阿蘇の炉端焼きで郷土料理を堪能。囲炉裏の炭火が香る高森田楽と地鶏焼きの名店

阿蘇へ出かけるなら、せっかくだからこの土地ならではの食事を味わいたいものです。ただ「阿蘇の炉端焼き」と調べても、どんな料理で、どこに行けばいいのか分かりにくいと感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、囲炉裏の炭火で焼く高森田楽の魅力と歴史を紹介します。あわせて、古民家の雰囲気や地鶏の炭火焼きが楽しめる高森町の4軒を、営業時間などの基本情報とともにお届けします。

目次

阿蘇の炉端焼きと高森田楽。囲炉裏で受け継がれる食文化を知る

阿蘇で炉端焼きを味わうなら、高森町に伝わる囲炉裏の郷土料理は外せません。まずは炭火と味噌が生む味わいを知り、そのうえで料理が育まれてきた背景を見ていきましょう。

炭火と秘伝の味噌が引き出す、この土地ならではの味わい

囲炉裏の炭火で味噌をじっくり焦がすと、香ばしい匂いがふわりと立ちのぼります。焼き加減を見ながら串を手に取る時間も、阿蘇の炉端焼きならではの楽しみです。

▼阿蘇の囲炉裏料理の味わいポイント

項目内容
火囲炉裏の炭火
味噌山椒や柚子などの薬味を使った味噌
主な食材鶴の子芋・豆腐・こんにゃく・ヤマメ
食べ方味噌を焦がしながら熱々を味わう
地鶏料理炭火でじっくり焼く定食

素朴な食材に香ばしい味噌が重なり、シンプルなのに箸が止まらなくなります。味噌の配合や薬味は店ごとに異なり、季節で味噌を替えるお店もあります。何軒か食べ歩くと、同じ田楽でも表情が違う面白さに気づけるはずです。

炭火の香りと味噌のコクを軸に、阿蘇の味を楽しめるのが高森の囲炉裏料理です。

高森田楽とは。700年以上受け継がれる阿蘇の郷土料理

高森田楽は、阿蘇郡高森町で長く親しまれてきた郷土料理です。串に刺した食材に味噌を塗り、囲炉裏の炭火で焼いて味わいます。

▼高森田楽のあゆみ

時期できごと
約700年前上色見のお寺の建立を田楽で祝ったとされる
昭和28年水害で鶴の子芋農家が存続の危機に
その後住民13名が田楽祭りを始める
現在常設の店で郷土料理として継承

田楽に欠かせない鶴の子芋は里芋の一種で、阿蘇の火山灰土で育ちます。この地方でしか採れず、地元の田楽の店に欠かせない希少な食材です。起源には諸説あり、約250年前に旅先の味を里芋に応用したという伝承も残っています。

いずれにしても、地域の暮らしと囲炉裏端の団らんに根づいてきた料理だと分かります。

古民家の囲炉裏で味わう、高森田楽と地鶏炭火焼きの名店

ここからは、高森町で囲炉裏の炭火料理を楽しめる4軒を紹介します。田楽を主役にしたお店から、地鶏の炭火焼きが人気のお店まで、旅の予定に合わせて選んでみてください。

高森田楽の里|築200年の茅葺き古民家で山椒味噌と柚子味噌を選べる田楽定食

高森田楽の里は、築200年以上の母屋と茅葺き屋根が迎えてくれる郷土料理店です。

囲炉裏を囲んで炭火で焼く田楽定食では、山椒味噌と柚子味噌の素朴な味わいを楽しめます。季節ごとに替わる味噌もあり、訪れるたびに違う顔に出会えます。

串は1本から注文できるので、少しずつ試したい方にも向いています。家族連れや友人同士の食事、旅の合間の休憩にもぴったりです。野鳥のさえずりが響く広い庭園で、ゆったり過ごせる一軒です。

▼高森田楽の里の基本情報

項目内容
所在地熊本県阿蘇郡高森町大字高森2685-2
電話番号0967-62-1899
営業時間■夏時間(3月中旬〜11月)
・平日11:00〜19:00受付終了
・土日祝10:00〜19:00受付終了
■冬時間(12月〜3月中旬)
・平日11:00〜18:00受付終了
・土日祝10:00〜18:30受付終了
※年末年始・GWは別途案内
定休日無休
駐車場あり
公式サイトhttps://www.dengakunosato.com/

