「新しいメガネが欲しいけど、できれば安くておしゃれなものがいい」「毎日使うものだから、品質やかけ心地にもこだわりたい」そんな思いを抱えている方も多いのではないでしょうか。
近年では、低価格でもデザイン性や機能性に優れたメガネブランドが増えており、コスパのよい1本を見つけるのは決して難しくありません。ただ、種類が多すぎてどれを選べばいいのか迷ってしまうのも事実です。
この記事では、価格・品質・デザインのバランスがとれたおすすめのメガネブランド8選をわかりやすくご紹介します。選び方のポイントや、購入時にお得になる方法もあわせて解説しているので、初めての方も買い替えを検討中の方も、きっと参考になるはずです。
メガネブランドを選ぶときの3つのポイント
日常的に使うメガネは、価格の安さだけでなく「使いやすさ」や「安心感」も選ぶうえで欠かせません。
ここでは、納得のいく1本を選ぶために知っておきたい、基本の3つの視点をご紹介します。
安さだけじゃない！素材とレンズ性能も重視
どれだけ安くても、素材が安っぽかったりレンズが合わなかったりすると使い続けるのは難しいですよね。
近年では、低価格帯でも耐久性や軽さに優れた素材が使われており、レンズも機能性が向上しています。
▼主なフレーム素材と特徴
| 素材名 | 特徴 |
| TR-90などのプラスチック | 軽量で柔軟性があり、長時間かけても疲れにくい |
| アセテート | 発色がよく高級感があるが、やや重さがある |
| チタン・メタル系 | 錆びにくく、細身のデザインでも強度がある |
ほとんどのメガネレンズには「UVカット機能」が標準で付いていますが、「ブルーライトカット」は希望する場合、追加料金がかかることが一般的。どちらも日常の目の負担を軽減したい人におすすめの機能です。
価格に目を向けるだけでなく、こうした基本性能をチェックすることで、後悔しないメガネ選びに近づきます。
通販と実店舗、それぞれのメリットと注意点
メガネはオンラインでも手軽に買える時代ですが、実店舗との違いを知っておくと失敗を防ぎやすくなります。
どちらにも利点があり、購入時の優先事項によって使い分けるのがおすすめです。
▼購入方法の特徴
| 購入方法 | 主なメリット | 注意点 |
| 通販 | 価格が安く、時間や場所を選ばず注文できる | 試着ができない、細かな調整が難しいことがある |
| 実店舗 | 試着や視力測定、スタッフのアドバイスが受けられる | 店舗に行く手間がかかり、価格が割高な場合もある |
とくに初めてのメガネ購入や度数変更がある場合は、実際にかけてみることの安心感は大きいもの。
普段使い用ならオンライン、しっかり調整したいなら実店舗など、使い方に応じた選択が満足度に繋がります。
アフターサービスや保証内容も要チェック
価格が安くても、購入後のサポートが充実していなければトラブル時に困ることもあります。
とくにメガネは使いながら微調整が必要になることが多いため、どんなサポートが受けられるのかを事前に確認しておきましょう。
▼主要ブランドの保証例
| ブランド名 | 保証期間 | 対応内容 |
| JINS | 6か月 | 度数保証、破損保証、調整無料対応 |
| Zoff | フレーム1年・レンズ6か月 | レンズ度数交換は6か月間2回まで無料、フィッティング無料 |
| OWNDAYS | 1年 | フレーム・レンズ保証、度数変更も無料で対応可能 |
壊れたときの修理対応だけでなく、フィッティングの調整や度数変更など、日常的な使い勝手にも直結するポイントです。
購入後に「こんなサービスがあったなんて…」と後悔しないためにも、価格と同じくらいサポート体制も重視して選びたいですね。
安くておすすめのメガネブランド8選
コスパの高いメガネを探すなら、信頼できるブランド選びが重要。ここでは、低価格でもデザイン性や機能性、サポート体制に優れた8つのブランドをご紹介します。
各ブランドの強みを把握し、自分に合った一本を見つけてください。
JINS（ジンズ）｜定番中の定番。低価格とトレンドの両立
