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コンタクトレンズは何時間まで大丈夫?装用時間の目安と安全な使い方を解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「コンタクトレンズって、何時間までつけていても大丈夫なの?」そんな疑問や不安を感じたことはありませんか?

忙しい毎日の中で、ついつい長時間装用してしまっている方も多いかもしれません。特に、仕事や外出、スマホやパソコン作業が多い現代では、知らないうちに目に負担がかかっていることも

本記事では、コンタクトレンズの装用時間の目安や、レンズの種類による違い、長時間使用を避けるための工夫、そして安全に使い続けるための正しい使い方まで、やさしく解説します。目の健康を守りながら、快適にコンタクトを使っていくためのヒントを、ぜひ見つけてください。

コンタクトレンズは何時間つけていいの?

「何時間までならコンタクトをつけていて大丈夫なの?」と気になっている方は多いはず。実はこの疑問、レンズの種類や目の状態によって答えが少し変わってきます。

ここでは、まず基本となる装用時間の目安と、気をつけたいポイントをやさしく解説していきます。

一般的な装用時間の目安とは

コンタクトレンズの装用時間は、レンズの種類ごとにだいたいの目安が決まっています。これは目の負担を減らすためのガイドラインのようなもの。つけすぎを防ぐためにも、まずは一般的な基準を知っておくことが大切です。

▼レンズの種類ごとの装用時間の目安

レンズの種類1日の装用時間(目安)
ワンデータイプ約12〜14時間(終日装用可能な標準時間)
2ウィーク・マンスリー約12〜16時間(個人差あり)
ハードレンズ約14〜16時間(ソフトレンズより長め)

この時間はあくまでも“目安”であり、必ずしもすべての人に当てはまるわけではありません。体調や生活環境によって、装用時間は調整が必要になることも。無理のない範囲で使うことが、コンタクトを長く快適に使い続けるコツです。

長時間使用による目への影響

コンタクトを長くつけすぎると、目に負担がかかってトラブルの原因になることがあります。ついつい「まだ平気かな」と思ってしまいがちですが、目は意外と正直です。

▼長時間装用によって起こりやすい目のトラブル

  • 目が乾いてゴロゴロする
  • 充血やかすみ目が続く
  • 疲れやすくなる、まぶしく感じる
  • 目の痛みや違和感が出てくる

これらの症状があれば、装用時間が長すぎるサインかもしれません。特に、目が乾燥して涙が減ると、レンズが角膜を傷つけやすくなるため注意が必要です。

自分に合った装用時間を知るには

「目安通りに使っているのに、なんだかしんどい…」そんなふうに感じたことはありませんか?コンタクトの装用時間は、実は一人ひとり違います。無理に人と同じにせず、自分の目のペースを見つけることが大切です。

▼装用時間を見直すときのポイント

  • いつも何時間くらいつけているか記録してみる
  • 疲れやすい日や乾燥する場面を把握する
  • 違和感が出た時間帯をチェックする
  • メガネに切り替えた日は目の調子がどうか比べる

こうした気づきがあれば、装用時間の調整もしやすくなります。人によっては、10時間以上つけても平気な日もあれば、6時間で目がつらくなる日もあります。自分の目と会話するような気持ちで、無理なくつき合っていける時間を探していきましょう。

レンズの種類で装用時間はどう違う?

コンタクトレンズには、いくつかのタイプがあります。ワンデー、2ウィーク、ハードなど、どれを選ぶかによって、装用のルールや快適に使える時間も変わってきます。

ここでは、それぞれのレンズの特徴や注意点をやさしく紹介していきます。

ワンデー、2ウィーク、ハードレンズの違い

コンタクトレンズは大きく「使い捨てタイプ」と「繰り返し使うタイプ」に分かれており、それぞれ装用のスタイルや快適に使える時間も異なります。

ここでは、各タイプの特徴と装着時間の傾向をまとめました。

▼レンズの種類ごとの特徴と装用時間の傾向

レンズの種類特徴装用時間の傾向
ワンデー毎日新しいレンズを使う。手間が少なく清潔比較的短め(約12〜14時間)
2ウィーク/マンスリー毎日ケアが必要。コスパは良いが衛生管理が重要標準的(約12〜16時間)
ハードレンズ長期間使える。慣れると快適で酸素透過性が高い比較的長め(約14〜16時間)

