視界がぼやけたり、物が二重に見えたりする――それは「乱視」が原因かもしれません。特に、日常的にコンタクトレンズを使っている方にとっては、見えにくさや装用時の違和感がストレスになっていることも多いのではないでしょうか。
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、こうした悩みをやさしくサポートしてくれる存在です。ただし、商品ごとに装用感や乾きにくさ、目へのやさしさなどが異なるため、自分の目に合ったものを選ぶことが大切です。
本記事では、乱視に悩む方に向けて、使いやすく機能性の高いワンデータイプのコンタクトレンズを7つ厳選してご紹介します。あわせて、選ぶ際に注目したいポイントや使用シーン別の選び方も解説しているので、レンズ選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。
乱視用ワンデーコンタクトレンズとは?
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、視界のブレやにじみを補正しつつ、清潔に使える1日使い捨てタイプです。
ここでは、乱視の見え方の特徴、ワンデータイプの利点、そしてどのような人に必要とされるのかを解説します。
乱視があると見え方はどう違う?
乱視のある目では、光の焦点が一点に合わず、物の輪郭がぼやけたり二重に見えることがあります。
▼乱視による見え方の違い
| 状態 | 見え方の特徴 |
| 正常視力 | 文字や線がはっきり見える |
| 乱視あり | 文字がにじみ線がブレて見える |
このような見え方の違いがあると、細かい文字の読みにくさや目の疲れを感じやすくなります。
乱視の程度によっては気づきにくいこともあり、なんとなく見えづらいと感じる人は、乱視の可能性を視野に入れてみるとよいでしょう。
ワンデータイプの特徴とメリット
ワンデーコンタクトは、1日で使い切る衛生的なレンズで、ケアの手間がなく手軽です。
▼ワンデータイプのメリット
| 主なポイント |
| 新品レンズを毎日使える |
| レンズケアが不要 |
| 花粉や汚れに強い |
| 外出や旅行にも便利 |
乱視用でもワンデーを選ぶ人が多いのは、レンズが毎回新品で一定の装用感が得られるためです。とくに目の健康や清潔さを重視する方には使いやすいレンズです。
乱視用レンズが必要な人の見極め方
「見えにくい」「疲れやすい」などの症状があっても、乱視と気づかないことは少なくありません。
▼こんな症状がある人は乱視用を検討
- 文字がにじんで見える
- 夜の光がぼやけてまぶしい
- スマホやPC作業で目が疲れやすい
- 通常のメガネやレンズで見えにくさを感じる
これらの症状がある場合、一般的な近視用レンズでは見え方が改善されないことがあります。
乱視用コンタクトは、ブレやゆがみを補正するために必要な設計が施されており、眼科での検査に基づいて自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。
乱視用ワンデーコンタクトの選び方ポイント
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、ただ乱視を補正するだけでなく、素材や機能によってつけ心地や目へのやさしさが大きく変わります
ここでは、装用感・乾燥対策・付加機能といった選ぶ際の注目ポイントを紹介します。
装用感を左右する素材と酸素透過率とは
コンタクトレンズのつけ心地を大きく左右するのが「素材」と「酸素透過率」です。
目の健康のためには、角膜に十分な酸素が届くことが重要で、素材によってこの透過性に差があります。
▼主な素材と酸素透過性の違い
| 素材タイプ | 特徴 |
| ハイドロゲル | 柔らかく装用感が良いが酸素透過率は低め |
| シリコーンハイドロゲル | 酸素透過率が高く、長時間装用に向いている |
シリコーンハイドロゲル素材は、従来素材と比べて数倍の酸素を通すため、目が酸欠になりにくく、夕方まで快適に過ごせると感じる人が多いです。
目の充血や疲れが気になる方は、素材と酸素透過性の両面からチェックするようにしましょう。
乾燥しにくいレンズの選び方と含水率
目の乾燥を感じやすい人にとって「含水率」は重要なチェック項目です。
レンズ内の水分量が多いほど潤いやすいとされますが、一概に高ければ良いとは限りません。
▼含水率と乾燥に関する考え方
| 含水率の傾向 | 特徴と向いている人 |
| 含水率が高め | 初心者や装用感を重視する人に向いている |
| 含水率が低め | 蒸発しにくく、ドライアイ傾向の人に合いやすい |
高含水タイプはつけた瞬間の快適さに優れますが、水分が蒸発しやすく、長時間装用ではかえって乾燥を感じることもあります。
逆に低含水タイプは、水分蒸発が少ない分、目の乾きに悩んでいる人に選ばれる傾向があります。
乾きにくさを重視する場合は、単に含水率の高さではなく、自分の目の状態や使い方に合ったバランスで選ぶことが大切です
UVカット・うるおい成分などの機能性
近年では、紫外線をカットする機能やうるおい成分が配合されたコンタクトレンズが増えています。見え方だけでなく、目を守る視点から選ぶのもおすすめです。
▼コンタクトレンズに搭載されている主な機能性
| 機能 | 特徴・向いている人 |
| UVカット | 紫外線から角膜を保護。屋外で過ごす時間が多い人におすすめ |
| うるおい成分配合 | 潤いを保ちやすく、乾燥が気になる人に適している |
ただし、これらの機能はあくまで補助的なものです。まずは視力矯正や装用感を優先し、必要に応じてこうした付加機能を比較していくと、より自分に合ったレンズが選びやすくなります。
【使用シーン別】乱視用ワンデーの選び方のコツ
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、使うシーンによって最適なタイプが異なります。装用時間の長さや使用環境によって、快適さを感じるポイントが変わってくるため、目的に合ったレンズ選びが重要です。
ここでは代表的な3つの使用シーン別に、おすすめされる特徴を紹介します。
デスクワーク・長時間装用に向くタイプとは?
