら目のサインに気づくことが大切

緑内障は、進行しても気づきにくい病気の一つです。特にコンタクトレンズを使っていると、目の小さな違和感やトラブルを「いつものこと」と見過ごしてしまうこともあります。

少しでも「おかしい」と感じたら、その感覚を大切にし、早めに対処することが何よりも重要です。

コンタクト中の違和感や痛みは見逃さないで

コンタクトレンズを装着していると、軽いゴロつきや乾燥感を感じることは少なくありません。しかし、それがいつもと違う、何か変だと感じたときには注意が必要です。

緑内障とは直接関係がないように見える違和感でも、目の健康全体に影響を及ぼすサインかもしれません。

▼装着中に注意すべき目の異変

症状気をつけたいポイント
ゴロゴロする異物混入や角膜の傷の可能性
視界がかすむ涙の量や眼圧変化の影響があることも
ズキズキする痛み眼圧の異常や炎症が疑われるケースあり
充血が続くレンズの酸素不足や感染症の初期症状

一時的な不快感だと軽く考えず、いつもと違う・繰り返すといったサインがあればレンズの使用を中止し、早めに眼科を受診することが大切です。

目は非常に繊細な器官なので、小さな異変も見逃さない意識が、結果として緑内障の早期発見にもつながります。

眼圧が気になるときにできるセルフチェック

「最近、目の奥が重い感じがする」「見え方が少し変わった気がする」そんなときは、眼圧に変化が起きているかもしれません。

ただし、自宅で眼圧を正確に測ることは難しいため、日常の中で目の状態をチェックする意識が大切です。

▼眼圧が気になるときに見ておきたいセルフチェック項目

チェック内容見落としやすいポイント
片目ずつ見たときの視野の違い両目で見ていると気づきにくい
目の奥に重さや圧を感じる慢性的な違和感があるかどうか
朝と夜で見え方が違う眼圧は時間帯で変動することがある
頭痛や吐き気を伴うことがある急性の眼圧上昇時に起こる可能性あり

これらの項目は、あくまでも日常の変化に気づくための目安です。少しでも異変を感じたら、早めに眼科で専門的な検査を受けることが確実な対応となります。

症状が軽くても、自分だけでは判断できないと思ったときが、行動を起こすタイミングです。

こんなときは病院へ!受診のタイミングを知っておこう

コンタクトレンズ使用中に目に違和感を感じても、「少し様子を見てから…」と後回しにしてしまう人は少なくありません。

目の病気は進行が早い場合もあり、タイミングを逃すと後悔につながることもあります。

▼早めに眼科を受診すべきケース

  • 痛みや充血が数日続いている
  • 片目だけ見えにくくなった気がする
  • 視野が欠けているように感じる
  • 点眼薬を使っても改善しない
  • 光を見るとまぶしさを強く感じるようになった

これらの症状は、緑内障だけでなく他の眼病の可能性も含まれます。気になる段階で受診することで、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

とくに緑内障は早期発見が何より大切な病気です。ためらわず、目の違和感には素早く反応しましょう。

コンタクトレンズと上手く付き合うコツとは

緑内障の進行を防ぎながらコンタクトレンズを使い続けるには、日々のちょっとした心がけが大きな差につながります。

ここでは、目にやさしい生活習慣や、目の疲れをやわらげる方法、そしてコンタクトレンズと無理なく付き合っていくためのコツを紹介します。

毎日の習慣がカギ!緑内障の進行をゆるやかにする工夫

緑内障はゆっくりと進行する病気ですが、日常の過ごし方によってそのスピードを穏やかにすることができます。

コンタクトレンズを使っている人にとっても、目に負担をかけない暮らしを意識することは大切です。

▼緑内障の進行をやわらげる日常習慣

習慣内容
規則正しい生活睡眠不足は眼圧に影響する可能性あり
バランスの良い食事ビタミンや抗酸化物質が視神経の健康を支える
ストレスをためない精神的ストレスは眼圧上昇につながることも
適度な運動血流がよくなり、目にもよい影響が期待できる
姿勢に気をつけるうつむき姿勢は眼圧を高めることがある

特別なことをする必要はありません。普段の生活の中で無理なくできることを続けることで、目にとってやさしい環境をつくることができます。

コンタクト使用時の違和感が減るだけでなく、心身の健康全体にもよい影響があります。

スマホやパソコンの目疲れをやわらげるケア方法

仕事やプライベートでスマートフォンやパソコンを見る時間が多い方は、目への負担が知らないうちに積み重なっています。

特にコンタクトレンズを装着していると乾きや疲れを感じやすくなるため、意識的なケアがとても大切です。

▼目の疲れを軽減するためのセルフケア方法

ケア方法ポイント
1時間に1回は画面から目を離す10〜20秒ほど遠くを見るだけでも効果あり
まばたきを意識する乾燥を防ぎ、涙の循環を促す
加湿器や目薬を活用する空気の乾燥対策に有効
蒸しタオルで目を温める血流が促進され、疲れ目に効果的
照明の明るさを調整する画面と周囲の明るさの差を減らす

こうした習慣を取り入れることで、眼精疲労だけでなくコンタクトレンズ装着時の不快感も軽減されます。

目の疲れは、緑内障に直接つながるものではありませんが、日々の積み重ねが目の健康維持にとって大切な役割を果たします。

長く安心して使うために続けたい!5つのコンタクト習慣

コンタクトレンズを安全に使い続けるためには、正しい使い方を守ることが欠かせません。緑内障の有無にかかわらず、目にやさしい習慣を意識することがトラブルの予防になります。

▼目にやさしい!5つのコンタクト習慣

  • 毎日レンズの状態を確認する
  • 使用時間を守り、つけたまま寝ない
  • 定期的に眼科でチェックを受ける
  • レンズケースも清潔に保つ
  • 異変を感じたらすぐ使用をやめる

コンタクトは便利な視力矯正の方法ですが、「慣れているから大丈夫」と油断すると思わぬトラブルにつながることもあります。

基本的なことを丁寧に続けることが、長く快適に使うための一番の近道です。

まとめ

コンタクトレンズと緑内障の関係については、誤解や不安を抱えている方も多いかもしれません。しかし、現時点ではコンタクトが緑内障の直接的な原因になるという明確な根拠はなく、正しく使えば必ずしも使用をやめる必要はありません

大切なのは、自分の目の状態を正しく理解し、医師と相談しながら無理のない範囲で使用を続けることです。また、違和感を感じたときにはすぐに立ち止まり、目のサインを見逃さない意識も欠かせません。

緑内障はゆっくりと進行する病気ですが、日常のちょっとした習慣や目のケアによって、そのスピードを穏やかにすることができます。コンタクトレンズとうまく付き合いながら、これからも目の健康を大切にしていきましょう。

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