このように、レンズのタイプによって「目にどれくらいの時間負担をかけずに装用できるか」が少しずつ違ってきます。自分の装用スタイルや生活環境に合ったタイプを選ぶことで、より快適なコンタクト生活が実現できます。

終日装用タイプと連続装用の注意点

コンタクトレンズの中には、「終日装用」や「連続装用」と表記されたタイプもあります。これは名前の印象から「つけっぱなしでもOK」と思われがちですが、実は使い方にしっかりルールがあります。

▼「終日装用」「連続装用」の誤解と正しい意味

表記されている言葉よくある誤解実際の意味と注意点
終日装用24時間つけっぱなしでOK朝から夜まで活動中の装用を想定。就寝前には必ず外すのが基本
連続装用寝てもつけっぱなしで問題ない医師の管理のもとでのみ可能。感染リスクが高く、一般的には非推奨

終日装用とは「1日の活動時間中は外さずに使える」という意味で、就寝時は外すのが前提です。一方、連続装用タイプは、寝るときもつけたままでOKな設計ですが、これは医師の管理下でのみ使うことが推奨されています。

連続装用は便利に思える反面、感染リスクや角膜のトラブルが起きやすくなるというデメリットも。実際には、多くの人にとって“寝る前に外す”のがもっとも安全で確実な使い方です。

名称だけで判断せず、製品ごとの正しい意味を理解することが、目の健康を守るうえでとても大切です。

メーカーの装用時間表示はどう読むべき?

コンタクトレンズのパッケージや説明書には、「装用時間」や「使用期間」の情報が書かれています。ただ、初めての人にとっては、どこをどう読めばいいのか迷ってしまうこともありますよね。

▼装用時間の表示で注目すべきポイント

  • 「1日使い捨て」や「2週間交換」などの表記があるか
  • 「終日装用」「連続装用可」などのキーワードの意味
  • 注意書きに「目の状態により異なる」と書かれているか
  • 「酸素透過性」「含水率」など目に優しい設計かどうか

これらの情報は、そのレンズがどのくらい安全に使えるかの目安になりますが、「書かれている=自分に合う」わけではありません。たとえば、“終日装用”と書かれていても、目が乾きやすい人には向かないケースもあります。

大事なのは、メーカー表示を“基準”として捉え、自分の体感と照らし合わせながら判断すること。不安なときは眼科や販売スタッフに相談するのも良い選択です。

長時間装用になりがちな人のための工夫

「1日中つけっぱなし」「気づいたら外すタイミングがない」——そんな状況に心当たりがある方も多いのではないでしょうか。仕事や移動、デジタル作業が多い現代では、コンタクトを長時間装用してしまうのは決して珍しいことではありません。

ここでは、どうしても長時間になりがちな人でも、目にやさしくコンタクトを使い続けるためのちょっとした工夫をご紹介します。

仕事や通勤で外せない人の対策

仕事中や通勤時は、コンタクトを外す時間がなかなか取れませんよね。特にフルタイム勤務や出張などが多い人にとっては、毎日10時間以上つけっぱなしが当たり前というケースも。

そんなときは、小さな工夫の積み重ねが目の負担をやわらげてくれます。

▼働きながら目を労わる工夫

シーンおすすめの対策
昼休みや休憩時間5〜10分でも目を閉じて休ませる
外出・移動中保湿目薬や使い捨てアイマスクを携帯
長時間の会議や作業中メガネにかけ替える時間を意識して作る
レンズが乾きやすい環境時加湿器・卓上ミスト・水分補給などで乾燥対策

時間に余裕がなくても、「目をつぶる」「目薬をさす」「一時的にメガネに変える」など、数分のケアでも負担は軽減されます。少しの意識でコンタクト生活がもっと快適になりますよ。

在宅時・休日はメガネを使う習慣を

家で過ごすときまで、なんとなくコンタクトをつけていませんか?外出しない日は、目を休める絶好のチャンス。「今日はメガネで過ごす日」と決めておくことが、目の健康を守るひとつのコツです。

▼メガネに切り替えるタイミングの例

  • 朝の準備〜リモート会議前までの時間
  • 帰宅後、夕飯やリラックスタイムに入る前
  • 休日の午前中や、夜の読書タイムなど

特に在宅勤務が増えている今、メガネとコンタクトを上手に使い分けるスタイルはとてもおすすめです。視力矯正はしっかりできて、なおかつ目に負担をかけない選択肢があることで、気持ちもラクになります。