オフィスワークやパソコン作業など、目を酷使する場面では、酸素透過性が高く乾燥しにくいレンズが適しています。
▼デスクワークに向いているレンズの特徴
| 特徴 | 理由 |
| 酸素透過率が高い | 目の負担を軽減し、充血を防ぎやすい |
| シリコーンハイドロゲル素材 | 長時間装用でも酸素が届きやすく疲れにくい |
| 含水率が適度に低め | 水分が蒸発しにくく乾きにくい |
目を酷使する環境では、単に視力を矯正するだけでなく、目への負担を軽減できるかどうかも重要な選定基準になります。
特に長時間装用する方は、酸素の通りやすさや乾きにくさといった基本性能をしっかり確認して選ぶことで、仕事中の不快感を軽減できます。
スポーツや外出が多い人におすすめの特徴とは
外で過ごす時間が長い人や、スポーツなどで体を動かす機会が多い人には、レンズの安定性や視界のブレにくさが求められます。
▼アクティブなシーンに向くレンズの特徴
| 特徴 | 理由 |
| 安定性に優れた設計 | 動いても視界がブレにくい |
| UVカット機能付き | 屋外で紫外線から目を守る |
| ズレにくいレンズ形状 | 瞳の動きにフィットしやすく装用感が安定する |
乱視のある人にとって、視界のブレはストレスの原因になります。だからこそ、動きの多いシーンでは、ブレを抑えた設計の乱視用ワンデーが力を発揮します。
日常的にアクティブな生活をしている方は、視界の安定性や紫外線対策といった機能を含めて検討するのが賢明です。
初めて乱視用レンズを使う人が選びやすいポイント
初めて乱視用コンタクトを使う方には、つけ心地のやさしさや取り扱いのしやすさが特に重要です。
▼初心者におすすめのレンズの特徴
| 特徴 | 理由 |
| 柔らかい素材で装用感が良い | 違和感が少なく、1日中快適に使いやすい |
| 着脱しやすい設計 | 初心者でも扱いやすく、レンズの破損リスクが低い |
| ワンデータイプ | 毎日清潔に使えて、ケア不要で手間がかからない |
初めての装用で不安を感じやすい人こそ、装着時の違和感が少なく、日常生活にスムーズに取り入れられるものを選ぶことが大切です。
扱いやすさと快適さを両立したレンズを選ぶことで、コンタクトレンズへの抵抗感も少なくなり、安心して使い始めることができます。
乱視用ワンデーコンタクトレンズのおすすめ7選
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、乱視の矯正力はもちろん、快適な装用感や使いやすさ、目の健康を守る機能性なども選ぶうえで大切なポイントになります。
ここでは、現在販売されている中でも、特に評価の高い7製品をピックアップしてご紹介します。それぞれの特徴を比べながら、自分に合った1枚を見つけてみてください。
シード ワンデーピュアうるおいプラス乱視用|やさしい装用感と高い保湿力が魅力
はじめて乱視用レンズを選ぶ際、やさしい装用感は大きな安心材料です。シード ワンデーピュアうるおいプラス乱視用は、乱視矯正力を維持しながら、目にうるおいを届ける設計が特長です。
▼シード ワンデーピュアうるおいプラス乱視用の主な特徴
| 項目 | 内容 |
| 素材 | 両性イオン素材(SIB) |
| 保湿成分 | 天然保湿成分アルギン酸配合 |
| 含水率 | 58% |
| その他の特徴 | UVカット付き、国内生産 |
乾燥しやすい目にもやさしく、敏感な目にもなじみやすい素材が使われているため、長時間の装用でも快適さを保ちやすいのが魅力です。
清潔感や装用感のやさしさを重視する方におすすめです。
ワンデーアキュビュー モイスト乱視用|毎日の乾燥対策に最適なモイスト設計
コンタクトレンズ装用中の乾燥感が気になる方に人気なのが、ワンデーアキュビュー モイスト乱視用。保湿力を高めたレンズ設計で、1日を通して快適な装用感をキープします。
▼ワンデーアキュビュー モイスト乱視用の主な特徴
| 項目 | 内容 |
| 保湿機能 | PVP(保湿成分)配合 |
| 安定性設計 | ASD(まばたきによる位置安定化) |
| 含水率 | 58% |
| その他の特徴 | UVカットあり、乱視軸がズレにくい設計 |
特に、パソコンやスマートフォンを長時間使用する人にとっては、目の乾きを抑えるこの設計が非常にありがたい存在。乾燥と安定性の両方をバランスよく求める方に向いています。
ワンデーアキュビュー オアシス乱視用|目の疲れを軽減する高酸素透過レンズ
