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老眼用のコンタクトレンズはある?遠近両用コンタクトの特徴・選び方をやさしく解説

LaserWin株式会社丨メディア事業部

LaserWin株式会社は、眼科向けのレーザー手術機器を提供しています。 オウンドメディア「ミエルネ」では、視力矯正に役立つコラムを発信。 メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、信頼できる記事を読者にお届けします。

「老眼になったら、もうコンタクトは使えないの?」そんなふうに感じている方もいるかもしれません。でもご安心ください。老眼に対応したコンタクトレンズは、ちゃんとあります。

最近では、遠くも近くも見やすく設計された「遠近両用コンタクトレンズ」が登場し、メガネに頼らず快適に過ごしている方も増えています。とはいえ、「本当に見えるの?」「どれを選べばいいの?」と、不安に思うこともありますよね。

この記事では、老眼用コンタクトレンズの基本から見え方の特徴、選び方や購入方法までを、初めての方にもわかりやすくやさしく解説しています。コンタクトで老眼をどうサポートできるのか、一緒に確認していきましょう。

老眼用コンタクトレンズってどんなもの?

老眼が進むと近くの文字が見づらくなり、メガネだけでは不便を感じることもあります。そんなときに選択肢となるのが「老眼用コンタクトレンズ」。

ここでは、その基本的なしくみや種類、メガネとの違いについてやさしく解説していきます。

遠近両用コンタクトのしくみをやさしく解説

老眼用コンタクトは、遠くと近くの両方にピントが合うように設計された多焦点レンズです。特に一般的なのが「同時視タイプ」と呼ばれる仕組みで、1枚のレンズ内に複数の度数が配置されており、目や脳が自動的に適切な焦点を選びます。

▼遠近両用コンタクトの主な設計タイプ

設計タイプ特徴
同時視タイプ遠近の度数を同時に配置し、脳がピントを調整する
交代視タイプ視線を変えることで、見たいものに合わせてレンズの異なる度数部分を使うタイプ(主にハードレンズで採用)

このように、老眼用コンタクトは単なる度数の調整ではなく、「ピントを切り替える機能」を備えた設計が特徴です。慣れるまでに個人差はありますが、しくみを理解しておくと使い始めの違和感も軽減しやすくなります。

ソフトとハード、どちらがいい?使い心地を比較

老眼用コンタクトには、ソフトタイプとハードタイプの2種類があり、それぞれ装用感や視界の安定性などに違いがあります。

▼ソフト・ハードコンタクトの比較

比較項目ソフトコンタクトハードコンタクト
装用感柔らかく違和感が少ない初めは異物感があることも
取り扱い初心者にも扱いやすい装着や手入れに慣れが必要
視界の安定性動きによるズレが生じやすい位置が安定しやすく見え方がシャープ
酸素透過性製品により差がある優れている

使いやすさを重視するならソフト、クリアな視界や乱視補正を求めるならハードが向いています。選ぶ際は、快適さと視力補正のバランスをどう取りたいかがポイントになります。

メガネとどう違う?それぞれのメリット・デメリット

老眼対策としては、コンタクトのほかに遠近両用メガネも一般的です。どちらにも利点があり、目的や生活スタイルによって使い分けるのが理想的です。

▼遠近両用コンタクトとメガネの違い

比較項目コンタクトレンズメガネ
視界の広さ視線に制限がなく自然に見えるレンズの範囲によって制限される
見た目装着しても外見に変化なし顔の印象が変わることも
装用の快適さ装着時に乾燥や違和感を感じやすい長時間でも安定して使える
使用シーンスポーツ・外出に便利デスクワークや読書に向いている

コンタクトは視野が広く、見た目も自然なのが魅力。一方メガネは手軽で、目に負担をかけにくいという良さがあります。両方を使い分けることで、より快適な見え方が実現できるでしょう。

遠近両用コンタクトの見え方と使い始めのポイント

初めて遠近両用コンタクトを使うと、「ちゃんと見えるのかな?」「使いこなせるか不安…」と感じる方も少なくありません。

ここでは、遠近両用コンタクトならではの見え方の特徴や、使い始めに意識したいポイントについて解説します。

見え方の特徴と慣れるまでの期間

遠近両用コンタクトの見え方は、一般的な単焦点レンズとはやや異なります。遠く用と近く用の度数が同時にレンズ内に配置されているため、最初は「ピントが合いにくい」「視界がボヤける」と感じることもあります。