スマホやパソコン使用時の注意点

スマホやパソコンを長時間使っていると、目がシパシパしたり、レンズがくっつくような感覚が出てきませんか?これはブルーライトや画面の凝視によってまばたきが減ることで、レンズが乾燥しやすくなるためです。

▼デジタル作業時に気をつけたいポイント

  • 画面から目を離す「20-20-20ルール(※)」を実践する
  • 画面の明るさや文字サイズを調整する
  • 空調の風が直接目に当たらないようにする
  • 目が疲れたら一時的にメガネに切り替える

(※)20分に1回、20フィート(約6m)先を20秒見つめて目を休ませる方法。これは米国眼科学会でも推奨されている目のセルフケア方法のひとつ。

スマホやPCは日常の必需品だからこそ、コンタクトとセットで「目の休憩」もセットにする意識が大切です。ちょっとした調整だけでも、目の疲れや乾きが変わってくるのを実感できるはずですよ。

正しいコンタクトレンズの使い方

コンタクトレンズはとても便利なアイテムですが、正しく使わなければ目に負担をかけてしまうことも。ここでは、コンタクトを安全・快適に使い続けるために欠かせない使い方の基本を3つに分けてお伝えします。

装用時間を守る

コンタクトを長く使いすぎると、知らず知らずのうちに目が疲れたり、乾燥が進んでトラブルの原因になります。だからこそ、決めた時間で外すことを習慣にするのが大切です。

▼装用時間を守るための小さな工夫

  • 出かける前に「外す時間」を決めておく
  • スマホでアラームやリマインダーをセットする
  • 疲れや違和感が出る前に外す意識を持つ

コンタクトは“見え方”だけでなく、“使い方”がとても重要です。つける時間を意識することが、目の健康を守る第一歩になります。

正しくケアして清潔を保つ

再利用タイプのコンタクトは、毎日のケアが命。手を抜いてしまうと、汚れや雑菌が目に入って炎症を引き起こすリスクがあります。きれいなレンズを保つことは、自分の目を守ることにつながります。

▼清潔に使うための基本のポイント

ケア項目実践したい内容
手洗いレンズを触る前は必ず石けんで手を洗う
洗浄毎晩、レンズ専用の洗浄液でこすり洗いをする
保存レンズケースに新しい液を入れて保管する
ケースの管理ケースも1〜3か月ごとに交換し、清潔を保つ

特別な道具がなくても、正しい手順で丁寧にケアするだけで清潔度は変わります。ルーティン化すれば手間も感じにくくなるので、今日からぜひ習慣にしてみてください。

異常を感じたらすぐに使用を中止する

「ちょっとゴロゴロするけど大丈夫かな?」「少し赤いけど、いつものことかも」——
そんなふうに、違和感をそのままにしていませんか?コンタクトをしていると、目からのサインに気づきにくくなることがあります。

▼すぐに外したほうがよいサイン

  • 目が痛い・しみる
  • 充血やかすみが続く
  • レンズが見えにくくなった
  • 装着中に強い違和感がある

こうした症状があるときは、無理せずすぐにレンズを外し、必要に応じて眼科を受診しましょう。「そのうち治るかな」と放置することで、炎症や傷を悪化させてしまうケースも少なくありません。

自分の目の状態を過信せず、異常があったら一度立ち止まる勇気も、正しい使い方のひとつです。

まとめ

コンタクトレンズを快適に使い続けるためには、装用時間の目安を知るだけでなく、自分の目の状態や生活スタイルに合わせた使い方を心がけることが大切です。レンズの種類ごとの特徴や装用ルールを正しく理解し、必要に応じてメガネと使い分けながら、目を休ませる時間をつくることも効果的です。

また、長時間の装用が避けられない場合でも、ちょっとしたケアや工夫で目の負担を軽減することができます。装用時間を守る、毎日のケアを怠らない、異常を感じたらすぐに使用を中止する——この3つの基本を守るだけで、目の健康は大きく変わります。

コンタクトは便利な反面、目に直接触れるものだからこそ、使い方次第でトラブルを防ぐことができます。自分の目と上手につき合いながら、安心して快適なコンタクトライフを送りましょう。

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