JINSは、日本を代表するメガネブランドのひとつ。ベーシックからトレンド感のあるデザインまで幅広く展開しており、価格はフレームとレンズ込みで6,600円（税込）からと非常にリーズナブルです。
▼JINSの特徴
- フレーム＋レンズ付きで6,600円から
- 店舗数が多く、全国どこでもサポートが受けられる
- ブルーライトカットや軽量素材など機能性に優れる
- 有名デザイナーやアニメとのコラボ商品も展開
オンラインでも度数入力で簡単に注文でき、調整や修理は全国の店舗で対応可能。デザインと価格のバランスを重視したい人に最適なブランドです。
Zoff（ゾフ）｜豊富なラインナップと即日受け取り
Zoffは「すぐに使いたい」「ファッションに合わせたい」という方に人気のブランド。価格帯は5,500円（税込）からで、デザインの幅も広く、特に20〜40代の男女に支持されています。
▼Zoffの特徴
- 最短30分で即日受け取り可能な店舗あり
- ブルーライトカットレンズが無料で追加可能
- トレンド感あるデザインラインも多数
- 保証期間は1年間、アフターサポートも充実
オンライン注文でも店舗受け取りができるため、利便性を重視したい人に向いています。スピードと安心感を兼ね備えたブランドです。
OWNDAYS（オンデーズ）｜均一価格＆即日仕上げが魅力
OWNDAYSは「どれを選んでもわかりやすい価格」が魅力のブランド。レンズ代込みの均一価格設定と、全国に広がる店舗ネットワークで人気を集めています。
▼OWNDAYSの特徴
- 全商品レンズ込みの明朗な価格設定（7,000円台〜）
- 店舗によっては即日20分で仕上げも可能
- 自社開発レンズにより視界の質が高い
- フィッティングや視力測定の対応が丁寧
価格のわかりやすさと、店頭での丁寧な対応が安心感に繋がります。初めてのメガネ選びでも迷いにくく、初心者にもおすすめです。
ALOOK（アルク）｜トレンド感あるデザインで若者にも人気
ALOOKは、若年層をターゲットにしたデザイン性の高いメガネを低価格で提供しているブランドです。ファッション性を意識したラインナップが魅力で、10代〜30代のユーザーを中心に人気があります。
▼ALOOKの特徴
- デザイン重視のフレームが多く、おしゃれな印象
- 価格は5,500円（税込）〜と手に取りやすい
- トレンドを取り入れた新作モデルの展開が早い
- Zoffと同じインターメスグループ傘下で品質も安定
見た目重視で選びたいけれどコストは抑えたいという方には、まさにぴったりなブランドです。
メガネスーパー｜視力測定や調整に強い老舗ブランド
メガネスーパーは、視力測定の丁寧さや専門スタッフの対応力で定評のあるブランドです。単なる販売だけでなく、アフターケアを重視する方にとっては心強い存在です。
▼メガネスーパーの特徴
- 高精度の視力測定「アイケアリラクゼーション」を導入
- 40代以降のユーザーにも対応した多機能レンズが豊富
- アフターサービスは無料で無制限
- 補聴器や老眼鏡など幅広い商品展開あり
価格は他の格安ブランドよりやや高めですが、見え方へのこだわりを求める方には適したブランドです。
パリミキ｜安心の日本製と丁寧なフィッティング
パリミキは、日本国内で長年親しまれてきた老舗ブランドで、特にフィット感や装着時の快適さを重視するユーザーから支持されています。
▼パリミキの特徴
- 日本人の顔型に合ったフレーム設計
- 自社製造のレンズとフレームで高品質
- 店舗スタッフによるフィッティング技術が高い
- メンテナンスや修理対応も柔軟で信頼感あり
長く使える一本を探している方にとって、価格以上の満足感が得られるブランドです。
メガネの愛眼｜家族で通えるコスパ系チェーン
メガネの愛眼は、子どもから高齢者まで幅広い世代に対応できる商品ラインナップが強み。全国展開しており、地域密着型のサービスで信頼されています。
▼メガネの愛眼の特徴
- ファミリー向け商品が充実している
- 定期的に割引キャンペーンや特典あり
- 店舗スタッフの対応が親切で相談しやすい