▼慣れるまでに感じやすい違和感

  • 近くと遠くの切り替えに時間がかかる
  • 細かい文字が読みづらく感じることがある
  • 夜間や暗所では見づらさを感じることもある

これらは、脳が複数の度数の中から適切なピントを選び取る作業に慣れていないために起こる一時的な現象です。

慣れるまでの期間は、ソフトレンズの場合は約1週間、ハードレンズでは約2週間が一般的です。早い方では2〜3日で慣れる場合もありますが、個人差があります。無理をせず、短時間の装用から少しずつ時間を延ばすといった工夫も効果的です。

遠近両用コンタクトの見え方は、最初に戸惑うことがあっても、「脳と目の連携」が整ってくると自然に感じられるようになります。焦らずゆっくり慣れていくことが、スムーズな移行のコツです。

トラブルを防ぐために知っておきたい使い方のコツ

遠近両用コンタクトを快適に使い続けるには、使い方の基本をしっかり押さえておくことが大切です。慣れるまでに見え方が安定しないこともありますが、装用方法やケアに気をつけるだけでトラブルは大きく減らせます。

▼遠近両用コンタクトの使用時のポイント

  • 初めは1日2〜3時間程度から装用する
  • 目の乾きを感じたらすぐに外す・点眼する
  • 決められた装用時間を超えないようにする
  • 定期的に眼科でチェックを受ける

特に「装用時間を守ること」と「装着中の違和感を放置しないこと」は大切です。視界のゆがみや痛みなどがある場合は無理せず外し、眼科で相談しましょう。

正しい使い方を知っておくことで、トラブルを未然に防ぎ、より快適な視生活を送ることができます。

向き・不向きがある?使用前に考えておきたいこと

遠近両用コンタクトは便利ですが、すべての人に必ずしも最適というわけではありません。レンズの特性や生活スタイルによって、向いている人・向いていない人がいます。

▼遠近両用コンタクトが向いている/向いていない人の特徴

向いている人向いていない人
・外出が多くメガネの着脱が面倒な人
・スポーツやアクティブな生活をしている人
・初期の老眼で度数差が小さい人
・細かい作業が多く、視界の切り替えが頻繁な人
・遠近の見え方に強いこだわりがある人
・目の乾きや疲れを感じやすい人

もし迷う場合は、眼科で試用レンズを装着してみて、実際の見え方や違和感の有無を確認するのがおすすめです。合わなかった場合でも、無理に使い続ける必要はありません。

大切なのは、「自分に合った視力矯正法を見つける」こと。遠近両用コンタクトも、その一つの選択肢として柔軟に考えるとよいでしょう。

自分に合った老眼用コンタクトを選ぶには?

遠近両用コンタクトを使ってみたいと思っても、「自分にはどれが合うんだろう?」と迷う方は多いものです。

ここでは、ライフスタイルや目の状態に合ったレンズを選ぶための考え方や、初めての人でも失敗しにくい選び方のコツをお伝えします。

自分に合うレンズを見つけるための考え方

老眼用コンタクトは種類も設計もさまざまで、万人に共通の「正解」はありません。選ぶ際は、まず自分の生活や視力の悩みに目を向けることが大切です。

▼ライフスタイル別・レンズ選びのヒント

ライフスタイル向いているコンタクトの特徴
デスクワーク中心近くが見やすい設計、疲れ目軽減タイプ
外出が多い・運転が多い遠くがクリアに見える設計、視界の広さ重視
スポーツや活動量が多いズレにくいソフトタイプ、長時間装用OK
乾燥が気になる高酸素透過性タイプ、保湿設計あり

自分が「いつ・どこで・どの距離をよく見るか」を整理すると、必要な機能が見えてきます。あれこれ迷うより、生活にフィットする条件を明確にすることが重要です。

初めての人に知ってほしい選び方のコツ

遠近両用コンタクトが初めてという方は、いきなり高価なレンズや長期間タイプを選ばないことがポイントです。まずはお試しから始めて、自分の目や生活に合うか確かめるのが安心です。

▼はじめての人向け・選び方のコツ

  • 試用レンズを使ってから購入を決める
  • ソフトタイプから始めると慣れやすい
  • 最初は1dayタイプで装着感を確認する
  • 無理せず短時間から使い始める

