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コンタクトレンズがずれたときの原因と対処法|見えづらさや異物感をすぐに解決するポイントを紹介

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「なんだか片目だけ見えづらい」「コンタクトがズレた気がするけど、どうしたらいいの?」そんな不安や違和感を覚えた経験はありませんか?

コンタクトレンズがズレると、視界がぼやけたり、ゴロゴロとした異物感を感じたりして、思わず焦ってしまうものです。特に初めての方や慣れていない方にとっては、「目の裏に入っちゃったかも…」と心配になることもあるでしょう。

この記事では、コンタクトレンズがずれる原因とその対処法、そして日常でできる予防法まで、わかりやすく解説します。

「もしかしてズレた?」と思ったときに現れる主な症状とは

コンタクトレンズがずれたとき、見え方や目の感覚にちょっとした違和感が出てくることがあります。

ここでは、「レンズがズレたかも?」と感じたときに起こりやすい3つの症状を取り上げます。

急に視界がぼやけた・レンズが見当たらないときの見え方

突然片目だけ視界がぼんやりしたとき、それはレンズが瞳の中央からズレてしまったサインかもしれません。目の動きやまばたきの刺激で、レンズが黒目から少し外れてしまうことはよくあります。

▼こんなときはレンズのズレをチェック

状況レンズがずれている可能性
視界が片目だけぼやける高い
鏡で黒目にレンズが見えないあり
まぶたの奥に違和感がある要注意

「片方のレンズが外れた?」と思って鏡で見ても見つからない場合、それはまぶたの奥に入り込んでいる可能性が高いです。完全に外れていなくても、視界のズレはすぐに気づく変化です。

視界に違和感が出たら、まずは落ち着いて鏡でレンズの位置を確認してみましょう。外れたのではなく、ズレているだけかもしれません。

「レンズが裏側にいった気がする」の本当の原因

「レンズが目の裏に入っちゃったかも…」と焦ることがありますよね。でも実は、目の構造的にレンズが裏側に完全に入り込むことはありません。

▼裏側に入ったように感じるときのよくある誤解

  • レンズが裏に消えることはない
  • 結膜が袋状になっていて奥に落ちない
  • 上まぶたの奥で折れ曲がっていることが多い

この“裏にいった感じ”は、多くの場合、レンズがまぶたの奥に移動している状態です。見つけづらいですが、きちんと目の中に残っているので、慌てなくても大丈夫です。

「見えない=消えた」ではありません。知っておくだけで、不安をグッと減らすことができます。

痛みやゴロゴロ感があるときに考えられること

目がゴロゴロしたり、なんとなく痛みを感じるときは、レンズが正しい位置から外れて摩擦が起きているかもしれません。

▼ゴロゴロ・違和感の主なパターン

  • レンズがまぶたの内側で折れている
  • 乾燥でレンズが動きにくくなっている
  • 表面に異物が付着して刺激になる

乾燥した目ではレンズがうまく動かず、まぶたの裏で引っかかることがあります。また、レンズに小さなゴミやホコリがついていると、それが刺激になって異物感につながることも

こうした不快感を放置すると、目に傷がつくこともあります。早めにレンズを外して、目を休ませるようにしましょう。

コンタクトレンズがずれてしまう原因を正しく知ろう

「コンタクトがズレやすい」と感じるときは、必ず何かしらの原因があります。ここでは、よくある3つの理由についてやさしく解説していきます

ドライアイや瞬き不足が招くズレのメカニズム

コンタクトレンズがズレる原因のひとつに、「目の乾燥」があります。パソコンやスマホを長時間見続けると、まばたきの回数が減り、目の表面が乾きやすくなります。乾燥すると、レンズと角膜の間の涙が少なくなり、レンズがスムーズに動かなくなるのです。

その結果、レンズが吸いついたようにズレたままになったり、瞬きの衝撃で位置がズレやすくなったりします。とくにソフトレンズは薄く柔らかいので、乾燥の影響を受けやすいのが特徴です。

▼目が乾いているとズレやすくなる理由

  • 涙が減ってレンズが滑りにくくなる
  • 瞬きの衝撃でレンズが動きやすくなる
  • 乾燥でレンズが密着しやすくなる

乾燥によるズレは気づきにくいことも多いですが、予防するには意識的にまばたきをしたり、目薬を活用したりすることが効果的です。ちょっとした工夫で、ズレにくい目の環境をつくることができます。

レンズの形状・サイズが合っていない場合のリスク

市販のコンタクトレンズにはさまざまなサイズやカーブ(BC=ベースカーブ)がありますが、自分の目に合っていないものを使うと、ズレの原因になってしまいます。

たとえば、ベースカーブが大きすぎるとレンズがゆるくなり、目の上で動きやすくなります。逆に小さすぎると圧迫感が出て、違和感や痛みのもとになることも。ほんのわずかなサイズの差でも、ズレやすさには大きく影響します。