- 見え方保証や破損保証などサポートが厚い
家族全員のメガネをまとめて見直したいという方におすすめのブランドです。
ドクターアイズ｜まとめ買いが安い！3本1万円から
ドクターアイズは、「とにかく安くたくさん欲しい」というニーズに応えるブランドです。セット割が充実しており、複数本まとめて買う人に人気があります。
▼ドクターアイズの特徴
- メガネ3本セットで約12,210円（税込）〜という圧倒的価格
- 単品購入でも1本3,300円（税込）からと格安
- 老眼鏡や遠近両用メガネも対象
- 修理やレンズ交換の対応も柔軟
予備用やシーン別で複数本使い分けたい人にはぴったりの選択肢。コストを抑えつつ日常を快適にしたい方に向いています。
メガネをさらにお得に買う方法
メガネを購入する際、ブランドや商品選びだけでなく、どこで・どう買うかも重要な要素です。
ここでは、価格をさらに抑えながら満足のいく買い物をするために知っておきたい3つの方法をご紹介します。
オンライン限定セール・クーポンの活用
近年、多くのメガネブランドがオンラインショップを展開しており、店舗では実施していない「ネット限定セール」や「クーポン配布」が行われています。
とくにシーズンの変わり目や年末年始、決算期などに値引き率の高いキャンペーンが集中する傾向にあります。
▼オンライン購入時のチェックポイント
- サイトに会員登録するだけでクーポンが配布されることが多い
- 特定商品が期間限定で割引対象になることがある
- 公式LINEやメルマガ登録でシークレットセールの案内が届く
- 通販限定モデルやカラー展開も存在することがある
「店舗に行かずに買いたい」「少しでも安くしたい」という方は、まず公式サイトやECモールを確認しておくとお得です。
定価で買う前に、一度オンラインショップを覗いてみる価値は十分にあります。
保険や補助制度が使えるケースもある
メガネの購入費用が、一部の場合に限り保険や公的な補助の対象になることがあります。
すべてのケースに該当するわけではありませんが、条件に合えば実質的に価格を抑えることが可能です。
▼対象になる可能性がある主な制度
- 医師の処方による「治療用メガネ」は健康保険の対象になることがある
- 18歳未満の子どもには自治体によって助成制度がある場合も
- 障がい者手帳を持つ方が使用する視覚補助具としての購入は補装具費支給対象になることも
適用条件や手続きは各自治体や保険制度によって異なるため、事前に市区町村の窓口や眼科医に確認することが必要です。
見逃されがちな制度ですが、知っておくと想像以上に負担が軽くなることがあります。
フレーム持ち込みやレンズ交換でコスト削減
新しいメガネを買わなくても、今使っているフレームにレンズだけを入れ替える方法で、費用を大幅に抑えることができます。
とくにお気に入りのフレームを長く使いたい人にとっては、非常に有効な手段です。
▼レンズ交換を利用する際のポイント
- 手持ちのフレームを持ち込める店舗がある（事前確認が必要）
- 単焦点レンズなら5,000円前後で交換できる場合もある
- 遠近両用や高機能レンズは別料金になることが多い
- フレームの状態によっては交換不可の場合もある
「まだ使えるフレームを処分するのはもったいない」と感じているなら、レンズ交換サービスの活用を検討してみてください。
無駄を減らしながら、必要な機能だけを取り入れられる、納得のいく買い方と言えるでしょう。
まとめ
安くておしゃれなメガネを手に入れるためには、価格だけでなく「素材」「レンズの性能」「サポート体制」など、見落としがちなポイントにも目を向けることが大切です。
JINSやZoff、OWNDAYSをはじめとするブランドは、それぞれに異なる強みを持っており、デザイン性、即日対応、保証内容など、自分の重視したい部分に合わせて選ぶことで満足度がぐっと高まります。
ぜひ今回の情報を参考に、ライフスタイルや予算に合ったメガネを見つけてみてください。毎日かけるメガネだからこそ、納得できる一本に出会えるといいですね。