特に「1dayタイプを使ってみる」のはおすすめ。装用感や視界の変化に慣れやすく、ケアの負担もありません。毎日新しいレンズを使用するため常に清潔です。初めてでもストレスを感じにくいため、継続しやすくなります。

処方・試用・相談までの流れ

老眼用コンタクトは、安全のため眼科での処方を受けることが推奨されます。法律上は処方箋なしでも購入可能ですが、自己判断で選ぶと視力に合わず、疲れやトラブルの原因になるリスクがあります。

▼老眼用コンタクトの基本的なステップ

  1. 眼科で視力測定と問診を受ける
  2. 使用目的や生活スタイルを医師に伝える
  3. 試用レンズで見え方・装用感をチェック
  4. 問題なければ処方・購入へ進む
  5. 定期検診で状態を確認しながら継続利用

このように、プロのアドバイスを受けながら、無理なく・安全に自分に合うレンズを選ぶプロセスを踏むことが、後悔しない選択に繋がります。

どこで買える?老眼用コンタクトの購入方法と選び方のコツ

老眼用コンタクトを手に入れるには、眼科、コンタクト専門店、ネット通販など、いくつかの購入ルートがあります。ここでは、自分に合った購入方法を選ぶためのヒントをお伝えします。

ネット・店舗・眼科…購入先ごとの特徴

老眼用コンタクトの購入先は、「眼科」「店舗型のコンタクト販売店」「オンラインショップ」の3つが代表的です。それぞれの特徴を把握しておくことで、安心して選ぶことができます。

▼主な購入先と特徴の比較

購入先特徴向いている人
眼科処方・フィッティング・定期検診が一括でできる・初めての人
・安全性を重視したい人
店舗(専門店・量販店)その場で在庫を見ながら選べる。スタッフの対応もあり・相談しながら選びたい人
・対面で安心したい人
ネット通販手軽で価格が安い。継続購入がラク・処方済みで使い慣れている人
・コストを抑えたい人

それぞれの強みを理解しておけば、「最初は眼科で、慣れてきたら通販で継続購入」など柔軟に使い分けることも可能です。

まずはお試し!トライアルレンズの活用

遠近両用コンタクトは、見え方に慣れが必要な製品です。そのため、いきなり本数の多い製品を買うのではなく、「トライアルレンズ(お試し用)」から始めるのが安心です。

▼トライアルレンズ活用のメリット

  • 装着感や見え方を事前に確認できる
  • 自分に合わなければ変更や中止ができる
  • 複数メーカーを比較して選べる
  • 医師のアドバイスを受けながら試せる

トライアルは主に眼科や一部のコンタクト販売店で提供されており、費用がかからない場合もあります。メーカーごとに見え方のクセがあるため、複数を試して比較することで、自分に合った1枚に出会いやすくなります。

通販で買うときに気をつけたいポイント

すでに処方されたコンタクトを使ったことがある人にとって、ネット通販は価格も手軽さも魅力的な選択肢です。ただし、自己判断で購入するのはリスクもあるため、いくつかの注意点を確認しておきましょう。

▼ネット通販で失敗しないためのポイント

  • 処方箋の内容と一致した製品を選ぶ
  • 見慣れない格安サイトは避け、信頼できる店を利用する
  • 定期的に眼科での視力チェックを受ける
  • 商品レビューよりも、眼科のアドバイスを優先する

また、ネット購入ではフィッティングや装用相談ができないため、「見え方が合わない」「乾きや違和感がある」などの問題にすぐ対処できないこともあります。

価格だけで判断せず、継続利用するなら「眼科と併用して通販を利用する」など、バランスの取れた方法が理想的です。

まとめ

老眼が気になり始めたとき、遠近両用コンタクトレンズはメガネに代わる便利な選択肢となります。レンズの仕組みや種類、見え方の特徴を正しく理解することで、慣れるまでの不安も軽減できるでしょう。

自分に合うレンズを見つけるには、ライフスタイルや目の状態に合わせて選ぶことが大切です。初めての方は、まず眼科で相談し、試用レンズから始めるのが安心。慣れてきたら購入方法も柔軟に選べるようになり、より快適な見え方が実現できます。

無理に我慢するのではなく、「見えづらさ」に気づいたときが、視力ケアを見直す良いタイミングです。自分にとって心地よい方法を選び、これからの毎日をより快適に過ごしていきましょう。

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