▼レンズのサイズが合っていないときの変化

  • 視界が安定せず、レンズが動く
  • 目を動かすとレンズがズレる
  • しっかり装着しても違和感がある

こうした違和感がある場合は、無理に使い続けず、眼科でレンズの適正サイズを確認してもらいましょう。なんとなく合っているのではなく、自分にぴったりを選ぶことが、ズレ予防につながります。

手やレンズの汚れによる物理的なズレ

レンズを装着する際、手にわずかでもホコリや油分がついていると、レンズの内側に汚れが残ってしまうことがあります。その状態で装着すると、目との接着が不安定になり、ズレやすくなるのです。

▼汚れによって起こるズレのパターン

  • 指の油分でレンズが密着しにくくなる
  • ゴミや繊維が挟まり、レンズが浮く
  • 汚れで違和感が出て位置がズレる

また、レンズそのものに小さな繊維やチリがついていると、それが原因で浮きやすくなったり、まばたきでズレたりすることも。意外と見落としがちですが、毎日の装着前のちょっとした確認が重要になります。

装着前は必ず手を清潔に洗い、レンズに異物がついていないかを確認するようにしましょう。目とレンズの間に“余計なもの”を残さないことが、ズレにくさにつながります。

ずれたコンタクトレンズを安全に戻すための正しい対処法

「コンタクトがずれたかも…」と感じたとき、焦って目をこすったり、無理に触ってしまったりしていませんか?間違った対処は、目を傷つけてしまう原因になります。

ここでは、安全かつ正しい方法でレンズを戻すための基本ステップをご紹介します。

鏡を使ったセルフチェックのステップ

まずは落ち着いて、鏡の前でレンズの位置を確認しましょう。視界がぼやけたからといって、すぐに外れたと決めつけるのは早計です。実は、まぶたの下や上にズレているだけ、というケースがとても多いです。

▼鏡を使ったセルフチェックの手順

ステップ内容
①手を清潔に洗うレンズや目を触る前の基本
②明るい場所で鏡を見る白目部分までしっかり見えるようにする
③まぶたを優しくめくる上・下まぶたの裏側を確認
④目を左右上下に動かすレンズの動きで位置を探る

とくにソフトレンズは透明で見えにくいため、照明の下でゆっくり目を開いて確認することが大切です。

レンズが見つかったら、無理に動かそうとせず、自然なまばたきで中央に戻せるか試してみてください。それでも戻らない場合は、ゆっくりと指先で調整してみましょう。

見つからない・取れないときの安全な対処法

レンズが見つからない、または位置が確認できても取れない…そんなときは焦らず、段階的に対処することが大切です。

▼レンズが見つからないときの安全対処法

  • まぶたを軽くマッサージしてレンズを動かす
  • 人工涙液を点眼して潤いを与える
  • 数分間、目を閉じてレンズが自然に動くのを待つ

無理に取り出そうとすると、レンズが破れたり、角膜を傷つける恐れがあります。とくに乾燥している場合、レンズが目に張り付いていることもあるので注意が必要です。

それでも難しいときは、無理に続けずレンズの取り外しに慣れている人に頼む、または眼科で対応してもらうのが安心です。目の健康を優先し、自己判断で長時間放置しないようにしましょう。

やってはいけないNG行動とは?

レンズがずれたとき、ついやってしまいがちなのが「目をこする」「指で強く押す」「そのまま放置する」といった行動です。これらはすべて、目に負担をかける原因になります。

▼避けたいNG行動一覧

  • 目をこする
  • 無理に指で押し込む
  • 乾いたままレンズを取ろうとする
  • ズレたまま長時間放置する

目を強くこすると、レンズが傷つくだけでなく、角膜まで傷ついてしまうことがあります。また、折れ曲がったレンズをそのままにしておくと、目の奥で炎症や感染のリスクにつながることも。

レンズがズレたときほど、落ち着いて対応することが大切です。少し面倒でも、安全第一がトラブルを防ぐカギになります。

今日からできる!コンタクトのズレを防ぐ日常ケア習慣

「いつもズレやすい」「気づくと視界がぼやけている」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?ここでは、毎日の中で無理なく取り入れられる3つの予防習慣をご紹介します。

潤いを保つための目薬と瞬きの工夫

目の乾燥は、コンタクトがズレやすくなる大きな原因のひとつ。パソコン作業やスマホの長時間使用で、まばたきの回数が減っていることに気づいていますか?