目の疲れや充血が気になる方におすすめなのが、ワンデーアキュビュー オアシス乱視用。シリコーンハイドロゲル素材で、酸素をしっかり通す構造が採用されています。
▼ワンデーアキュビュー オアシス乱視用の主な特徴
| 項目 | 内容 |
| 素材 | シリコーンハイドロゲル |
| 酸素透過率 | 非常に高く、長時間装用向き |
| 安定性設計 | ブレの少ないASD設計 |
| 含水率 | 38% |
| その他の特徴 | UVカットあり、装用感が軽い |
長時間レンズを装用する日が多い方や、夕方になると目の疲れを感じやすい方にとって、酸素透過性の高さは快適さを大きく左右するポイントです。
ボシュロム メダリスト ワンデープラス乱視用|ズレにくく安定した見え方をサポート
視線を頻繁に動かす方や、日常で活動量が多い方に選ばれているのが、ボシュロム メダリスト ワンデープラス乱視用です。
レンズの回転を抑える設計で、視界のブレを最小限に保ちます。
▼ボシュロム メダリスト ワンデープラス乱視用の主な特徴
| 項目 | 内容 |
| 設計 | HDオプティクス™×プリズムバラスト設計 |
| 保湿機能 | コンフォートモイストテクノロジー |
| 安定性 | 動いても回転しにくい |
| その他の特徴 | クリアな視界を保ちやすい非球面設計 |
ズレやすさに悩んでいる方や、スポーツや移動が多い人にとって、安定した視界が得られる点は大きな安心材料になります。
メニコン Magic トーリック|薄型パッケージで持ち運びやすい&コスパも◎
コスパの良さと使いやすさを両立したのが、メニコン Magic トーリック。薄型のパッケージで持ち歩きしやすく、日常使いはもちろん旅行にも便利な仕様です。
▼メニコン Magic トーリックの主な特徴
| 項目 | 内容 |
| パッケージ | 薄型+片手で開けやすいSMART TOUCH構造 |
| コストパフォーマンス | 比較的リーズナブルな価格帯 |
| 安定性設計 | 乱視軸がブレにくい設計 |
| その他の特徴 | 携帯に便利、国内メーカーの安心感あり |
乱視用レンズを手軽に始めたい方や、コストを抑えて長期的に使いたい方に適したレンズです。
シード アイコフレワンデーUV M乱視用|見た目も重視したい方に人気のカラーレンズ型
見え方の補正に加えて、瞳の印象をさりげなく整えたい方には、シード アイコフレワンデーUV M乱視用がおすすめ。
カラータイプでも乱視にしっかり対応しているのが特長です。
▼シード アイコフレワンデーUV M乱視用の主な特徴
| 項目 | 内容 |
| デザイン | 瞳の印象を自然に強調するカラーライン |
| UVカット機能 | 紫外線対策付き |
| 使用シーン | デートやオフィスでも違和感なく使える |
| 含水率 | 38% |
| その他の特徴 | 装用感と見た目を両立できる |
「見た目」と「機能性」どちらも妥協したくない方にとって、非常に希少な存在です。ファッション性と快適な視界を両立したい方におすすめです。
デイリーズ アクア コンフォートプラス トーリック|独自の潤い技術で長時間快適
乾燥に悩みがちな方には、デイリーズ アクア コンフォートプラス トーリックが頼れる存在です。
独自のうるおい設計で、長時間の装用でも目が疲れにくい設計となっています。
▼デイリーズ アクア コンフォートプラス トーリックの主な特徴
| 項目 | 内容 |
| 潤い技術 | うるおい成分配合+まばたきで潤いが広がる |
| 素材 | 水分保持に優れた設計 |
| 装用感 | 乾燥を感じにくく快適 |
| 含水率 | 69% |
| その他の特徴 | 忙しい日でも安心の1日使い捨て設計 |
「夜になると目がしょぼしょぼする」「夕方から乾燥感が出てくる」という方にとって、潤いが続く安心感は大きなメリットになります。
まとめ
乱視用ワンデーコンタクトレンズは、乱視の度合いや使用するシーン、目の状態に合わせて選ぶことが重要です。視界のブレをしっかり補正できることはもちろん、装用感の快適さや乾燥のしにくさ、素材や機能性なども、毎日使ううえで見逃せないポイントになります。
今回ご紹介した7製品は、それぞれに異なる強みを持っており、「乾きにくさを重視したい」「目が疲れにくいものがいい」「見た目もこだわりたい」など、さまざまなニーズに対応しています。
自分にとって何を重視したいかを整理しながら、眼科での診断も参考にしつつ、日々の生活に自然にフィットする1枚を見つけてみてください。