高森田楽村|根子岳を望む囲炉裏で鶴の子芋と秘伝味噌を焦がしながら味わう

高森田楽村は、阿蘇五岳のひとつ根子岳のふもとにある食事処です。囲炉裏を囲み、鶴の子芋や豆腐に秘伝の味噌を塗って、焦がしながら味わいます。

田楽のほか、阿蘇のあか牛の炭火焼や地鶏の定食も用意されているので、同行者の好みが分かれても安心です。山並みを眺めながらの食事は、ドライブ途中のランチにも、ゆっくりした休日の食事にも合います。

田楽の香ばしさと阿蘇の景色を、一度に楽しめるお店です。

▼高森田楽村の基本情報

項目内容
所在地熊本県阿蘇郡高森町上色見814-2
電話番号0967-62-1327
営業時間11:00〜17:00(16:00オーダーストップ・以後は要予約)
定休日不定休
駐車場あり
公式サイトhttp://dengakumura.com/

高森田楽保存会|囲炉裏を囲んで味わう、うまみたっぷりの味噌だれの田楽

高森田楽保存会は、田楽の文化を守り伝えてきた、元祖として知られる郷土料理店です。築150年を超える明治の風情が残る座敷で、囲炉裏を囲みながら田楽をいただけます。

ヤマメや豆腐、鶴の子芋などを味噌だれで焼く定番のほか、ジューシーな生揚げも人気です。会話を楽しみながらゆっくり焼くスタイルなので、家族や友人、大切な人との食事にも向いています。

味噌のうまみと囲炉裏の温もりを、じっくり味わえる一軒です。

▼高森田楽保存会の基本情報

項目内容
所在地熊本県阿蘇郡高森町上色見2639
電話番号0967-62-0234(電話対応は10:00〜16:00)
営業時間11:00〜15:00(14:30ラストオーダー)
定休日毎週火曜日、水曜日
駐車場あり(団体予約可)
公式サイトhttps://dengaku-hozonkai.com/

らくだ山|自分で焼くスタイルで味わう、炭火焼き地鶏の定食

らくだ山は、板張りの店内に囲炉裏を構えた、山小屋のような雰囲気の炭火焼き地鶏の店です。壁に飾られたのこぎりは、初代店主が製材所を営んでいた頃に実際に使っていたものです。

自分で焼くスタイルで、炭火の香りをまとった地鶏を好みの焼き加減で味わえます。田楽の素朴な味わいとは違い、がっつり肉を食べたい日にぴったりです。

昔懐かしい空間で、炭火焼きの旨みを存分に楽しめます。

▼らくだ山の基本情報

項目内容
所在地熊本県阿蘇郡高森町高森2693-4
電話番号0967-62-0084
営業時間平日11:00〜16:00・土日祝10:30〜16:00(いずれも受付終了)
定休日毎週水曜日(祝日は営業)
駐車場あり(30台)
公式サイトhttps://rakudayama.com/

まとめ

阿蘇の炉端焼きの魅力は、囲炉裏の炭火と味噌の香ばしさ、そして長く受け継がれてきた郷土料理の背景にあります。鶴の子芋や豆腐、ヤマメなどを味噌で焦がしながら味わう高森田楽は、素朴でありながら旅の記憶に残る一皿です。

今回紹介した4軒は、茅葺きの古民家、根子岳を望む景色、田楽の文化を守る座敷、山小屋のような地鶏の店と、それぞれ雰囲気が異なります。同行者の好みや旅の予定に合わせて選べば、満足度の高い食事になるはずです。

囲炉裏端のぬくもりを感じる時間を、ぜひ阿蘇の旅に加えてみてください。

※訪問の際は最新の営業情報を、各スポットの公式サイトやSNSで事前にご確認ください。

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この記事を書いた人

先進会眼科 福岡飯塚(岡眼科クリニック)のオウンドメディア「ミエルネ」では、「見える感動」をテーマに視力に関連した情報を発信しています。
メディア編集長は薬機法・医療法のYMAA個人認証マーク資格を取得しており、先進会眼科の執筆協力を得ながら信頼できる記事を読者にお届けします。

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