▼乾燥を防ぐちょっとした工夫

  • 意識的にまばたきをする習慣をつける
  • デジタル作業中は1時間に1回目を休ませる
  • コンタクト用の目薬をこまめに使う

瞬きが少ないと涙の量が減り、レンズが目の上でうまく滑らなくなります。その結果、ズレたまま固定されたり、まぶたの動きでレンズがずれてしまうことがあるのです。

また、目薬は「コンタクト用」と記載されたものや人工涙液タイプだけを選びましょう。安全のため、毎日のケアでも一般的な目薬は控えましょう。

自分に合ったレンズを選ぶための基本知識

「コンタクトはどれも同じ」と思っていませんか?実は、目の形やサイズに合っていないレンズを使っていると、ズレやすくなる原因になります。

▼レンズ選びでチェックしたいポイント

  • ベースカーブ(BC)は目のカーブに合っているか
  • レンズの直径が大きすぎないか
  • ソフト or ハード、自分の使用目的に合っているか

特にBC(ベースカーブ)やレンズの直径が合っていないと、ゴロゴロしたり違和感、充血、痛みが出やすくなり、レンズがずれやすくなります。

初めての購入や変更時は、必ず眼科でフィッティングを受けることが大切です。自分の目に合ったレンズを使うことは、ズレの予防だけでなく、快適な視界を守ることにもつながります。

装着前の手洗い・鏡の位置など基本動作を見直そう

レンズがズレやすい原因は、装着のちょっとしたクセや環境にあることも。たとえば、手をしっかり洗っていなかったり、鏡の角度が悪くて正しい位置に装着できていなかったりするケースもあります。

▼装着前に見直したいポイント

  • 手を石鹸でしっかり洗い、清潔なタオルで水分を拭き取る
  • 鏡は目線の高さで明るい場所に置く
  • レンズの表裏を確認して、黒目の中央に乗せる意識で装着する

毎日のことだからこそ、基本をおろそかにしないことが大切です。慣れてくると「いつも通り」で済ませがちですが、装着の基本を少し見直すだけで、レンズのズレを減らすことができます。

こんな症状があったら眼科を受診しよう

コンタクトレンズのズレは、ちょっとした原因で起きることが多いですが、なかには放っておくと目に負担をかける深刻なサインである場合もあります。

ここでは、受診したほうがいいケースを具体的にご紹介します

レンズが頻繁にずれる・同じ目で繰り返す場合

「右目だけよくズレる」「何度も同じ症状が続いている」──そんなときは、レンズが目に合っていない可能性があります。もしくは、装着や使用方法に知らず知らずのうちにクセがついていることも。

▼受診を検討したいこんな症状

  • 特定の目だけズレることが多い
  • 同じ症状が数日〜数週間続いている
  • レンズを変えても改善しない

何度もズレが起こると、そのたびに目に摩擦が生じ、小さな傷が積み重なるリスクもあります。とくに片目だけ繰り返す場合は、目の形状や涙の状態に左右差があることも考えられます。

毎回ちょっとズレるだけと軽く考えず、気になる傾向が続くなら、一度眼科でチェックを受けてみましょう。早めの対処でトラブルを防げます。

痛み・充血・視力の低下があるときは要注意

コンタクト使用中に「目が痛い」「充血している」「見え方が変わった」などの症状が出た場合、それは目の表面に何らかの異常が起きているサインです。

▼こんな症状はすぐに受診を

  • レンズ装着時に痛みやかゆみを感じる
  • 目の充血が長引く・繰り返す
  • 片目の視力だけ急に落ちた感じがする

とくに痛みや強い充血は、角膜に傷がついていたり、炎症を起こしている可能性もあり、そのまま使い続けるのは危険です。自己判断で様子を見るのではなく、できるだけ早く専門医の診察を受けましょう

目はとてもデリケートな器官です。トラブルが起きたときほど、放置せずにプロの判断を仰ぐことが大切です。

専門家に相談することで得られる安心と予防策

眼科を受診すると、「原因を特定してもらえる」「正しいケア方法を教えてもらえる」といったメリットがあります。また、自分では気づかないレンズの選び方や装着のクセなども見直すきっかけになります。

▼眼科で得られること

  • 自分の目に合ったレンズの提案
  • 装着方法やケアの指導
  • 定期検診によるトラブルの早期発見

視力のチェックや目の状態を診てもらうだけでも、今後のトラブル予防につながります。何か困ったことがあれば、迷わず相談できる環境を持っておくと安心です。

コンタクトは毎日使うものだからこそ、一人で抱え込まず、定期的に専門家のサポートを受けることが安心・安全な使用につながります。

まとめ

コンタクトレンズがずれる原因には、乾燥や瞬き不足、サイズの不一致、装着時の不注意など、日常に潜むさまざまな要因があります。ズレを感じたときは、慌てずに鏡で確認し、安全な方法で対処することが大切です。

また、日々のケアやレンズ選び、装着時のちょっとした工夫によって、ズレのリスクをぐっと減らすことも可能です。それでも頻繁にズレたり、痛みや充血といった症状が出る場合は、自己判断せず眼科を受診しましょう。

毎日の快適な視界と目の健康のために、「正しく知る」「正しく扱う」ことが、何よりも大切です。

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